日々の愉しみ

週末は着物でお出かけがなによりのリフレッシュ。
着た着物、買ったものの記録です。

へっぽこ手わるさ

2007-03-28 | みてみて!
季節のモチーフを小物で。 先日雑貨やさんでこんなかわいいトンボ玉を見つけて、飛びついてしまいました。 直径2センチほどの大粒で、中に小さな桜の花(とおぼしき花)が踊っています。 手作業で作られたものだとこれくらいのサイズなら5000~8000円前後のお値段がつきます。こちらはどういうものなのかかなり安価でしたのでつい。 よく見ると針の先ほどの気泡が入っていたりするのですが、このチープな感じが . . . 本文を読む

すごい工夫

2007-03-26 | みてみて!
昨日の続きです。 この着物をひっくり返してみると、裏はこんなことになっていました。 写真はちょうどおくみの裾部分です。 おくみ、前身と別々の布をはぎあわせてあるのではなくて、表から見るとさもそう見えるように1枚の布をちょいっとつまんで縫ってあるだけです。 ちょっと離れてもう一枚撮影。 こんな調子でちょんちょんと縫いしろだけを作って、なんとこの着物は袖と襟以外、つまり身頃部分はまったく . . . 本文を読む

はじめてのきねやさん

2007-03-12 | みてみて!
横浜そごうで開催中の「京都老舗の会」で、やっと念願のきねやさんにお会いすることができました。 こちらのウェブサイトが好きでたびたび覗いていたのですが、実際に商品を手に取るのは初めてです。関心したのは、ウェブショップで見て想像していたのとほとんど色味が同じことでした。ちょっと聞くと当たり前のことかも知れないですけど、実はそういうところがいい加減なショップはごろごろあります。色味はほんとは違って当然な . . . 本文を読む

よしのかんどう 改め よしのかんとう

2007-03-07 | みてみて!
1月に悠々さんで掘り当てた更紗の帯。 ぱっと見吉野間道みたいだ、とはじめて聞く言葉で形容されて、気になったのであちこち巡って調べてみました、その吉野間道とやらを。 結局「江戸時代にいた吉野太夫という名妓(のちに灰屋紹益という大金持ちの夫人となった)が好んで身につけた(もしくは贈られた)間道」ということまではなんとなく分かったんだけど、これぞ吉野間道!というものがいまいち分かりません。 吉野間道 . . . 本文を読む

桜・サクラ・さくら

2007-02-21 | みてみて!
今年は暖冬のせいで桜の開花が早いそうです。 東京の開花予想は3月の19日だそうですが、となるとそろそろ桜のものを出さなくては! 1年ぶりにご対面の桜帯です。 あ、正月に一度締めたから嘘でした。 でもね、新年を祝う気持ちで締めるのと、桜待ちの心で締めるのでは、同じ帯でも心持ちが違うのですよ。 これは前帯に2通りの絵付けがしてあります。 いつも通りの右から左巻きで出るのが左の絵、不得手 . . . 本文を読む