万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2330 作者未詳

2012-05-19 | 巻十 冬雑歌
詠露

為妹 末枝梅乎 手折登波 下枝之露尓 沾尓家類可聞

妹がため ほつ枝の梅を 手折るとは 下枝(しづえ)の露に 濡れにけるかも


露を詠む

「妻のために、枝先のウメを、手折ったので、根元の枝の露に、濡れてしまったよ」