今年の関町教会のクリスマス(降誕夜半ミサ、降誕日中ミサ)の選曲が決まりました。
本当は、参加された方全員にカラーでお配りしたいのだけれども、経費がかかるということで、数年前から配布しないことになってしまいました。
年1回の喜びの日なので、初めて教会に足を運ばれた方々のために、子供たちにも印象深い日だと思ってもらうためにも、記念に配りたいのですけれど・・・。
時々、ヨーロッパの教会のクリスマスのプログラムを見せてもらうことがあります。
素敵だなと思ったので同じような気持ちで以前は配りました。
数年前までは、夜2回、7時と9時半に夜半ミサがありました。
聖歌隊に参加してくださっている方々が高齢化して、夜は出られないという方が年々増えていました。 また、2回目には、7時にも参加した人が多く、ダブっているので、負担の軽減なども考えてそうなりました。
ミサのあとにお祝いパーティに参加すると、2回目も奉仕する人は、ゆっくりとパーティにも参加できない上、その後となると真夜中になってしまうのです。翌日も10時に日中ミサがあるので、結構、大変でした。
仕方ないですね。
聖歌隊に参加する人も若い方があまりいなくて残念。
特に男性が全くいないのです。今3人だけなんです。
”歌で祈ることは倍祈ることと同じ”(アウグスチヌス)と言われます。
「知っている歌だから皆で歌えればいいんじゃない!」という人もいるかもしれません。 でも、知っている歌だからこそ、より内容を深く理解しながら、心から主なる神様にお捧げするという気持ちで、より鍛錬し準備された綺麗な発声で、心を込めて歌ったほうが良いと思えます。
「ローマ・カトリック典礼の総則」というのにも、そのようなことが記述されています。
そして、コーラス(複数声部)で歌うことはより良いと書かれています。
もう、50年以上コーラスをしていますが、子供の頃から20代くらいまでは、自分の声に、歌に自信があって、思いっきり歌っていました。 たしかにそれも、それなりに心を込めて歌ってはいたと思います。
でも、周りの人との声関係は全く考えていませんでした。
半世紀生きてみて、今は、人間関係と同じように、声関係もあると思います。 互いに支え合っています。 自分の響きがほかの人に良い響きとなって「融合する」ことができたら、最高のコーラスになります。 それぞれの実力には当然差があります。 歌が出来る人は、上手に支えて包むように、出来ない人は、自分を強く出して出来る人のようにすることよりも、出来る人の支えを上手に使って乗せるように歌う。それは、お互いの声を聞きあって、支えあって、助け合って・・・響きあって。
ねぇ。人間関係と同じではないでしょうか?
あなたも、歌を歌ってみませんか?
コーラスに参加してみませんか?