くまのお気楽日記

好きな漫画や映画の話を主にその日あった事や感じた事等をお気楽に書いていきたいと思います。宜しくお願いします。

「墨攻」

2007-02-04 02:58:58 | マンガ好き
みなさん、こんにちは。

今日は今映画化で話題になっている「墨攻」の原作漫画について、少しご紹介したいと思います。

この漫画は酒見賢一さんの小説が原作で、くまは小説の方は読んだことがないんですが、漫画の方は森秀樹さんが描かれまして’96年に全11巻で完結したものです。

紀元前300年頃の中国、春秋戦国時代。
韓、魏、趙、斉、燕、秦、楚の七国が覇権を争っていた。

そんな時代、「墨家」と呼ばれる「非攻」(自ら進んで争わない)「兼愛」(全ての人を隔たりなく愛する)という墨子によって興った思想を核とした、思想家集団がいた。

「戦争は殺人行為であり、人として最大の不義である」とする彼らは、しかし「守ること」について特化された当時最先端のノウハウを備えた、戦闘集団でもあった。

ある時、燕の小さな街「梁城」を落とそうと、趙の大軍が城を取り囲む中、墨家の男「革離」が、たった一人で街を救うべく川を渡っていく。

彼は墨家の統領「田襄子」の、秦と結び、秦が他の国を平らげることで天下に平和な時を取り戻すという目的の為には、救いを求める小さな街々は切捨てよ、という命令に背いて一人、兵士といえば民兵が千余しかいない小さな城とその中で怯える住民達を守る為に向かったのだった。

この時代の中国の城とは、日本のように街の中にあるのではなく、街をすっぽりと覆うように城壁に囲まれているものを指すのだが、戦に負け、城が落ちれば街の中に敵の兵士が雪崩込み、男は奴隷、女は強姦され、老人子供は皆殺しにされることが定石でもあった時代、城の全住民を集めた広場で、革離は王族も農民も関係なく全ての住民が同列に革離の采配に従って戦うことを要求する。

こうしてたった4千余の戦の経験も無い素人ばかりの軍と、趙の精鋭1万5千との籠城戦が始まった!

と、こんな感じで始まるお話なんですが、秦の始皇帝がちょうど台頭してき始める頃のお話で、ネタばれになりますので詳しくは書けませんが、ラストもしみじみと考えさせられる驚くべき内容ですし、’95年に小学館漫画賞も受賞したということで、ホントとても面白い漫画です。

森秀樹さんの他の作品では、武田の金掘り衆を描いた「ムカデ戦旗」なんかも面白いです。

昨晩はテレビの「世界不思議発見」でも映画の影響で「墨家」のことを特集してましたし、昔読んで面白かった本がまた脚光を浴びて映画化されたりするっていうのも、何だか懐かしくて嬉しいですね。

私も便乗して拙い紹介を、ついブログに書いちゃいました。


それでは。

「お久しぶりです5」

2007-02-03 23:59:59 | 日記
みなさん、こんにちは。
またしてもやってしまいました…。

また今回はスンゴイお久しぶりになってしまいましたが、それもこれも任天堂さんが「おい森」なんて言うスンゲー面白いゲームを作るからいけないんだぁぁぁぁ!
な~んて、責任転嫁ですね…。

昨年の年末頃から「おい森」にはどっぷりハマッてましたが、ここ最近ハマリ度が増しまして、ネットのアイテム交換サイトでWiFiを使ってレアアイテムを買い漁る、という作業に没頭しちゃってたんですよね。

くまも検索してみて知ったんですけど、ゲームのなかのお金の単位「ベル」や自分が持っていていらないアイテムなどと自分が欲しいアイテムを、WiFiを使って交換するための掲示板などが設置されたサイトが結構沢山あるんですよね~。

この「おい森」ってゲーム、発売されたのは2005年とかなんですが、くまが購入した2006年の冬には発売されてから一年以上は経過していまして、その間に任天堂のキャンペーンなんかで特別に配信された「マリオ家具」や「さる系住人写真」なんかのアイテムは、再配信未定の現在、こういうサイトでやりとりする以外くまには手に入れられないわけで…アイテムコンプを目指す、くまの乙女心!?に火がついちゃった…という次第なんです…。

少しでも時間が空いたら色んな掲示板を確認し、目当てのアイテムを売ってくれそうなスレが立ってたら書き込みをし、自分が書き込んだスレには何時スレ主からの返信が書き込まれているかも知れないのでちょくちょく確認をし…と、まるで仕事のように頑張ってしまいましたダ…。

で、この何日間かを費やして、何とか望みのアイテムをゲットしたんですが、そんなくまの前にもう一つ立ちはだかる大きな試練が…!

そもそも何で皆こんなに「ベル」を貯めようとするのか?
くまが想像するには、実はこのゲームの中で貰えるアイテムの中に「役場の模型」というものがありまして、それをもらう為には、役場にベルを9億99999999ベル貯金しなくてはいけない、ということからではないかと。

村の中でお金を稼ぐには、
一日に一回きり一個だけあるお金の出る岩を叩く、
釣りや虫取りや貝拾いをしてたぬきちに売る、
週に一回カブリバさんから赤カブと白カブを買って、
赤カブは手堅く毎日水をやり一週間目に最高値に育ったところで売って利ザヤを稼ぎ、白カブは毎日値が変動し一週間目には腐ってしまうので売り時を考えつつ利ザヤを稼ぐ…
などの方法があるのですが、カブは買える数に制限がありますし、どんなレアな魚や虫を捕まえて売ったとしても最高で15000ベルくらいのものですし、普通の方法では一日どんなに頑張ってもせいぜい50万くらい稼ぐのが限界なんです。

それなのに約10億も貯金しないといけないなんて…!
単純に計算しても2000日!?
約5年半も毎日「おい森」漬け生活!?

のんびりスローライフをテーマにしているくせに、意外にシビアな設定だ…。
そうやって考えると現実の世界でも億なんて単位のお金、ニュースや何かで聞いてもピンときてなかったけど、スンゴイ大金なんだな~なんて考えちゃったりして…。

……って!でもなんでこんなシビアな設定なのよ~~!!
現実感溢れるにもほどがあるっしょ~~!ゲームなんだから~~!
任天堂さんのバカ~~~~!!!!

……思わず任天堂さんに八つ当たりしてしまいましたが、かなりリアルなドット絵が作れるデザイン機能が付いてたり、芸が細かいというか作り込まれてるというか、こんな風につい熱くなってハマリ込んでしまうほど、ホントに長く遊べそうな良く出来た面白いゲームです。

今日はお久しぶりの記事UPで、いきなり「おい森」話を熱く語ってしまいましたが、只今「おい森」で脳が沸いておりますのでわけのわからない内容だったかも…ですが、ご容赦下さい。


それでは。