花の日々

はなのひび

祖谷のかずら橋

2012年09月10日 | Weblog
今治ジャズタウンの翌日(8月26日)、徳島県の祖谷かずら橋へ行きました。以前からずっと行ってみたかった場所。子供の頃、父に連れられ、野鳥の買い付けによく高知へ行きました。当時は高速道はなく、深い碧色の大歩危小歩危を通って山越え。懐かしい思い出です。高速道を途中で降りて、その大歩危小歩危を通ってかずら橋へ行くのですから、さらにワクワクします。

かずら橋が架かる祖谷方面の集落が見え始めました。あんな高い山に家が並ぶ。祖谷のマチュピチュだあ~。


道はきれいに整備されているけれど、結構な傾斜に、結構なカーブ。助手席の私は、座位を保つのに必死。ぐんぐん登って到着。係りの人に尋ねると、かずら橋の近くに車を止められるとのこと。助かりました。しかしここは、標高何メートルなんでしょう。車椅子のエアー座布団「ロホ」が、結構膨らんでいました。

かずら橋も、タオル美術館同様大人気で、たくさんの人で賑わっています。

かずら橋入り口。


入口までは、車椅子で行けないので、hideさんに様子を見に行ってもらいました。








すごいかずら。美しい。


※かずら橋は、長さ45m、幅2m、谷からの高さ14mで日本三奇橋の一つであり、重要有形民俗文化財である。大正時代に一度、ワイヤーを使った吊り橋に架け替えられたが、1928年(昭和3年)、地域振興目的でかずら橋が復活された。ただし安全の為にワイヤーは使われており、かずらはワイヤーを包み込む装飾ともいえる。(インターネットより引用)

しかし、スリル満点の橋。


hideさんも、学生の頃剣山へ登りに来た時に通ったことがあるらしいけど、怖かったらしい。


当然揺れるし、足元からは下が見える。誰一人?スイスイと歩いている人はいない。


もちろん車椅子は通行不可だけど、もし歩けたとしても、最強の高所恐怖症の私は通れないだろうな。

出口は、通り道にあり車椅子で行けました。間近で見れて感動!


出口から、少し歩いた所に、


琵琶の滝。


昔、平家落人が京の都を思い、この滝で琵琶を奏で、つれづれを慰めあっていたことから名付けられた。この場所だけは、暑さを忘れさせてくれる。

昼食に、祖谷名物の「祖谷そば」をいただきました。お客さんラッシュで、どのお店も大忙し。

ここまで来たら、是非とも「崖っぷちに立つ小便小僧」が見たい!どこにあるのか駐車場のおじさんに尋ねるや否や、「絶対行かない!」とhideさん。どうも学生時代、剣山へ登山の際バスで通った場所らしい。バスの窓から下を見ると谷底。しかも、ガードレールがない車が離合できないような細い道。すごい恐怖だったらしい。なので絶対行かないと…。

でも、テレビやガイドブックでよく紹介されるので、そんなはずはないと思うのですけど…。と調べてみたら、観光バスも通る観光スポットのようです。もう!hideさんのびびりめえ~ーーー!!

かずら橋へは、池田方面からボンネットバスの定期観光バスが走っています。


懐かしいバスですよね。hideさん曰く、ボンネットバスはボンネットが出っ張っているけど、最近のバスのように出っ張りがないバスは、子供の頃「鼻ぺチャバス」と言ってたそうです(笑)

タクシー会社のバスもボンネットバス。かわいい~
 

祖谷のまだ高い位置から見える集落。こんなに高い所に、たくさんの家がある。天空、時の止まったような世界です。


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