続き

チェックインには1時間ばかり早かったので塩沢宿に行ってみました
此処は江戸と越後を結ぶ三国海道の宿場町として大いに栄えた街道です
平成22年に完成したという事で風情を感じるには今一ですが
もう少し年数を経れば木材も馴染み落ち着きを見せるのではないでしょうか


昭和初期の写真でしょうか
魚沼地方は日本でも有数の豪雪地帯
道の両側には雪国ならではの雁木も整備されています


そして此処は米どころ
その米と清冽な水が美味しいお酒も造り上げました


もう一つ忘れてはならないのが北越雪譜の著者鈴木牧之が生まれた地なのです
明和2年に生まれた所謂、学者さんで、この本は当時のベストセラーとなったそうです




これは雄さんが愛読している著書でも有りまして上の4枚は
其処から写した物ですが牧之は絵にも長けており
見れば中々斬新な絵を描かれていたんですね

直ぐ近くの商店にはかんじきが吊るされておりましたので眺めておりますと
中から店主が出てきて右の大きい方はすかりと言うんですと説明して下さいました

その使い方の説明が牧之の本に載っておりましたので・・・
店主が言うに雪景色の絵を東京に送っても当時、誰も信じる者が居なかったのだとか
現代の様にカメラが有れば証拠ともなるのでしょうが
降ってもせいぜい4~50㎝の雪しか知らない人間には信じがたいものだったのでしょうね




今、この通りは各家にお雛様が飾られ道行く人を楽しませています
或る一軒の家のお雛様を見せて頂く事にしました
色々な時代の雛人形が所狭しと飾られており、それを一つ一つ丁寧に
説明して下さる中に「おやまぁ」と言うお雛様も
ぶ男雛と、ぶす姫雛だそうです
さて、時刻は4時少し前、そろそろホテルに向かいましょうか
続く

それでも 随所に 歴史が感じられる仕掛けがあるんですね。
通りの積雪が 屋根と同じ高さになった白黒写真、
昭和39年の豪雪の時も そんな感じで 私は 長岡で体験しました。
現在観光地として人気を集めている、妻籠宿や馬籠宿も、この塩沢宿のように
しっくりこない時期があったのだと思います。
数年も経てば、風情のある町並みに変わっていくこと間違いなしです。
この、ぶ男雛 と ぶす姫雛もユニークですねぇ〜。
美男美女のお雛様は、巷に溢れかえっていて、どこででもみられます。
この雛は、とても斬新で、ほのぼのとしたものを感じました。
雪山行には、少しハラハラドキドキいたしましたが。
やはり、早い目の撤退も大切だと肝に命じておきます。
雪山は、同じコースを歩くのでも、かなり神経を使い、身体を庇いながら歩くのでかなり疲れますよね。コレに強い風と、登山客の多さが重なったら本当に大変な山行になってしまうと・・・よく思う事があります。
それにしても、、、
米所の日本酒は美味しいでしょうね。
そちら方面を旅した時は、
日本酒など気にもとめない若さ(?)がありましたが、今は、一番気になる所です<笑。
そして・・・
ブサ可愛いお雛さま、
見飽きない良さがありますね。
魅力っていうものは、いろいろな要素が合い交じって作り出されるものだなぁ・・・と、
いろいろな想像を巡らせながら、ブサ可愛いお雛さまを眺めてしまう私でした。
或る時、旅人が塩沢を通りかかった時に
いっこうに家が見えないので近くに居た人に尋ねると
「今、お前さんが立っている下に村は在るよ」
そんな面白い話が北越雪譜に書かれておりますが その位、魚沼は雪深い所なんですね。
takeさんは長岡で体験されましたか。
私は水上の親戚の家へ行った時に体験しましたが
今、水上も軒下近くまで降る事は無くなりましたね。
そうなんでしょうね。
私の代では無理かもしれませんが孫の代になれば
当時を偲ぶには十分な風情ある建物に変わって行くのでしょうね。
ぶ男雛、ぶす姫雛、これ結構大きい雛様でした。
お雛様は顔が命と言いますが
こんなお雛様が飾られていたら
一日が明るく過ごせそうですよね。
流行らせましょうかね。
区の仕事をしている間は長旅の出来ないのが
辛いところですが何とか時間を作って一泊旅行に行って参りました。
今回の坂戸山は残念でしたが雪国で本当に、のんびりした時間を過ごす事が出来ました。
新潟のお酒、特に私は濁り酒に酔いました。口当たりが、とてもいいんです。
残念だったのは食前酒として出されましたので、量が物足らなかった!事でしょうか。
でも度数が結構ありましたので飲み過ぎたら、それこそ
ぶす姫雛みたいになってしまった事でしょう。
でも中々ユニークな雛様ですよね。家にも飾りたくなってしまいました。
いにしえに思いを馳せながら
ゆっくり歴史街道を散策でしたか
それもまた ロマンチックですね
北越雪譜
残念ながら 知りませんでした
さすが たかさんは 博学ですね
玄関よりも道の方が高いのですから、道に上がっていました。
私も子供の頃には、2階の窓から出入りしたこともあります。
その頃は、大人の苦労など知らずに、わ~い♪って嬉しかったですが(^^;
"塚山嶺吹雪図"がありますね、吹雪って本当にこんな感じなんです。
誇張でなくて、良く実態を描き出していると思います。
雪はきれいですが、暮らしていると大変です。
私の父はよく「雪山に行く者の気が知れない」と言っていました。
最近は洋風な顔のお雛様もあったり、いろんな顔のお雛様があるようで、
これは最新のお雛様ですね。
でも、美しく育ってほしいと言う願いは、難しそうですねえ(笑)
アクシデントで思ったより早い下山となってしまいましたので時間つぶしに行って参りました。
未だ湯気が立つような街並みですが
日本人も今になって古い文化財の大切さに漸く目覚めてきたのでしょうか。
年数を経れば、観光客を呼ぶそれなりの町並みになって行くのでしょうね。
北越雪譜
主人の話で知ってはいるものの私も読んだ事はございません。
ページをめくっていましたら当時の言い回しに読みづらさは有りましたが興味を引かれる個所も有りましたし
挿入された絵もなかなかのものですので
何時か暇な時にでもジックリ読んでみようかなと思ったりもしております。
そうですね
私も子供の頃、水上の親戚の家に行った時には屋根を横に見ながら歩いた事が有ります。
高崎でも積雪50㎝は驚くに値しませんでした。
今は全く雪を見ない年も有りますが、やはり温暖化のせいなのでしょうかね。
雪崩や吹雪の絵はその凄まじさが上手く表現されていますよね。
お父様が仰った「雪山に行く者の気がしれない」その言葉は
雪の怖さを知っている者の素直な気持ちなのだと思います。
私も心せねば・・・