掃除ができて良かった

　トイレのタンクの中にある鎖が切れたようです。
　レバーを倒しても空回りするだけ、水が流れません。
　タンクの蓋を開けて中を見ると、底に横たわる鎖。
　これを引けば流れるのか。
　引いてしまいました。
　手洗い管から水が勢いよく吹き出し、タンクを飛び出し床にバシャバシャ。
　床を拭きながら、以前にも蓋を開けたまま水を流してびしょ濡れにしたことがあったなあと思い出しました。

まだ捨てない

　エアコンのない部屋で扇風機を回し、書類の整理をしていました。
　古くなっていらないものと、まだ取っておくものを分けます。
　暑い。
　いるものといらないものの判断がつかなくなってきました。
　必要なものを捨ててしまうかもしれない。
　作業は中止。
　今日の暑さをなめていました。
　命を捨ててしまうかもしれないところでした。

砂に吸い込むように

　優先権がないとポイントにならない。
　優先権は瞬時に移動するので、どちらに優先権があるのかわからない。
　それでも見ているうちに、なんとなくわかってくる。
　フェンシング・フルーレのルールです。
　オリンピックのたびに、いろいろな競技を少しずつ理解していきます。
　ちょっとずつ見る目ができてきます。
　でも終わると、4年間一度も目にしないので、目は少しも成長しません。