万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2221 作者未詳

2012-01-31 | 巻十 秋雑歌
我門尓 禁田乎見者 沙穂内之 秋芽子為酢寸 所念鴨

我が門(かど)に 守(も)る田を見れば 佐保の内の 秋萩すすき 思ほゆるかも


「自宅の門から、番をしつつ田を見れば、佐保の(むらの)中の、秋のハギやススキが、思い出されます」