
287-1
トレッキング最後の朝。
釣りは私が爆睡だからか結局なく、
(どちらにしろ、魚なんて無理だったけど)
不信ガイドの案内で、小麦粉を作る現場へ。
水力で石臼をプレスする、なんとも原始的な感じ。
地元の人は、自分の家で使う分を持って来て、
ひいて持って帰ってる。
自給自足スキルが半端ない。
不自由と不便と不幸は違うことを
このような場所に来ると考えさせられる。
自分が順応できるかはおいといて。
287-2
帰り道、
不信ガイドに今までのチップを要求される。
まあ、払うものだと思っていたから、
一応渡してみると、足りない、
普通は10倍だと。
先のジプシーのお茶の件もあるし、
私は既に、ガイド、トレッキング代は払ってるし、
チップって額じゃないと思うと話すと、
だいたいそのくらい払うのが常識だとの一点張り。
アンタの話は理解出来ないから、
戻ってコックに聞いてみてから払うと話すと、
慌てて、君がハッピーじゃないならお金はいらないと言ってきたのだった。
やっぱり騙しだったか。
チップをどうこう言ってくる人は、
ロクなもんじゃないんだな。
でも、言い値をそのまま払う人がいるんだろうな。
特に日本人。
私だって不信感がなかったら、
そんなもんかと払ってたかもしれないし。
コック曰く、
彼は、馬を何頭も持ってるし、俺なんかより金持ちだよ、とのこと。
まあ、そのコックのウチは貧乏話も、
ウソかもしれないけれど、
6日間お世話になったことだし、
さして不信なこともなかったし、
日本の湿布とか手拭いを添えて、
彼には、私なりにチップを弾んでみたのだった。
287-3
先日庭園を案内してくれた運転手が迎えに来てくれたので、
先日の分のお礼も渡して、
スリナガルへ戻る。
帰り道、コックと運転手に、
カシミールの良い製品があると店に案内されかかるも、
疲れてるからと固辞。
あー、こーゆーのがまたはじまるんだなー。
この6日間、
ほぼゲーリーさんだったし、
お風呂も入らなかったし、
どうなの?と思うこともあったけど、
ジプシーの生活を垣間見ることが出来、
満天の星空の下、
川の音を聞いて寝起きして、
ぼーっとして、
この旅してる一年は毎日思ってるけど、
ホント贅沢だよなーと思ったのでよしとしよう。
まあ、帰ってすぐしたことが、
熱いシャワーと、
コーラガブ飲みという、ひ弱な現代人なのだけど。
287-4
食:玉ねぎ、タマゴカレー、肉カレー