龍神村に生まれて

僕は和歌山県龍神村に生まれ、13歳まで龍神村で育った。大人になって、龍神村について何も知らないことに気がついた。

龍神カッ飛び旅行記 6

2009-10-21 03:57:52 | Weblog
鍋坂の母の生家に寄った。

突然に寄ったので、驚かれた。


来る途中、奈良県で買った大仏まんじゅうを仏前に供えて、おばあちゃんとおじいちゃん(五味定さん)に挨拶をした。

そしたら、『野菜を持って行け。』攻撃を受けた。

裏の畑にある様々な野菜をこれでもか、これでもかというくらいもらった。

断っても断っても、持って行け!持って行け!状態だった。

ありがたく頂いた。

(自給自足の図)


畑で次から次に野菜をとってくれるおばを、長女が興味深そうに見ていたのが印象的だった。

長女も、この春に結婚して、仕事をしながらも一応主婦だからね。
成長したように思った。

この時のおばとのやり取りが非常に面白かった、と帰ってきた後長女が話していた。


車にいっぱいの野菜をいただき、次に新米をいただいた京子さんの家に向かった。


膝の治療をする約束をしていたからね。



京子さんの膝を20分くらい治療しながら、いろんな話をした。
傍らに長女が座っていた。

京子さんは、山の話や、私の親戚の話などをしていたが、急に僕のお母ちゃんの話を始めて泣きだした。


『お母ちゃんは良い人だったのに、早く死んでかわいそうやったなぁ。』という話で始まった。


お母ちゃんは、いろいろと京子さんを助けていたいたことがあったらしい。



実は、どの人に聞いても『お母ちゃんはいい人だったなぁ。』という話をよく聞く。

おとうちゃんが、いろいろやれたのもお母ちゃんのおかげやで・・・という話もよく聞く。


もう亡くなって30年も経つのに・・・お母ちゃんは凄い人やったんやなぁ。


産んでくれて、おおきによ。


僕もそういう人にならなあかんなぁ。



帰り際、京子さんが『膝が凄く楽になった!』と喜んでくれた。
そして、そのあとこう言ったんです。

『ご飯食べるんやったら、柳瀬の“てち”が美味しいで。』




なになに! “てち”?

そう言えば、このブログで取り上げたことがあった!

あの“てち”や!
よし行こう!


・・・ってなわけで、柳瀬の“てち”で食事してから帰ることになった。


京子さん、いろいろありがとう。
“てち”を思い出させてくれてありがとう。

また帰ってきます。

お元気で!





膝の悪い人が多いらしいよ! 龍神村!






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1 コメント

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お疲れ様です (Boo)
2009-10-22 01:33:40
 凄い強行軍の旅だったのですね。

 「僕もそういう人にならなあかんなぁ。」って、もうとっくに そういう人(それ以上の方デス)に なっておられますよ!

 お母様が色々な方を助けてあげられたように、私を含めて数え切れないくらいの人を 助けて下さっていますよ!

 ありがとうございます。
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