ZAKKYの愛♪♪

LOVEだのHUGだのDEARだのと
言葉を使わなくても、
確実に愛は伝わる。



昨日、急な友達のお誘いで出かけた
ゴスペル師匠・ザッキーこと尾崎久美子さんのライブ＠吉祥寺。
京都で古くから歌われている子守唄から始まった。


なんの意図的な操作もない素直なお声から
また　明らかにハートに直結したその腕、指がはじき出す
ピアノの音から、それが確かに伝わってきた。


いつも、キュッと閉じやすい私のハートが全開になるのはそんな時だ。
それは、喜びや悲しみや痛み、おそらく怒りなども全て溶け合った
愛の音色。。。。
それらすべてが溶け合っているのでなければ
私は　愛とは呼ばない。



なんだろう、私はその声に含まれる「痛み」に共鳴していた。
でも、私にとってそれはちっとも辛くも痛くもなくて
むしろそれが　ハートを開いてくれたような気がする。


いつも褒め上手で、明るくてフランクで、
でもちょっぴりシャイ（と、私は思っている）な彼女が
私は大好き。


私は
心を閉ざしていたら　人と交流出来ないじゃないか、
人に失礼じゃないか、と思いこみ
いつも自分より他者を優先して
辛い時に心を閉じる自由を　
自分に認めてこなかった時期が本当に長かった。


でも、その時期を経たからこそ
心を閉ざす大切さを知った。
閉ざしている自分にOKを出すことをやっと覚えた。
開くときはハンパでなく開くハートならば
閉じるときはガッチリ閉ざして当然なんだと。


心を閉ざしてもいいよ、と
言ってくれる人の前で初めて私達は
心を開くことが出来る・・・・
普段、プライベートな深い話を交わすことはない尾崎先生だけど
彼女の歌とピアノを聴きながら
そんなことを感じ、久しぶりに深く息をついた。