みなさん、こんにちは
なんとか一月ぶりの更新に間に合いました、くまです。
今回のタイトルは「最近読んだ漫画」ということで、
簡単な感想を書いていきたいと思います。
まずは今日読んだばかりの
「竹光侍」7巻 松本大洋
今巻も物凄く面白かったです!!
いよいよお話も佳境となってきたようですが、何といっても薬種問屋での乱闘のシーン。
あの独特の絵がシブイです!!
そして思わず「くわ~~っこイイ~~!!」と唸ってしまいます(笑)
心優しく、普段は昼行燈のような男なのに実は剣豪!な主人公とか、
一匹の小さな鼠にだけ愛情の全てを注ぎ、あとのものは自分も含めてみな憎悪の対象であるかのような、
屈折した心を持つ男とか、
一国のお家騒動だとか、自分の中の剣に執り付かれる様な情動を戒めるゆえの「竹光」だとか…
悪く言えば「ベタ」なのかも知れませんが、
良く言えば「王道」!!と言うかまさに「活劇」!!って感じで、今次巻がとても楽しみな漫画の一つです
次はまだ上巻しか読んでないんですが、
「この世界の片隅に」上巻 こうの史代
この方の漫画は初めて読むんですが…
随分前に満天さんが「夕凪の街桜の国」のレヴューを書いておられたり、
tooruさんのところで教えていただいた漫棚通信さんでも記事になってたのを拝見したり、
ずっと気になってたのを先日古本屋さんで上巻だけ発見しまして…
結果「こうの史代欠乏症」を発症してしまいました(笑)
何が面白いって言葉では説明しにくいんですが、雰囲気というか…世界観なんでしょうか?
「竹光侍」もそうだと思うんですが、方言がとても効果的に使われています。
そして「この人ホントに私より3歳上なだけ!?」と驚くくらい戦時中の生活の様子などについて詳しく描かれています。
本のカバー折り返し部分に、この方の好きな言葉、
「私はいつも真の栄誉をかくし持つ人間を書きたいと思っている」(ジッド)
が記載されてるんですが、
この本が何か特別な偉業を成し遂げるお話とかでなく、ただその日その日をどういう心持で過ごしていくかというところが描かれている点と、通じるものを感じました。
読後が清々しいです。早く続きが読みたい…なのに今日職場で注文してくるの忘れた…
次は、
「芋虫」丸尾末広 江戸川乱歩原作
乱歩×丸尾の前作「パノラマ島綺譚」なんかは高階良子も漫画化してましたし、「黒蜥蜴」とか…実はくま漫画や映画で先に知ってて原作は未読なんです。
だけどこの漫画を読んで「原作も読んでみよう」って思いました。
この何とも言えない不思議な魅力。
丸尾末広の漫画も随分昔に読んでから、「パノラマ~」が出た頃に久々に読んだので、絵柄も変わってて凄味が増したように思います。
くまの読んだ漫画の中で凄味のある絵というと宮西計三ですが、この「芋虫」の絵も凄いです…グロテスクさと美しさって紙一重なんでしょうか…
この乱歩×丸尾コラボ、次巻も続くといいなって思います
さて、この他にも色々と読んだんですが、夜中から書き始めてたったこれだけを書くのにもう朝になってきました…
今回は特に印象に残った三冊の感想だけにしまして、そろそろ終了したいと思います。
それでは。
なんとか一月ぶりの更新に間に合いました、くまです。
今回のタイトルは「最近読んだ漫画」ということで、
簡単な感想を書いていきたいと思います。
まずは今日読んだばかりの
「竹光侍」7巻 松本大洋
今巻も物凄く面白かったです!!
いよいよお話も佳境となってきたようですが、何といっても薬種問屋での乱闘のシーン。
あの独特の絵がシブイです!!
そして思わず「くわ~~っこイイ~~!!」と唸ってしまいます(笑)
心優しく、普段は昼行燈のような男なのに実は剣豪!な主人公とか、
一匹の小さな鼠にだけ愛情の全てを注ぎ、あとのものは自分も含めてみな憎悪の対象であるかのような、
屈折した心を持つ男とか、
一国のお家騒動だとか、自分の中の剣に執り付かれる様な情動を戒めるゆえの「竹光」だとか…
悪く言えば「ベタ」なのかも知れませんが、
良く言えば「王道」!!と言うかまさに「活劇」!!って感じで、今次巻がとても楽しみな漫画の一つです
次はまだ上巻しか読んでないんですが、
「この世界の片隅に」上巻 こうの史代
この方の漫画は初めて読むんですが…
随分前に満天さんが「夕凪の街桜の国」のレヴューを書いておられたり、
tooruさんのところで教えていただいた漫棚通信さんでも記事になってたのを拝見したり、
ずっと気になってたのを先日古本屋さんで上巻だけ発見しまして…
結果「こうの史代欠乏症」を発症してしまいました(笑)
何が面白いって言葉では説明しにくいんですが、雰囲気というか…世界観なんでしょうか?
「竹光侍」もそうだと思うんですが、方言がとても効果的に使われています。
そして「この人ホントに私より3歳上なだけ!?」と驚くくらい戦時中の生活の様子などについて詳しく描かれています。
本のカバー折り返し部分に、この方の好きな言葉、
「私はいつも真の栄誉をかくし持つ人間を書きたいと思っている」(ジッド)
が記載されてるんですが、
この本が何か特別な偉業を成し遂げるお話とかでなく、ただその日その日をどういう心持で過ごしていくかというところが描かれている点と、通じるものを感じました。
読後が清々しいです。早く続きが読みたい…なのに今日職場で注文してくるの忘れた…
次は、
「芋虫」丸尾末広 江戸川乱歩原作
乱歩×丸尾の前作「パノラマ島綺譚」なんかは高階良子も漫画化してましたし、「黒蜥蜴」とか…実はくま漫画や映画で先に知ってて原作は未読なんです。
だけどこの漫画を読んで「原作も読んでみよう」って思いました。
この何とも言えない不思議な魅力。
丸尾末広の漫画も随分昔に読んでから、「パノラマ~」が出た頃に久々に読んだので、絵柄も変わってて凄味が増したように思います。
くまの読んだ漫画の中で凄味のある絵というと宮西計三ですが、この「芋虫」の絵も凄いです…グロテスクさと美しさって紙一重なんでしょうか…
この乱歩×丸尾コラボ、次巻も続くといいなって思います
さて、この他にも色々と読んだんですが、夜中から書き始めてたったこれだけを書くのにもう朝になってきました…
今回は特に印象に残った三冊の感想だけにしまして、そろそろ終了したいと思います。
それでは。