ちょっとした絵(?)日記

思うところをつらつら書き並べているだけです。深い意味のない場合が多いですかね?

最低限の供給力確保=今冬の電力需給、北海道5.8%-節電要請など議論・政府

2012-10-12 18:01:08 | 世相
  政府は12日、今冬の電力需給の見通しや節電要請などの対策を話し合う「需給検証委員会」(委員長・白真勲内閣府副大臣)を開いた。沖縄電力を除く電力9社はいずれも、来年2月時点で、供給余力である予備率を最低限必要な3%以上確保できる見通しだと報告した。
 冬季の需給が特に厳しい北海道電力管内は、596万キロワットの供給力に対し、最大需要は563万キロワットの見込みで、予備率は5.8%を確保できる見通し
引用 時事通信 2012/10/12
電力関連で働いている知人に聞きますと、私たちがスイッチを入れれば届く電気は多くの方の不眠不休の努力により維持されているということが良くわかります。
今年の冬は良くとも、来年の夏は?来年の冬は?ということはありまり議論されません。いくら、日本製の発電機が丈夫であったとしても、24時間フル稼働しているわけにはいきません。メンテナンスなくしては稼動できませんし、発電機の耐用年数というか時間もあります。
だから原発が必要と短絡的に言いたいわけではありません。将来を考えずに今、需要が足りれば良いという考えで、維持(メンテナンス)を考えないことに問題があるのです。
足し算を重ねていって、供給が需要を上回ったとするだけではなく、不測の事態が起こることを前提にしていかないことが、将来に影響を及ぼすということを考えていくべきなのです。
僅かな期間で再生可能エネルギーに転換できるならばいざ知らず、ましてや、夜間の電力がソーラー・パネルで維持できるのか?と色々な問題があります。
それらを無視して、事を進めようとする姿勢に何かあるのではないか?と疑念を持ってしまいます。

 



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