県内ニュース

「河辺に県内最大の工場計画」

県内の製材業者などでつくる秋田製材協同組合が、国の「農山漁村活性化プロジェクト支援交付金」を活用し、秋田市河辺戸島の七曲臨空港工業団地に、大型製材工場を建設する計画を進めている。

総事業費は約３０億円。ことし５月着工、２００９年７月に本格稼働を予定。工場の原木処理能力はフル生産で年間約１５万立方メートル。県内最大で、東北でも有数の工場となる。

従業員は８０人程度になる見込み。現在、県内の大規模製材工場の原木処理能力は年間３万立方メートルほどで、新工場の処理能力は、原木処理能力フル生産で年間約１５万立方メートル。

でかい工場ってことで国からの交付金が15億、県から2億7千万、秋田市、大仙市
からも助成ってことらしいけど。
それにしても従業員80名ほどの予定じゃ雇用促進問題に対してビビたるもんだな。
まぁ、それに付随した企業の活性化には繋がるのかもしれないけど。

ただね、また七曲かよと。
あの山奥側に工業団地作って県外企業の誘致を促進して、どこもみんな撤退。
そこをなんとか活用しようという県の目論見が見えそうな気もするが。

そんで同じ日の記事にこれかよと。

「０７年の県内住宅着工、平成で最少」

２００７年の県内の新設住宅着工戸数は６０５８戸で、前年から１７・１％減少し３年ぶりに前年を下回った。平成に入ってから最少。秋田市でマンション建築ラッシュとなった０５、０６年の反動が出た。

全国のニュースでも住宅建設が落ち込んでると言ってた。
耐震強度偽装などで法律や検査が厳しくなって、建築許可もなかなか下りない。
そんなことが原因で住宅建設件数が低迷してるらしいって。

住宅建築が落ち込んでる中で住宅用の木材加工工場を大規模で造るのかぁ。
手抜き住宅で秋田がバッシングされてた経緯もあったしなぁ。
今後のことをきちんと見通してプロジェクト立ててるんだと信じたいけど。