雨零者 瀧都山川 於石觸 君之摧 情者不持
雨降れば たぎつ山川 岩に触れ 君が砕かむ 心は持たじ
右一首不類秋歌而以和載之也
「“雨降れば” 山間の渓谷をたぎり流れる川が、岩にぶつかって、きみの心を砕くような、そんな(残酷な)心は持ってはいないよ」
右の一首は、秋の歌に類しない。しかし、和なるを以(も)ちてこれを(掲)載するなり
雨降れば たぎつ山川 岩に触れ 君が砕かむ 心は持たじ
右一首不類秋歌而以和載之也
「“雨降れば” 山間の渓谷をたぎり流れる川が、岩にぶつかって、きみの心を砕くような、そんな(残酷な)心は持ってはいないよ」
右の一首は、秋の歌に類しない。しかし、和なるを以(も)ちてこれを(掲)載するなり