
人生の1/3を静岡県で過ごした私にとって、月一度母に会い
【もっとも今は施設にお世話になっておりますが】に帰る地が
古里ということになります。近くの山にはみかんがたわわに実り、
垣根越しに柿のなるお宅のお庭にも情緒を誘われる季節になりました。
毎年書かせていただいていますが、私にとって本格的な秋の
始まりは青いみかんデス。【黄色いのよりこれが好きなんですよ
小さい時からね。】運動会には欠かさず持って行ったものです。
先日、私は母にお弁当を作っていきました。

施設の食事はいつもやわらかいものが多いので、あえて
歯ごたえのあるもので、昔を思い出してもらえないか反応を
期待しながら、私が良くお弁当に入れてもらったものを作って
行きました。



炊いたご飯に白ゴマとユカリ【梅シソを乾燥して細かくした物】
を振りかけたもの。

薄味噌味で炊いた物。


一番気に入ってもらえたのは7分づきご飯でしたが、
デザートのみかんまで食べ、自分用に持っていった
サンドイッチも半切れ程欲しいといって全て平らげてくれました。
もっとも、量は写真では多く見えますがおままごと程度ですが
消化不良にならないか?ちょっと心配。

何事も無く翌日も元気だったとのことで安心致しました。
母が昔作った事があるお弁当には反応がありませんでしたが
シャリシャシと噛み砕きながら、ニコニコ食べてくれたのは
嬉しかったです。母が体調を崩して施設にご迷惑がかかると
いけないので、頻繁には出来ませんが
たまには
