9日、天気が雨から曇りのち晴れに変わったので、桜に誘われて尾道へ行きました。ちょっと早いかな?と思っていたけど、なんと満開。I.Cから尾道駅へ行く手前に咲き並ぶ、川沿いの大好きな桜風景。こんな満開なり立てに出くわしたのは初めて、感動!
尾道は天気も良く、お花見シーズンとあって観光客でいっぱい。hideさんと迷わず、まずは向島へ。去年向島へ渡り尾道本土を見た時、桜の景色を思い浮かべました。それからいつか、桜の咲いた景色も見てみたいなあと思っていました。
フェリーから見える向島。
しまなみ海道へ繋がる尾道大橋。
わあ~!感動!!ついに向島からの桜の景色です。
絵をを描かれている方もいらっしゃいますよ。
こんなにも早く実現できるなんて…それも満開だなんて…。感動的な景色をありがとうね。
少し向島を散策。よくテレビで紹介されるラムネやさん。
たくさんのお客さんが出たり入ったり。
今時珍しい、ガラスの容器に入っています。ガラス容器の入手が難しいらしく、飲んだら返却。中にあるビー玉がコロン、炭酸のシュワッという粒粒、子供の頃の記憶と一緒の容姿、風合い、味に、笑みがこぼれる。
創業100年のパン屋さん。
ねじりパンがおすすめのようで、砂糖をまぶしたのと黄な粉をまぶしたのを買ってみました。あんパンも。
懐かしいお味。子供の頃、隣のパン屋さんでも同じものがあり、大好きでした。あのパン屋さんのとは触感やお味が少し違う。
もう一度食べてみたいなあ…。
本土へ帰り、尾道商店街をぶらぶら。かわいいおじいちゃんとおばあちゃんが迎えてくれる。
このお店は、布(和服かなあ?)の再利用で、いろいろなものにリメイクしているようですよ。思い出を、こんな形で残せるなんて、素敵ですよね…。
路地の間から見える、坂道の桜風景。
次の路地も桜。
尾道に来ると、必ず立ち寄る靴下屋さんがあります。この日もご近所の方だと思うのですが、お店の中に座り店主と楽しそうにお話しされています。こんな昭和の匂いのする店内は、不思議と心安らぐ。嬉しくなる。そして必ず気に入った靴下に出会い、買って帰るのです。レジのカウンター下のガラスケースに、紙粘土のかわいい小さな置物を見つけました。干支もそろっているそうですよ。もうお亡くなりになられたそうですが、80歳を過ぎた方が作られたそうです。1つ1つ細かく描かれた表情や模様。素晴らしいデザインに、しばしくぎ付け。
私はこのニワトリがお気に入り。
とても80過ぎの方の作品とは思えませんよね。どんな方だったのかお会いしたくなりました。お会いできるのはいつの日か…。
まあ、Qちゃん。夢を与えてくれたQちゃん。「毛が3本、毛が3本~…」って歌ってたよなあ。純粋だったあの頃に、戻ってみたいな。
帰りの小谷SAの桜。
今日は、本当に終始穏やかな気持ちで過ごせました。桜の力かなあ。桜を見ていると、楽しかったことや嬉しかったこと、悲しかったこと。辛かったこと情けなかったこと、悪いことをしたなあ…とか、いろんなことを思い出します。楽しかったことや嬉しかったことは言うまでもなく、悲しかったことや辛かったこと、はやさしいオブラートに包まれたように思い出され、悪かったなあということは、心からごめんなさいという気持ちになる…。遠く離れた懐かしい人達は、どうしているのかなあとも…。