まだ残暑がきついですが、もう「秋」の気候ですね。
夜に窓を開けていると、寒いくらいになりました。
こんばんは、逢坂です。
「忙しい」は言っちゃいけない様な事を公言している私ですが、このブログで「忙しさ」をアピールしてしまっているみたいで、お客様と接するたびに「忙しいところ、すみません」みたいな事を最近言われちゃいます。
なので、少しカミングアウト?。たまには今日の日報を。
今日は朝一に小工事の現場段取りと、そのまま4件の打合せ。(10時・13時・15時・16時)
合間に時間を計りながらの現場確認4件。それでも、もう4現場は廻りきれず・・・。
「昼飯は座って食うな!」的なタイトルの本があるらしいですが、私に言わせれば「昼飯なんて、運転しながらでも食えるだろ!」です。
今日も昼ごはんはコンビニのサンドイッチと野菜ジュース。(朝ごはんは、おにぎり一個と野菜ジュースね)
別に珍しいことではないです。
打合せをしてきたという事は、これらを再度検討、又は発注手配・段取り、又は図面訂正・見積り。
この仕事、問い合わせから始まって、最後の最後にお客様から満足いただくまで、「これでよし」という事はないです。
以前、お酒の席でしたが同業者の方から「逢坂さん、なんでそんなに頑張るの?」と訊かれました。
(私にしてみれば、その人もかなり頑張っている方なので、びっくりしましたが)
先日のブログにも書きましたが、別に利益に執着している訳ではない。
悪いけど、「社会貢献」が目標でもない。
単純に、私を頼ってくださったお客様に対し、当社の持っている「技術」が発揮できて、それが「ずっと在り続ける」事が目標です。
ただ、これは私だけでなく、当社の大工の「技能」もあって出来る事です。
例えば、
今日、O様邸新築工事の「足場」を解体しました。
よく使う言葉ですが、机上でプランしたものが形となり、ついにベールを脱ぐ瞬間です。
以前の記事でパースをアップした事もありましたが、
実は、こんな日には「この為に頑張っていたんだ」とも言えます。
それは、ただ「パース通りにいったから・・・」とかそんな事ではなくて、写真では解りづらいと思いますが、正面の「4つの袖壁」。
ここをきれいに納めるために詳細図(もちろん、お客様にも見せてませんが)を起こしたり、大工と相談したりと、けっこう緻密な検討をしております。
O様邸に限らず、同時進行のS様邸も。
こちらは、「袖壁の納まり」を優先させるべく、二階のサッシを特注寸法にしております。
(規格寸法だと、使用上不具合となります。)
よく見る大手ハウスメーカーでの新築工事現場がありますが、こうゆう細部は、はっきり言って粗末ですね。
なんの検討もされていないし、見る限り「ただ仕上がればいい」という風にしか感じられないです。
まあ、私達が「施工側の自己満足」なんですがね・・・。
お客様に喜んでもらえなくては。
その為には、私達自身が納得できる仕事が出来たか?。
その為に頑張っているだけの様な気がします。
私は建築士で、建築施工管理技士で、これでお客様からお金をもらっている以上「プロ」です。
でも自分の事を「建築家」と思ったことは一度もないです。
使いづらい美術品のような建築を検討する事より、いかに「その現場に愛情をもてるか」だと思います。
大手のハウスメーカーと違って、営業上は至れり尽くせりとはいきませんが、私は当社の新築が最高だと思っています。
小工事やリフォーム工事でも同じ事が言えます。
いや、「状況判断」が重要となる分、こちらの方がなお「愛情」が重要ですね。
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