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まろの北海道放浪記 Day37~Day41

2023-08-02 22:32:52 | 北海道放浪2023
稚内、マジ風止みません。
一昨日大沼では20ms超えの風が吹いてました。プチ台風じゃんね。
大沼バードハウス内の風力計↓

家守の方に聞くと、こんだけ連日強風が吹く年は珍しいとのこと。
↓白鳥に見えますか
↓ハウス内は大変居心地が良いです
湖畔の大草原にポツンと一軒家状態。白鳥シーズンでないのと悪コンディションのためお客さんは居ませんでした。
家守が女性で、外でお母さんとチビッ子の娘さん2人が一輪車を使って大量の撒き運びをしているのですが、強風で何度もひっくり返します。所詮女性の力、見てられずおらが助っ人に、男の仕事、まろパワーで完了。
大自然の中、黙々と頑張る2人が、北の国からな風景でした。

美人ママからいろんな話が聞けました。
白鳥飛来は9月、3月頃までがベストシーズン。バードハウス前が無数の白鳥で埋まるそう。
あと、この時期は天然シジミがとれるんだと。あの水門の前よと、採取方法まで詳しく教えてくれた。もちろん観光情報には無い。はい、やるさ。

さて、あちこち廻ったんで、あれこれ貼っときます。

まずは最北の地の神様へ挨拶
↓北門神社

次に多くの史碑がある稚内公園へ。
↓九人の乙女の碑



九人の乙女の悲話、大変有名で映画や舞台にもなりました。
↓氷雪の門
天気が良いと真後ろに樺太が見えるそうです

↓樺太犬鎮魂碑(映画:南極物語のタロ・ジロね)


南極、第二次越冬隊が悪天候で撤退する際、鎖に繋いだまま置き去りにした15頭の樺太犬、1年後、2頭(タロ、ジロ)の奇跡の生存を確認。再会の時、タロ・ジロの目が全てを語ります。
絶望の中で続いた命、人間の身勝手を恨むでもなく、それを超越した魂の絆、生き物はその類に拠らずどう向き合うべきか、その根源に触れることができるドキュメントです。

↓稚内公園は高台にあって景色良好
↓稚内初日は稚内公園の奥にある無料キャンプ場「森林公園」に泊
↓シカさんは共生がデフォ
↓ノシャップ岬
↓夕日タイムはこうなる
↓白い道を通って宗谷岬へ。ライダーにモデルをお願いしました(^^)

↓宗谷岬
↓とりあえず
↓この地はシカさんファースト
↓人間より絵になるわな

↓宗谷神社にもご挨拶

↓宗谷岬の丘の上にある祈りの塔(大韓航空機撃墜事件・慰霊碑)

↓日本人28名を含む搭乗者269名が犠牲になった
↓ノシャップ岬の丘にある自衛隊分屯地(陸海空共同分屯地)
撃墜事件時、ここでロシア迎撃戦闘機の通信を完全傍受していた。
日本の防衛機密情報にも関わらず、当時の中曽根首相の判断でレーガン大統領に録音テープを提供。後の民間機に対する迎撃禁止ルール策定のきっかけとなった。
現在は、低空で侵入するステルス機や巡航ミサイル探知に対応した、アクティブフェーズドアレイ・レーダーFPS-7に更新が完了し、日本の北部防衛の要となってます。
北のロケットボーイがぶっ放す弾道ミサイルもバッチリ追尾できます。
ロシアが日本を叩く場合、真っ先に狙われるのがこいつですね。

↓稚内港で日本一周中のヨットM号にお会いしました
ホームポートの伊東(静岡)を出航、時計回りで九州を回航し日本海を北上、半年かけてゆっくり周遊してました。強風の稚内沖、2ポン(帆を70%くらい縮めて風を逃がす)でなんとかたどり着いたそうです。これからオホーツク海を南下して行くので、おらと同じルート、また会えそうです。

動画も貼っときます。

↓地元民御用達、西浜の夕日が丘(礼文島の真上に沈みました)
↓稚内空港(練習機とANA機)
実はおいら、社会人最初の仕事が航空従事者を育成する業務でした。
稚内空港は日本最北端のジェット機運行空港です。ランウェイ正面にある、ふれあい公園展望台より俯瞰撮影。良くある機体拡大撮影も良いですが、広角で見る田舎の空港ものどかでそれなりに楽しめます。
ANAが羽田往復、千歳往復便を運航してますが、当日の羽田は雷雨で離発着が大幅に乱れ、ここ稚内にも影響、定刻運行ができませんでした。
その合間に練習機(小型ジェット機)がタッチアンドゴーを繰り返します。
動画中、管制塔との交信も入ってます(航空無線、稚内118.3MHz)。
最後、ANA機の管制を札幌コントロール132.6Mhz(S04北海道東セクター)に渡し 、稚内管制官お役目終了です。
よくできました(^^)byまろ教官

ちょっとキリがないので、この辺で。

次回、九人の乙女の悲劇と、KAL007便撃墜事件を深掘りしてみます。

(^^)/