2174 作者未詳 2011-12-15 | 巻十 秋雑歌 秋田苅 借廬乎作 吾居者 衣手寒 露置尓家留 秋田刈る 刈廬(かりいほ)を作り 我が居(を)れば 衣手寒く 露ぞ置きにける 「秋の田(に実ったイネ)を収穫するため、一時的な粗末な小屋を建てた。私がそこで一晩過ごせば、袖口から寒さが伝わってきた。露が降りたからか」 « 2173 作者未詳 | トップ | 2175 作者未詳 »