みなさん、こんにちは。
ハッと気付けば前回の更新からもうはや一月…
慌てて何か記事をUPしなくては…と考えたところ…
最近読んだ漫画でとっても面白かった、
「度胸星」 山田芳裕 全4巻
が思い浮かびました。
ただ最初にお知らせしておきたいと思うのですが、
このマンガ、とっても面白いんですが<未完>であります…
正直ブログでお薦めマンガとしてご紹介するのに、<未完>はどうかな~とも思ったんですが…
補って余りあるほど面白いので…ご紹介させていただきます。
山田芳裕さんと言えば、くまは「へうげもの」しか読んだことがなかったんですが、
戦国時代が舞台の「へうげ」とは趣が異なって、こちらは、
<人類初の有人火星探査隊>
と、火星で消息を絶ったその探査隊の救出に向かう為のクルーに選抜されようと、
<救助隊に志願した地球の若者たち>
の、二つの物語が並行して語られる、という形のSFです。
簡単にストーリーをご説明いたしますと、
「人類初の有人火星探査の記念すべき第一歩を、宇宙飛行士<スチュワート>が踏み出したその直後、
彼一人と幾ばくかの機材を残して、他のクルーの乗った着陸船や母船は諸共に、
謎の物体<テセラック>に破壊されてしまう…!!
一方地球では、突然通信の途絶えた火星探索チームの救出と原因究明のため、
火星への有人ミッションのクルーが、全世界から募集されることになった。
伝説のトラック野郎を父に持つトラッカー<三河度胸>は、
年齢、性別、国籍等問わず、広く募集するというアメリカ大統領のTV演説を観ながら、
亡くなった父の夢であった<火星まで荷を運べるトラッカー>になるべく、
その苛酷になるであろう試験に挑戦することを決意する…」
といったお話です。
謎の物体<テセラック>の正体は!?というSFな部分も面白いんですが、
このマンガの魅力は、何といってもキャラクターの魅力ではないかと思います。
主人公<三河度胸>は、一見温厚で内気なようにも見えるタイプなんですが、
実は内に秘めた信念を貫こうとする力というか…
まさに<クソ度胸>の持ち主でありますし、
主人公の良きライバルとして登場する<筑前智>も、
野心溢れる自信家で、一見陽気で単純な快楽主義者のように見えて、
かなりの策略家というか…陰の部分も持ち合わせた人物として描かれています。
他にも、同じく選抜試験を競い合う仲間として、
他人や周りの生き物の考えていることを感じ取れる能力に悩み、一切の生物のいない火星へ行こう、と志願した
<市原茶々>や、
やくざの息子で、ある体験から「所詮、人間の歴史は暴力の歴史だ」と思い至り、
組の将来のため、ビジネスチャンスを求めてミッションに参加した
<武田勇>、
「他に面白そうなことがなくて…」という理由で応募した、人生に冷めた天才少年
<石田友助>に、
共に物理学者でもある
<坂井輪利宏・光子>夫妻…
もう一つの物語の主人公としては、
火星での過酷な未知の脅威にたった一人立ち向かう宇宙飛行士
<スチュワート>…
と、様々に個性的な人物が沢山登場します。
そしてこれらの登場人物たちに共通して言えることは、
皆、胸の内に<熱いものを秘めている>ということです。
この全編を通して感じられる<熱さ>が、読んでいるこちら側にも伝わってきて、
「こういうところがこの作家さんは上手いな~」
って感心するんですが…
お話が絶好調に盛り上がったところでぷっつりと終わってしまってるんですよね~…
今山田さんは「へうげもの」で乗りに乗っておられるようですし、
なかなか難しいかもしれませんが…
いつの日にかこの続きを描いていただきたいものです…ホントに…
ところで蛇足なんですが、
この「度胸星」、登場人物の名前が、歴史上の人物を示唆するような名前なんですね~
<三河>は家康、<筑前>は秀吉でしょうし、<武田>と<石田>はそのままですし…
<市原茶々>はお市の方とお茶々の方からとったっぽいですし…
何かこういうところも読んでて楽しかったです
それでは。
ハッと気付けば前回の更新からもうはや一月…
慌てて何か記事をUPしなくては…と考えたところ…
最近読んだ漫画でとっても面白かった、
「度胸星」 山田芳裕 全4巻
が思い浮かびました。
ただ最初にお知らせしておきたいと思うのですが、
このマンガ、とっても面白いんですが<未完>であります…
正直ブログでお薦めマンガとしてご紹介するのに、<未完>はどうかな~とも思ったんですが…
補って余りあるほど面白いので…ご紹介させていただきます。
山田芳裕さんと言えば、くまは「へうげもの」しか読んだことがなかったんですが、
戦国時代が舞台の「へうげ」とは趣が異なって、こちらは、
<人類初の有人火星探査隊>
と、火星で消息を絶ったその探査隊の救出に向かう為のクルーに選抜されようと、
<救助隊に志願した地球の若者たち>
の、二つの物語が並行して語られる、という形のSFです。
簡単にストーリーをご説明いたしますと、
「人類初の有人火星探査の記念すべき第一歩を、宇宙飛行士<スチュワート>が踏み出したその直後、
彼一人と幾ばくかの機材を残して、他のクルーの乗った着陸船や母船は諸共に、
謎の物体<テセラック>に破壊されてしまう…!!
一方地球では、突然通信の途絶えた火星探索チームの救出と原因究明のため、
火星への有人ミッションのクルーが、全世界から募集されることになった。
伝説のトラック野郎を父に持つトラッカー<三河度胸>は、
年齢、性別、国籍等問わず、広く募集するというアメリカ大統領のTV演説を観ながら、
亡くなった父の夢であった<火星まで荷を運べるトラッカー>になるべく、
その苛酷になるであろう試験に挑戦することを決意する…」
といったお話です。
謎の物体<テセラック>の正体は!?というSFな部分も面白いんですが、
このマンガの魅力は、何といってもキャラクターの魅力ではないかと思います。
主人公<三河度胸>は、一見温厚で内気なようにも見えるタイプなんですが、
実は内に秘めた信念を貫こうとする力というか…
まさに<クソ度胸>の持ち主でありますし、
主人公の良きライバルとして登場する<筑前智>も、
野心溢れる自信家で、一見陽気で単純な快楽主義者のように見えて、
かなりの策略家というか…陰の部分も持ち合わせた人物として描かれています。
他にも、同じく選抜試験を競い合う仲間として、
他人や周りの生き物の考えていることを感じ取れる能力に悩み、一切の生物のいない火星へ行こう、と志願した
<市原茶々>や、
やくざの息子で、ある体験から「所詮、人間の歴史は暴力の歴史だ」と思い至り、
組の将来のため、ビジネスチャンスを求めてミッションに参加した
<武田勇>、
「他に面白そうなことがなくて…」という理由で応募した、人生に冷めた天才少年
<石田友助>に、
共に物理学者でもある
<坂井輪利宏・光子>夫妻…
もう一つの物語の主人公としては、
火星での過酷な未知の脅威にたった一人立ち向かう宇宙飛行士
<スチュワート>…
と、様々に個性的な人物が沢山登場します。
そしてこれらの登場人物たちに共通して言えることは、
皆、胸の内に<熱いものを秘めている>ということです。
この全編を通して感じられる<熱さ>が、読んでいるこちら側にも伝わってきて、
「こういうところがこの作家さんは上手いな~」
って感心するんですが…
お話が絶好調に盛り上がったところでぷっつりと終わってしまってるんですよね~…
今山田さんは「へうげもの」で乗りに乗っておられるようですし、
なかなか難しいかもしれませんが…
いつの日にかこの続きを描いていただきたいものです…ホントに…
ところで蛇足なんですが、
この「度胸星」、登場人物の名前が、歴史上の人物を示唆するような名前なんですね~
<三河>は家康、<筑前>は秀吉でしょうし、<武田>と<石田>はそのままですし…
<市原茶々>はお市の方とお茶々の方からとったっぽいですし…
何かこういうところも読んでて楽しかったです
それでは。
1ヶ月に一度か、もしくは2ヶ月に一度
道端に落ちておった100円玉を見っけるような~
そんな「くまちゃんのブログ」なのでやんす(笑)
100円玉…無くても「ああ~無いか」っと思い
100円玉…有ったら「おお~ラッキー」と喜ぶ
ま、ナニが言いたいのかといえば
「くまちゃんのペース」で十分に楽しめておる
満天どすっと言いたいわけで(ハハハハハハハ)
「へいげもの」は順調に新刊が出てますよね~
何時も本屋で見かけては悩んでおる作品です(笑)
このくまちゃんが読んだ「度胸星」
ソソルものがありますだ~
続き描いてくれんかの~一気に読んでみたいっす
>「くまちゃんのペース」で十分に楽しめておる
おぉ~~!!
満天さんにそんな風に仰っていただけるなんて…
ホントにありがたいことダス…
こうして温かいコメントをくださるお陰様で、何とか続いてるようなブログっすから…
どうぞ今後とも宜しくです!!
>「へうげもの」
このマンガもとってもお薦めで、先日お送りした<箱。に是非入れたかったんですが、家の旦那さんが珍しくお気に入りなマンガで…しょっちゅう読み返すものですから…
満天さんなら陶器のご趣味もお持ちですし、歴史ものもお好きじゃないかな?って思いますので、きっと気に入られると思うんですが…
今7巻まで出てましてまだ連載中ですが、
「<武>の天下取りの背後に、もう一つ、<数奇>の天下取りの攻防が繰り広げられていた…!!」
といった内容の、なかなかにエキサイティングなお話ですので…
機会が御座いましたら是非ご一読をお薦めします
「度胸星」も、少しネタばれになりますが、<超ひも理論>の話とか出てきますし、アッシとってもツボなのに…
イイところで終わってるので(読みようによってはキリのイイ終わり方なのかも知れませんが)ホント残念なんですよね~…
でも未完でも一読の価値のある名作だと思いますョ
>ハッと気付けば前回の更新からもうはや一月…
の一行に何やらデジャブ?
既視感やら親近感やらいろいろ感じます(笑)
「へうげもの」は前にブログで紹介してらっしゃいましたよね。
アレ以来BOなどで目には止まっているのですが、
実の所未だ未読です~∑(´□`;)
で、こちらのお話はSFっぽいですね~。
何となく時代物ばかり描かれてらっしゃるのかと思ってたのでちょっと意外です。
紹介文からとても面白そうな雰囲気が伝わってくるのですが、未完なのですね。
「とっても面白いのに、又はとっても好きなのに、未完なのよね~」
って私もあるんですが、未完は本当に読者泣かせです。
いろいろ事情はあるのでしょうが、是非とも終わってから次に行って欲しいです~。
と、ついつい愚痴になっちゃってごめんでした~。
コメレスが遅くなってすみません!!
>既視感やら親近感やらいろいろ感じます(笑)
えへへ~~アッシもです~~(笑)
お仲間がいるようでちょっぴり安心感もあったりして…
>私もあるんですが、未完は本当に読者泣かせです。
ホントにデス~…
アッシの「未完になってもしつこく続きを待ってるマンガ」は、
長岡良子さんの「断章」
美内すずえさんの「ガラスの仮面」
華不魅さんの「グラマラス・ゴシップ」
CLAMPの「X」とか…
今思い出しただけでも結構あります…
面白い本であればある程、諦めきれなくてやっかいですよね…(苦笑)
以前に「ドラえもん」の最終回を予想したサイトが話題になったことがありましたが(あ、「デスノート」でもありましたね!)…著作権とかイメージが壊れるとか…色々問題はあるんでしょうが…
もしもそんなサイトがあれば見てみたいな~なんても思っちゃいます…
……アッシこそ長々と愚痴っちゃってごめんダス~
随分続いて面白く読みました~(^o^)。
「ナルニア国物語」は(つる)さんの『ツボ』なんですよねー。
で、(山田芳裕)「度胸星」全4巻
(くま)さんのこの記事を読んで面白そうなんでネットで捜しました。
ら、私の予算内で収まる古本が無かったですー!(哀しい)。
そうこうしてるうちに「ナルニア国物語」話が始まり
(つる)さんと(くま)さんのやりとりを面白く読んでたら
読みたい熱もすっかり冷めてて、今頃の亀コメになったというワケ(笑)。
(くま)さんの蛇足で気づいたこと。
(山田芳裕)さんは「度胸星」で歴史上の人物を調べているうちに
「へうげもの」のお話に辿り着いて、今は「へうげもの」の方に
関心とか情熱が行ってしまったんでしょうねー。当分というか、
「度胸星」の続きは最低「へうげもの」が終わらないと描かない
だろうし、また、他のものに行ってしまうこともありうるし・・。
この二、三日は(上橋菜穂子)「獣の奏者」が来年教育テレビで
一年間放送されるのに刺激されて「獣の奏者」再読してました。
既にご存知かもしれないけど・・(^o^)。
(↓)「獣の奏者」の(武本糸会)さんのマンガ、絵
http://www.sirius.kodansha.co.jp/contents56.html
(↓)(上橋菜穂子)「獣の奏者」アニメ絵♪。
http://www.nhk.or.jp/etv50/detail.html#5
>しっかし、(つる)さんとの「ナルニア国物語」話は~
つるさんが博識でお話し上手でいらっしゃいますので、アッシも沢山お話出来て楽しかったです~♪
アッシも以前、tooruさんとつるさんのメールのやり取り集をtooruさんのサイトから拝見しましたが、お二人の掛け合いが面白くって!!しかも知らなかった興味深いお話なんかも伺えたので、とっても楽しかったのを覚えてます。
>私の予算内で収まる古本が無かったですー!(哀しい)。
それは残念でした~…
そうなんですよ…新版だとサイズはA4と大きくなってますが定価で一冊1200円くらいするんですよね…
旧版のB6サイズのものでも内容は変わらないそうなんですが、こちらは絶版になっていて品薄のようで…
そういう情報もちゃんと最初にUPしておけばよかったです…ホントにすみません!!
良かったらお貸し致しますんで仰ってくださいね。
>「度胸星」の続きは最低「へうげもの」が終わらないと描かないだろうし~
そうなんですよね~「へうげもの」も今とっても面白いですしまだまだ続きそうですし…
「へうげ」の続きも「度胸」の続きも両方読みたい…
山田先生が二人いらっしゃればいいのに…
なんて勝手なファンの妄想までしてしまいます…
>)「獣の奏者」が来年教育テレビで~
全然知らなかったです~~!!
いつもながら貴重な情報を教えていただいてありがとうございます!!
それに漫画化もされてるんですね~!!
早速今教えていただいたアドレスを覗いてきたんですが、絵も可愛くって好みです♪
来年のアニメもマンガの単行本も、両方楽しみですね~
アッシはここのところ風邪ひきで、本をあまり読めてなかったんですけど、「獣の奏者」再読熱、tooruさんからうつちゃったかも?です
「へうげもの」ももっと前から読みたいと思ってたが、青年ものは今頃 「夜王」 なんか読んでちゃそこにたどりつけるだろうか。
>SFでも熱血しているんですね
そうなんですよ。
アッシは山田さんの漫画って、まだ「へうげもの」と「度胸星」しか読んでないんですが、どちらも結構<熱血>な感じなので、もしかしたらこの方の作風なのかも…?
アッシは<熱血>好きなので、どっちも面白いと思うんですが…
ただホント惜しむらくは「度胸星」は<未完>なんですよね~…
ちょっと当分完結しそうにありませんが…
アッシ、「ガラスの仮面」も「断章」も…未完でも単行本を捨てずにず~っと待ってる気長な方なので、この「度胸星」もその<待つリスト>に加えようかと思ってます…
>「夜王」
ドラマにもなった人気作ですよね~!!
確かホストが主人公の…
こんな有名なマンガなのにアッシまだ未読です
結構、評判のマンガってまだまだ読めてないものですね。嬉しいような大変なような…?
「イイ夫婦の日」はくまちゃんのお誕生日。
だ、だよねっ!!!
優しい旦那サマとラブラブで素敵なお誕生日を
お過ごし下され~
*送りました!
ちゃんと届いたかな!?
(くま)さん「お誕生日おめでとう」♪(^o^)。
とっても覚え易い日デスよねー(^o^)。
(あこ)さんのカキコで思い出しました。
(あこ)さん、カキコありがとネ。
咋日は(惣領冬実)「チェーザレ」(6)と
「蟲師」(10)他をゲットしました。