夏着物に心躍る

ああ、まずお断り。タイトルと写真は連動してませんのであしからずでございます。先日のポリエステルの帯を同じくポリ着物に合わせまして。これで夕方外に出たら着物友達に「銀座に結んでこれからご出勤？」て軽口叩かれました（苦笑）。

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今年の桜はものすごく長持ちしています。私の知る限り、神奈川と東京都内の桜は場所を特定しなければ、今週末を含めて週末３回を桜を眺めて過ごせそうな感じ。もうここ２週間、毎日通勤電車から満開の桜を見てすごしてる気がするのですが。
それはそうと着物に興味を持ち始めてから、季節のことにすごく敏感になりました。自然いっぱいの田舎育ちだからか、そのくせにというべきか、私って人は空気や草木の変化にまったく関心がなくのほほんとここまできたものですからこれは大きな変化です。で、散る桜を横目に去りゆく春を惜しむまもなく、今は力一杯薄ものの季節のことに思いを巡らせる今日このごろ・・・。ちょっと前までは着物は袷の季節まで楽しんだらあとは浴衣を盛夏に楽しむ程度で一旦お休みするつもりでいたのでありますが、ちょいとばかしこれはおかしなことになってきましたよ。（落語調なくちぶりで）
実はですねえ、麻なるものを着てみたくなっちゃったのです。私の思う麻の着物といえば「○○上布」などと呼ばれる伝統工芸品で、裕福で着物生活ベテランさんの夏のお洒落着みたいな位置づけで高嶺の花だったんですが、実は小千谷ちぢみでもラミー糸を使った機械織りのものなら私にも手が届くものがあると知って俄然その気になっちゃいました。今年誂える予定だった浴衣をやめればなんとかなりそうだし、きゃあ！憧れの本麻のお着物がもしかしたらこの夏は着られるかも!?
そうと決まればまずは市場調査です。手始めにバーチャルなショッピングセンターにでも繰り出しますか。対人じゃないから気をつかわないし、夜中でも開いてるし、そしてすっぴんでも構わないし（笑）。
あ、その前に、夏用の小物類もあわせて必要なんだった！うひゃあ、忙しくなりそう！