まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

お調子者

2003年02月28日 21時45分00秒 | 日々雑感
わたしが知っている中で一番美味しいと思うカレー屋さん「アルマディナ」へ食べに行った。

ここへ来るのは今日で三度目だが、過去二回とも自分以外の客を見たことがない。

ちょっと心配していたのだが、今日は入れ違いに五人ほど帰って行ったので安心した。

そしてまた一人のカレー時間。

わたしはごちゃごちゃ人がいる中でご飯を食べるのが嫌い。

いくら美味しくても、行列している店とか満員の店なんて行かない。

ここは、美味しいのにこんなに空いていて幸せだ。

料理を作るのはインド人シェフだが、接客は日本人のマダムである。

おなかが減っていたので、シシカバブやタンドリーチキンがセットになっているコースにした。

他にミニナン(大きいんだ、これが。ちっともミニじゃないの)と半ライスにカレー2品。

今日は小エビと野菜のカレーとチキンカレーを頼んだ。

以前ビーフカレーを頼んだら、驚くほど肉が固いんだけど美味しいの。

わたしは肉好きじゃないので逆に肉にはうるさい。

ちょっと臭みがあっても気になる。

別の店で、カレー自体は美味しいのだが、チキンが臭くてガッカリしたことがある。

その点ここは、値段からいって高い肉を使ってるとは思えないんだけど(ランチは490円~)

臭かったことなどない。

今日のチキンもシシカバブも臭みなんてなかった。

よく煮込まれているらしく、チキンは柔らかくて美味しい。

汗をかきかき食べ終える頃にどやどやと数人のインド人が入ってきた。

「いらっしゃいませ」とマダムに言われ、中の一人が

「いらっしゃいました~」

インド人もお約束のギャグを言うのだな。

どこの国にもお調子者はいるもんである。


















酔っ払い

2003年02月27日 21時29分00秒 | 日々雑感
夕べは会社の人達と飲み、ちょっと酔っ払ってみた。

父が大酒飲みだったので、わたしは小学生の頃からビールを飲んでいた。

しかし奈良漬を食べても酔っ払う下戸の母親に似たらしく、あまり強くない。

すぐ顔に出るので、あまり飲んでないうちから相当飲んだとみなされ

無理にすすめられることもない。

これまでに三度ほど気分が悪くなるほど飲んだことがあるので、大体の限界量は分かっている。

だから酔い方も割とコントロールできるのだ。

夕べはわたしにしてはピッチが早く、誰より早く酔っ払いになっていたのだが

「どうしたの、今日は」とか「いつものXXさんじゃない」なんて驚かれてしまった。

そうか、この三年くらいひどく酔わないようにしてたからなぁ。

それ以前のわたしの酔いっぷりなんか見せられないなぁ。

前の会社の人とはホントによく飲みに行ったのだが、とにかくみんな大酒飲みで

飲酒運転なんて当たり前だし、乗る方も酔ってるから平気である。

今思うとぞっとするね。

とにかく誰が酔いつぶれても、誰かが最後まで面倒見てくれたので思いっ切り酔っ払えた。

動けないくらい酔っ払っても危ない目にあわなかったのは、みんな紳士だったからか

単に、変な気起こすほどの魅力もなかったからか・・・はは。

酒がまわると、まず目にくる。まぶたが重くなって目を開いているのがつらい。

それから身体が重くなって、動きが緩慢になる。

で、飲み過ぎたときは横になったら起き上がれない。

しかし、酔って眠りこけているように見えても、寝てしまったことは一度もない。

動けなくなっているだけで、意識ははっきりしているのだ。

人の話し声も全部聞こえているし、記憶もなくならない。

こういうのって案外つらいわよ。

酔って派手にはしゃいだことや、人に絡んだことなんか忘れたいくらいだ。

まあ、そういうのが嫌だからほどほどに飲む今に至るんだろうけど。

羽目を外して飲むほど信頼できる面子と飲んでいないのも事実である。

あの程度で「酔っ払い」にされちゃうんじゃねぇ。










野性

2003年02月24日 21時05分00秒 | 日々雑感
起きたとき、思ったほど寒くないなと思った。

弁当を作りながら、なんとなく雪が降りそうだと感じた。

そのうちに雨が降り出した。

県西に住む友達から「雪だ!」とメールが入った。

こっちは雨だよ、と返事をしてほどなく雪が降り始めた。

高校時代、自転車通学だったので天気に敏感である。

なぜって、雨が降る降らないは自転車通学者にとって大問題だったから。

今でも、かなりの確立で天気を当てることが出来る。

雨が降る前の空気の匂いとか雲の色とか、

具体的に何がどうというのは難しいのだが、結構当たる。

そんなわたしに母が言った。

「気象予報士になれば?」

勘なんだってば、これは。