芸術の秋ということで

オーチャードホールで行われているウエストサイドストーリー、見てきました。
東京は明日が最終公演日なので、滑り込み～。
歌やダンスが大好きなので、ミュージカルを中心にその他年間ではまあまあそこそこの数のステージを見てるとは思うのですがなぜか「見てきました」系のエントリがないのは、以外にも着物で出かけるのはこれが初めてだったからです。
ね～、意外でしょう？私も改めて知ってびっくり。
ショーはなかなか素晴らしかったです。
生の迫力を存分に堪能して、とても贅沢な時間を過ごしました。

しかし、神奈川からえっちらやってきたけど改めて東京ってすごい街だと思いました。
その気になれば居ながらにして世界の一流どころのステージを連日どんどん見ることができちゃう。しかも「東京公演だけの夢の共演」と銘打って、世界中のどこでも見られないような贅沢なコラボなんかもやってきたりして、スゴイなあ。

さて、今日の主役はこの帯。

　

絽の名古屋帯。
映画で見たベルナルドの衣裳（有名な足上げのシーンで）が確か赤と黒だった気がしたので（笑）。
帯締めにはさんでる白いのはチケットです。気付かず写真撮っちゃった。
ところで今日のこのお太鼓は、相棒の作品です。（これは帰宅後に撮った写真なので椅子にもたれたりして形が歪んでるけど、できあがりはとてもきれいでした）
あまりにも着物着るのが久しぶりだったのと帯が短いのと暑いのと時間が迫ってくるのとで癇癪をおこしかけて泣きべそをかいていたら、さすがに相棒が見かねて手を差し伸べてくれました。
私は突っ立ったまま鏡の中の相棒に向かって、まるでおひい様が侍女に指図をするかのようにあれこれ指示を出すのみ。
いやいや、でもほんとに、彼の助けがなければ私は今日の開演に間に合うように家を出ることはまず無理でした。感謝。
ていうか次からはこのテがあるわあ。
どうやら相棒はわがままなネズミにミルクを与えてしまったようであります。
うおお～、次はクッキーを所望じゃあ～。

黒の縞に見えてる半襟は近くで見ると実はこんなの。



ただこれ、プリントされた絽のポリ地を単に半襟の寸法に切り分けたっていうかんじで、どこをどう頑張っても見える位置にちょうちょを出すことができないのです。
せっかくつけても見えてる部分はただの縞・・・涙。
ネットで写真だけ見て買った失敗例です。

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おまけ。



渋谷の雑踏の中を歩くの図。
実はこの道、ものすごい人の波で、こちらから行く人あちらから来る人でもみくちゃになってるようなひどい歩道なのです。
なのにこの写真、ものの見事に人が写っていないでしょう？
瞬間的にフレームから人が消えたところをぱっと捉えたある意味奇跡のショットですが、そういう面で相棒って実は天才なのかも。（なんとかの欲目とはこういうことを言うんですよ）