主のご復活おめでとうございます！＊２０１３年＊

♪復活賛歌♪

★　神の使いよ声高らかに喜び歌え

　?　偉大な王の勝利を祝って　角笛を吹き鳴らし　救いの技をほめたたえよ

★　まばゆい光を浴びた大地よ　喜び踊れ

　?　永遠の王の輝きは地を照らし　世界を覆う闇は消えうせた

★　母なる教会よ　救いの光を浴びて　喜び歌え

　?　この神の家も　人々の賛美をこだませよ

★　主は皆さんと共に　　?　また司祭と共に

★　心をこめて神をあおぎ　　?　賛美と感謝をささげましょう

★　目に見えない神　全能の父と神のひとり子　主イエス・キリストを心をつくし　声を限りに称えることは真に尊い大切なつとめ

　　キリストは私達のために血を流して　永遠の父にアダムの罪の負債を返し　その重荷を解いて下さった

　　今日こそ真の過ぎ越しの祝い　神の子羊が屠（ほふ）られ　信じる者はその血によって神の民となる

　?　この夜　神はイスラエルの民をエジプトから救い出し　無事に紅海を渡らせて下さった

　　　この夜　神は火の柱の輝きによって　罪の闇を撃ち払われた

　　　この夜　キリストを信じる全世界の人々は　罪の暗闇から解放されて救いの恵みを受け　聖霊の交わりに加えられる

　　　この夜　キリストは死の枷（かせ）を打ち砕き　勝利の王として死の国から立ち上がられた

★　いつくしみ深い父よ　あなたの愛は限りなく　奴隷の民を救うために　ひとり子を渡された

　　アダムの罪　キリストの死によって贖（あがな）われた罪　栄光の救い主をもたらしたこの神秘よ

　　この聖なる夜　悪は撃ち払われ　罪は清められ　恵みが注がれて喜びが満ち溢れる

　　聖なる父よ　天と地　神と人とが結ばれたこの尊い夜　あなたの教会が奉仕者の手を通してささげる此のろうそくを賛美の生贄（いけにえ）としてお受け下さい

　　此のろうそくが絶えず輝き　夜の暗闇が撃ち払われますように

　　その光は星空に届き　沈むことを知らぬ暁（あけ）の星　　キリストとひとつに結ばれますように　　キリストは死者の内から復活し

　?　人類を照らす光　世々にいたるまで　アーメン

（典礼聖歌集　３４２番）

　復活の聖なる徹夜祭で最初に歌われる賛歌です。　今年は、しみじみとこの歌の歌詞（祈り）をかみしめながら、オルガン伴奏(＋歌)奉仕をさせていただきました。

　今年は、合唱団で「ヨハネ受難曲」をずーっと練習してきました。　聖週間のはじまり《受難の主日（枝の主日）》の3月23日・24日には合宿（逗子）もありました。　団員のクリスチャン方が、24日の朝のミサに行くので一緒に・・・と誘われました。　実は、24日の朝ミサのオルガン奉仕を他の方に代わっていただいて合宿に行くことに決め、ミサは失礼しようと思っていました。　2日間とも日帰りをするので、ちょっとしんどいし・・・・・。　　でも、なんだか誘われちゃったので行かないとまずいかな(^^ゞと思い始めました。

　近隣の逗子教会の夕ミサは午後4時、午後の練習後だと、研修所からのバス（2時間に1本）で行っても間に合わない。　タクシーだと３０００円近くかかるので高すぎ・・・・・ウウム、諦めようかなぁ？　あちこちの教会のミサ時間を調べることになった。　所属の教会は午後6時。　その他の都内の教会も午後6時がほとんどで、ミサが半分以上終わってします。　とうとう、地図とにらめっこして、研修所から近い教会を教区のHPから1件ずつ探す。　ほとんどが4時～～やっぱり諦めようかなぁ？～～　「求めよさらば与えられん」（聖書）っていうけれど、とうとう見つけました。　新逗子駅から4つ目の「金沢文庫」にある金沢教会は午後5時。　駅から徒歩3分・・・ヤッター！！

　よく考えたら、25年前に所属していた教会でした。　3年くらいしかいなかったし、息子が生れて5ヶ月目に幼児洗礼をしてもらったけれど、その場にて成り行きで代父をしていただいた方以外はたいして知り合いもいない。　土曜のミサは参加したこともなかった。　ちょっと懐かしさもあったり・・・。

　合宿所からのバスも３０分くらいかかるし、道路状況によってはどうなるか分からないので、電車の時間に間に合わなかったらやめようと思いつつ、成り行き任せで行くことにした。　　神様は、やっぱりミサに出られるようにして下さって、7分くらい過ぎたけれども参加させて下さった。　　説教の中で初めて気がついたこと。　それは聖金曜日の受難の朗読が　『ヨハネ福音書』　だということ・・・。

　今年は、聖木曜日、聖金曜日、復活の聖なる徹夜祭の3日間を所属教会と、以前にお世話になった修道女会でオルガン担当することになった。

　　なんども聖週間の典礼を読み返し、確認し、歌いながらオルガンの練習をし・・・いつもは当番（輪番）で1日だけの奉仕なのに、今年は、受難曲の合唱練習をしながら慣れないドイツ語の意味を確認しては祈り、聖週間の準備をしながら聖書を読んで祈り。　　《復活の主日　日中のミサ》は、聖歌隊奉仕。　　同時にキリストの受難を思い起こし・・・祈り。

　　合唱の本番が指揮者、指導者の願うように素晴らしい演奏となれば・・・・・。　　ただただ祈りつつ練習を積むのみ・・・。

3月31日　復活の主日（日中ミサ）より　関町教会にて賛美の祈りの歌

復活の続唱 「fukkatunozokusho2013.WMA」をダウンロード

Cantate Domino　「CantateDomino2013.WMA」をダウンロード




　　

東日本大震災から２年

亡くなられた方皆様の御霊のためにお祈りいたします。そして、被災者全ての人の一日も早い復興と心の平安をお祈りします。

　３月３日に、あの大津波でご主人を亡くされた親友のお宅に伺った。名目は女子（雛祭り）会。 ご主人の遺体が見つかったのは震災後４週間たってからで、葬儀は家族だけで行い、「お別れの会」をシアトルで２回したあとに、東京で７月にするというので、学生時代の友人にも声をかけてその受付のお手伝いをさせていただいた。　今回は、その友人たちと一緒に亡くなったご主人のご実家に伺った。

　アメリカシアトルに、かれこれ２０年近く在住しているのだが、ご主人は、日本で新たなビジネスを開拓し、仙台空港に海外からの直行便を就航するという事業を立ち上げた。　大震災直前の１月に最初の便が仙台空港に着いて、さあこれから・・・・・というところだった。

　震災の前年夏に、このビジネスの為に仙台入りし、自宅のあるシアトルから実家の所沢に転居して仙台と行き来する生活であった。　夫婦ともにとてもバイタリティーのある人で、いつも、世の中になるために何が出来るかを考えて、新しいことを見つけては、チャレンジをして行く人である。出会いは、故松本亨氏の主宰する英語学校（ナイトスクール）。結婚前から、一緒にアメリカに行って学び、仕事をしたいと頑張っていた。そして、願いがかなって、ご主人の転勤でアメリカへ。　ヘリコプターの操縦免許を取得。　小型飛行機（セスナ）の免許取得。　転職。　日本の航空学校の講師。　新規事業の展開。　順調に人生を歩んでいた。

　

　友人も自宅で帰国子女になる日本人の子どもたちのための英語教室を主宰。　英語教材の日本への紹介と販売。　英語教育のブラッシュアップのために、イギリスでの英語教育法の研修参加。米国の大学院（通信）終了。　etc.　いつも前向きに生きている。　実家のお母様が体調を崩しているので、年に３～４回は帰国していた。　国内にいる私など年２回行くのがやっとなのに・・・。

　ご主人が亡くなった直後、すぐに仕事の跡を引き継ぐことを決断。　全く知らない世界である。　なんと、航空機の操縦免許を取るというのだ。　あと何回かの実習で取得が出来るという話。

　そして、昨年２月にご主人のお父様が息子の一周忌を待たずになくなった。　一人息子に先立たれ、きっと本当に悲しい日々を送っていたことだろうと想像する。　その人のいなくなった家を守るためにも、日本で仕事をするためにもこの実家に転居をしてくるというのだ。

　とにかく応援をしたい。　他にも、ここに書くことのできないほどの大きな家族の悩みを抱えている。でも、決して落ち込まないで、新しい方法を探して生きている。　脱帽。

　報道では、震災以後の復興は一向に進んでいない。　放射能汚染の完全除去には３０年くらいかかるらしい。　それを進めていた政府（政治家）や官僚たちは何をやっているんだろう。　一番大事なことを先送りにして、目新しいことを少しやっておけば、国民の目を欺けると思っているのではないだろうか？　東京都では、オリンピック招致運動に相当な大金をかけている。　しかし、そんな大金があるのなら、早く復興のために使ったらどうなのかしら？　オリンピック招致は復興がある程度進んでからでも遅くはないのではない？　皆に余裕があってからの方が、本当に一緒に喜べるし楽しめるのではないかしら？

　政治家個人の夢や成果の為にだけ、言葉巧みに民衆を操るような目先だけの政治はやめて欲しい。

　これからの国を支えて行くのは、若者や子ども達。　彼らが本当に良い人として、世界の平和の為に、唯一の被爆（３度）国である日本という国が先に立ってリードをして行けるように、≪人材育成≫をするカリキュラムや教育や環境が最重要のように思えてならない。

　２０１３年３月１１日記

 

 
　

篠崎めぐみ＆寿 ジョイント・リサイタルⅦ Piano 松岡淳 ５月２５日（土）

知人の声楽家ご夫妻のコンサートのご案内です。

篠崎めぐみ　＆　寿

 

ジョイント・リサイタル　Ⅶ

ピアノ　松岡　淳

２０１３年５月２５日（土）　１３：３０開場　１４：００開演

場所：メルセス会・聖堂（中野区東高円寺）

 

お問合せ先：篠崎　０９０－９３０８－７２５１　Mail:ten.shino@ezweb.ne.jp