まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

みなさんご無事で

2002年10月01日 19時30分00秒 | 日々雑感
朝から雨である・・・と言っても起きたのは昼だ。

休みの日、家にいることはほとんど無いわたし。

でも、こんな天気では出かけられない。

子供の頃はこうではなかった。

太陽が苦手なドラキュラみたいな子供だったので家で本を読んだりするのが好きだった。

しかし母親は「子供は外で元気に遊ぶもの」と頑なに思い込んでいたので

天気のいい日は外に出されてしまう。

堂々と家にいられる雨の日が、子供の頃は大好きだった。

わたしと姉は本好きだったのだが、読み始めると

呼びかけも耳に入らないくらい夢中になってしまうので

母はわたし達が本を読むのをあまり好まず、

先生に「どうしたら本を読まずに外で遊ぶでしょう」などと間抜けな相談をしていた。

しかし今は外に遊びに行きたいのである。

だけど風雨は強まるばかり。仕方が無い、掃除でもするか。

仕方がないときしか掃除をしないのだ。

ふと思いつき、一人暮らしの姉妹にメールなど打ってみる。

「雨だね、台風だね」と入れたら

「雨だね、タイ風だね」と変換された。

どんな雨だ、トムヤムクン風味か。

姉は100円ショップで懐中電灯とローソクを買ったという。

「大丈夫?」と送ったメールに対し妹は

「おぅ」と一言。男らしい妹だ。

あまりに暇なので久し振りにミシンを踏んでみる。

ギャルソン風のエプロンを一枚縫い上げた。

犬にエサをやるのもなかなか気合がいる作業だ。

老犬がすっかり濡れてしまっている。

タオルで拭いて雨が吹き込まないように小屋の上にダンボールをのせる。

それでも濡れてしまうだろう。でも玄関に入れるのは親が許可しない。

これだから台風の季節はイヤだ。

これさえなければ結構わくわくなんだけど・・・