万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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1931 作者未詳

2011-04-16 | 巻十 春相聞
川上之 伊都藻之花乃 何時々々 来座吾背子 時自異目八方

川の上の いつ藻の花の いつもいつも 来ませ我が背子 時じけめやも


「川の上の、いつも(=藻)の花の(ように)、いつもいつも、(そばに)来てくださいな私のあなた。時はいつでもよいですよ」

0491 吹芡刀自の詩歌に酷似している