まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

あやうく天下御免

2004年11月16日 15時33分00秒 | 日々雑感
11日の朝、猫を病院から引き取りその日は少し遅れて仕事に行くはずだった。

しかし猫はまったく元気がなく病院の朝食も食べなかったという。

えー、こんなんじゃ心配で置いて仕事に行けないよ。

とか思っているうちに午後から引越し屋さんが来るという話に巻き込まれて

なんだかんだと片づけを手伝う羽目になった。

一体わたしは何時に仕事に行くんだ?

のんきな職場だからこれが許されちゃうんだな。

母は非常に計画性がなく、しかしその自覚はまったくなく

こんなの行き当たりばったりでエイヤッでいいじゃんという人なので

とにかく段取りが悪い。

もうすぐ荷物を取りに来るというのに箱詰めさえしていない。

そんなの業者の人が来てからやればいいと言う。

わたしは仕方なく近所の洋品店にダンボールをもらいに行った。

快く店の人は承知してくれたが、ここからが悲劇と言うか喜劇と言うかまあわたしにとってはまず衝撃だったのだが。

ダンボールを引っ張り出して振り向いた途端、激痛が走った。

一瞬、何が起きたかわからなかった。

後で聞いたところによるとその場所では何人も頭をぶつけているという。

わたしは背が低いので鼻の付け根を嫌と言うほどぶつけた。

なぜみながこんな目に遭うかというと、入るときには障害物(鉄柱)を避けてかがんで入るのだが

出るときにはそれの存在をすっかり忘れているのである。

そして勢いよくそこに頭や顔をぶつけてしまう・・・

人が進む勢いと言うのはすごいんだなと、妙なことに感心をした。

おかげでわたしは、しばし家で鼻の付け根を冷やしたまま寝込んでしまった。

すぐに冷やしたかいあってさほど腫れなかったが青く痣になりくっきりと傷も付いた。

もう少し上だったら眉間で急所だったなーと思う。

危うく桃太郎侍になるところだった・・・

P.S.猫は翌日には元気になって食欲も取り戻しました。