右側通行

小学校の交通安全の会で話題になっていたこと。

学校が終わって、学校の裏手にある児童館に行く児童が数名いる。
その道路の通行についてのこと。



子ども達は一列になって理路整然と小路を通って行くらしいが。
その児童たちに口うるさい住民が
「右側を歩きなさい」
と注意するじいさんがいると。

学校を出て左に曲がり、左に曲がりを繰り返して児童館まで行く。
そうすると、反時計方向に進むということで、左を歩いた方が
近いし道路を横断することもなく安全ではないのかと。
右側を歩行するとなると、児童館までは道路を５回横断することになる。
左側を歩くと、一度も道路を横断する必要はない。

果たしてどちらが安全なのか。

完全に車道と歩道が分けれてるのなら、間違いなく左側を通行したほうが
安全だろう。
しかし、子ども達に
「歩行者は右側通行」
と教えてる。

「右側を歩け」と注意するじいさんは、昔、小学校の校長も勤めた方。
「指導」という点では子ども達が左を歩いた方が安全に児童館に行ける
ということはわかるはずもなく。
帰宅風景だとすれば「右側を歩け」というのは間違いじゃないし、
道路交通法に則ればそれが当然のこと。

難しい問題だよね。

仮に、学校から出て左に家があったとしても、一旦向かいの歩道に渡って、
自宅前でまた横断する？
横断歩道が右にあった場合はどうするんだ？
右に行って横断歩道を渡って右側歩いて自宅前に来ても、横断歩道がないなら
また戻る？
いつまでたっても家にたどり着けない・・・

道路交通法は「安全」のためにあるのだから、決まりを守ると逆に危ない
という場合だってあるはずで。
例外はあってしかるべきかと。

ただ、それを認めようとしない「うるせぇじじぃ」が・・・略