いつまでも若々しい生活を送る為に
「骨密度」を気にする人は多いと思います
確かに
「カルシウム」を多く摂って骨量は増えているのに
年配の方の大腿部などの骨折をする人が目立つと言われています
実は
“ 骨が丈夫である為には ”
「骨量」だけではなく
「骨質」も大切なのです
それは
人によって骨質に違いがあり
骨の強度を支える「コラーゲン」が必要だからです
つまり
「骨量」+「骨質」=骨の強さになります
しかも
骨に含まれる「コラーゲン」は
加齢によって「劣化」します
<頑丈な骨を作る為には>
「カルシウム」+「ビタミンD」+「ビタミンK」です
「カルシウム」の吸収を促進させる「ビタミンD」と
骨の基礎になる「タンパク質」を活性化して
骨の形成を促す「ビタミンK」を摂る事で効率よく
「カルシウム」を吸収する事ができます
■カルシウムを多く含む食品
乳製品・大豆製品・干しエビ・いわし丸干し・しらす干し・鮭 他
■ビタミンDを多く含む食品
鮭・いわし・しらす・卵・まいたけ・しいたけ・きくらげ 他
■ビタミンKを多く含む食品
納豆・小松菜・ネギ・にら・豆苗・ブロッコリー・ほうれん草・あしたば
つるむらさき・かぶの葉・春菊・パセリ 他
=注意=
カルシウムの吸収を悪くする食べ合わせもあります
一見、ビールのつまみに良さそうな「チーズ」と「枝豆」ですが
●カルシウムは
「フィチン酸」や「シュウ酸」と組み合わせると吸収できなくなります
●炊き込みご飯に入っていそうな「こんにゃく」と「玄米」
玄米の「フィチン酸」がこんにゃくの「カルシウム」の吸収を妨げるのです
<フィチン酸を多く含む食品は>
他に小麦・とうもろこし・インゲン豆・など
豆類に多く体への栄養の吸収も悪くします
これらの食品は
美味しく食べる為にいろんな料理に組み合わせて使っています
でも大丈夫です!
通常の“ バランスの良い食事 ”であれば
「ミネラル」が充分に摂取できているので
あまり“ 神経質になる必要はありません ”