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風力発電の落とし穴

2013年03月29日 | ひとりごと
秋田市の向浜の国道7号線の新バイパスを走っていると、
旧秋田空港跡地の向かい側にでかい風車が点在してるのが目立つ。
今流行のクリーンエネルギーとしての風力発電。
設置されたのは結構古いよね。

でもね。

6機くらいまばらにあるけど、稼働してるのは1、2機しか見たことない。
全機フル稼働することってあるの?

秋田は風が強いと言ってるけど、それは冬場だけのことじゃない?
沿岸に設置して潮風で風車が錆びてトラブルということはないの?
どこかで風車の支柱が折れて数十トンの風車が落下した事故もあったよね。
11年は大丈夫と言われたやつが数年で腐食。
そもそも風車を開発してる外国では山に設置するためのものを開発してて、
日本のような周りが海という島国向けじゃないという話もあるようだし。

秋田県地球温暖化防止活動推進センター
NPO法人 環境あきた県民フォーラム
っていうところで
「風の王国プロジェクト」と銘打って、秋田県の沿岸と大潟村に1000基規模の
大型風車を建設しようとしてるようだ。
海岸線沿いにずらっと風車を並べようというものらしいけどね。

風車は燃料が風なので燃料代がかからないという単純なことだけじゃないようで。

風車の回転による低周波が人体に害をもたらすとか、バードストライクと
呼ばれる鳥がぶつかる被害、風が止まった場合にどうなるかとか、
様々な問題をかかえることにもなる。
なにより、コスト的にどうなのか。

投資を募って助成金で10年ほどで費用をペイできるとは言うものの、
助成金が出なければ20年はかかるようで、風車の対応年数は20年ほど。
でも倒れた風車の対応年数は11年って言ってたはず。
しかも風車の設置場所が民家から遠いとなれば、そこまでの送電するための
設備費用だの、風が止まった場合のための予備の火力などの発電設備を
設けなければならないとか。
予備で常時稼働しない発電所はいざ稼働するときには従来以上に金も時間もかかる。

アメリカの学者の試算では従来の石炭火力と同等以上、ガス火力の3倍ほどの
コストがかかると。

クリーンエネルギーのために電気料金を3倍にされてもなぁ。


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