まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

何もかも違う

2022年09月27日 20時31分11秒 | 日々雑感
テレビの歌番組に稲垣潤一が出ていた。

母が「この人、ツヨシ君と同じグループの人?」

ツヨシ・・・

キンキキッズが頭に浮かぶけど違うし、と黙っていると

「ほら、稲垣君でしょ」

稲垣吾郎じゃないよ、この人。

「あ、そうなの。稲垣って三人くらいいるよね」

誰のことだろう。

「怖い話する人とか」

稲川淳二ね。




夢を諦めた話

2022年09月23日 22時39分07秒 | 日々雑感
最近の若者は・・・みたいな愚痴が大昔の壁画にも描かれていたとかなんとか聞いたことがある。

大昔から変わらないことみたいに言われていたけれど、

わたしはここ数年、最近の若者は立派だと思うことが多い。

自分が20代だった頃と比べると、今の20代は考え方が丁寧だし

周りの人への接し方や態度も優しい。

同僚の20代や30代は、大抵わたしよりずっと人格者だ。

もちろん誰でもそうというわけではない。

先日、20代前半の子と話していたら

ずっとやりたかった仕事を諦めて今の仕事を選んだという話になり

何か深い事情があって諦めざるを得なかったのかと思い

何をしたかったのかと聞くと保育士になりたかったのだという。

子供の頃からずっと憧れの職業だったのだそうだ。

だが、ピアノが弾けないことと、嘔吐などされたら自分も気持ち悪くなってしまうので

その処理をすることができないから無理だと思った・・・

という話を聞いて、つっこみたいところはいっぱいあったのだけど

無理だと思ってやめたのは、ある意味、賢明だと言えるし

自分のことがよく分かっているとも言える。

まあ、ホントにいろいろつっこみたいのはやまやまだったけど

こういう話を聞いて、立派すぎない若者もいるなーと安心するわたしは

ちょっと意地悪だろうか。



雨の日

2022年09月20日 22時20分05秒 | 日々雑感
強い雨の中、用事があって歩いて出かけた。

家を出るときには、なんとかいけるかと思った雨がどんどん強くなる。

結局、かなり降られてから断念して戻ったのだが

すでにもう、さんざんな濡れよう。

すれ違う、帰宅途中の中学生達も制服から水が流れ落ちている始末。

でも、そこまで濡れてしまうと、いっそ気楽なもの。

わたしも中学生も、のんきに悠々と歩いていた。

それとは対照的に、車から降りて銀行に向かう人々は

ちょっとでも濡れてなるものかというように

頭上に手をかざして、慌てて走り込んでゆく。

『濡れぬ先こそ露をも厭え』

ということわざを思い出した。

濡れる前は、露に濡れるのさえ嫌がるけど、一度濡れてしまうと後はどんなに濡れても平気になる。

つまり、一度悪事を働けば、どんどん罪悪感は薄れて悪事を重ねてゆく。

みたいな意味だったと思う。

昔の人はうまいこと言うなあ。

もうわたしは、水たまりを避けることなく子供のようにジャブジャブと歩いている。

横を通る車にしぶきをかけられても平気だ。

レインコートを着込んだ自転車の中学生と目が合うと

「こんにちは!」と挨拶してくれたので

「気を付けて帰れよー」と声をかけたけど

お前こそ、と自分にツッコミを入れたいくらいずぶ濡れのわたし。

中学生は「はい!」と素直に帰って行った。





知りたくないの

2022年09月16日 21時01分09秒 | 日々雑感
映えない写真が流行るかも知れない、という話を聞き

それはそうだろうなーと思った。

わたしはほとんどSNSを利用していないのだけど

それでもいわゆる「映える」写真や加工の激しい写真を目にすることはある。

なんというか、みんな似たり寄ったりに見える。

カフェめぐりの好きな同僚が、素敵なカフェやスイーツの写真を

ちょくちょく見せてくれるのだが、写真が上手過ぎて面白味に欠けるのだ。

写真を見せられると、どんなカフェかすぐに分かってしまうのもつまらない。

「怪しい雰囲気の家具のある店」と聞いただけなら

いくらでも想像を膨らませられるのに

写真を見せられると一発で分かってしまう。

頼むから、わたしの想像力を奪わないで欲しい。

あと、知りたくない情報を教えないで欲しい。

疑問を解決せずにもやもやする権利を奪わないで欲しい。

何を検索してもいいけれど、わたしには教えないで欲しい。