誠のまこと 

~小さな建築屋さんの出来事~

ダメなものはダメ

2020-10-28 03:15:47 | 設計業務

仮に、あなたが建築士でお客様の新築工事の監理(または管理)しているとします。

「これは良くない」と思った時、気の強そうな大工や各職人に「やり直し」を命ずる事ができますか?。

 

やり直しというのは、「造ったものを壊し(撤去し)、処分し、また同じ材料と道具を準備し、同じ作業をする」とても無駄な時間と労力とお金、そして精神的な負担がかかります。

その後の工程にも影響してきます。期限にも間に合わないかも知れない。

 

もしかしたら、あなたの説明や図面の表記が不十分だったかも知れない。

そして、あなたの指値で金額を取り決めして、利益や収入に余裕のない仕事をさせているかも知れない。

 

それでも妥協無くやり直しを命ずる事ができますか?。

 

 

私たち建築技術者は、膨大な知識と経験を元に建築物を設計し、そして施工しています。

しかし、それが現場に反映されなければ、それは悲しいくらいに全く意味の無いものとなってしまいます。

 

 

一例ですが、作業終了後であろうが、現場発泡の断熱材が既定の厚さに満ちてなければ、部位によっては大部分を撤去してでもやり直さなくてはいけません。

 

断熱材を入れ忘れたのなら、たとえそれがコンクリートであろうが、いくらかかろうが、壊してやり直さなくてはいけません。

 

人間が造るものなので、「いつも完璧」というものでは無いです。

けど「ダメなものはダメ」。

 

自分が責任を取る(持つ)事。

場合によっては責任を負わす事。

そして最も大切なのは、「そうならない様に、しっかり監理(管理)」する事。

 

あたり前の様で、なかなか難しいものです。

 

しっかりした知識と、それを反映させる技術を身に付け、何よりそれを貫き通す精神があっての建築技術者です。

 

 

そうそう。

設計者の立場で行うのが「監理」で、施工者が行うのが「管理」です。

 

そして、私達の仕事です。

 


紅蓮華

2020-10-26 03:40:29 | たあいもない事

「どうしたって♪」というフレーズがAM2時より頭の中で何百回もループして、眠る事を諦めました。

 

おはようございます、逢坂です。

 

眠れない間、「仕事って、どう向き合うべきなんだろう」、「自分の若い頃はどうだったかな」とか考えてました。

 

結論、「人それぞれ」ですよね。

私にとっての仕事とは、「自分の人生」そのものです。

 

そんなの人に教わるものではないし、無理やり定義するものでもないんですけどね。

「自分がそうだったから」と、人に押し付けるものではないですし、自分の考え方が正答だと言い切る事はできません。

 

ただ、今の私は経営者なので、従業員の仕事に対する姿勢は、良くも悪くも評価しなくてはなりません。

どうでもいいというものではないし、一人一人しっかり見ています。

 

「同じ目的をもった同志」と望むのは私の欲張りかもしれないし、「ただの雇用関係」と思うのも私の勝手です。

そして、雇われ側の勝手でもあります。

 

 

とにかく「目の前の仕事を一生懸命やる事」、そして「自分に出来る事は前向きに率先して取り組む事」でしょうね。

付け加えれば「その対価(給料)の根源である、お客様の為に」です。

 

「志」さえしっかりしていれば、技能や技術は自然と身に付いてくるものだと思うし、ひいては自分の人生をも豊かにするものではないかと思います。

逆に、それが曖昧であれば、「なんかわかんないけど、今日も頑張ったし」の繰り返し。

 

「目的」はあるか?。「目標」は?。

自分の気持ちに対して明確な「志」が無いと、いつの間にか「頑張る」という事が目的になって、「今日も一日頑張った~」を一週間、一か月、一年、3年、5年、そして「俺は10年間、頑張った(つもり)」だけの人生になっちゃう様な気はします。

 

さて、また「どうしったって♪」が始まるでしょうが、寝ます。


ドーピング

2020-10-18 17:46:40 | 今日の出来事

AHBA-BASE6社合同展示場、明日からも「常設展示場」となっておりますが、今日は「グランドオープン」と呼べる最終日でした。

まずは、本日及びこれまで弊社展示場に足を運んでくださったお客様、ご来場どうもありがとうございました。

 

コロナウィルス感染予防対策として完全予約制としたグランドオープンでしたが、この4週末を終え、改めて振り返ると、とても楽しく、今までに無いほど有意義な時間だったと思います。

 

私達、建築屋はそうそう平日に休めるものではなく、土日にお客様を迎え、またはその準備と、正直なところとても大変な4週間でしたが、6社及びスタッフのみんなで力を合わせたからこそ、楽しく頑張れたと思っています。

仲間に感謝です。素敵なメンバーです。

ライバルではありながら、他社さんに良い話があれば、私も心から嬉しいですしね。

 

ありがたい事に、私もプランやお見積りのご依頼を数件いただきました。

お客様のご期待に応えれる様に、一期一会とならない様に、いただいた「ご縁」を大切に、精一杯努めさせていただきます。

 

今はそりゃ、多少の疲れはありますが、

「ドーピング」という裏技もあるので、明日からも顔晴りますよ~!(笑)。

ある意味、この上ないカンフル剤ですね。

 

今日もお疲れ様でした!。

 


グランドオープン(4週目)

2020-10-17 07:43:49 | AHBA-BASE

新規感染者39人となっては青森県もいよいよ危険区域ですね。。。

「ウィルスと隣り合わせ」という意識をもって、マスク、消毒、手洗いと、自分の身は自分で護る様に努めましょうね。

 

おはようございます、逢坂です。

 

コロナウィルス感染予防対策として、4週に分けてチラシ配布したAHBA-BASEのグランドオープンも今日で4週目。

当社の展示場コンセプトは「天然無垢の木の家」。

壁もホタテ漆喰と、天然素材にこだわった健康住宅です。

木の香りとぬくもりを体感しに、ぜひご来場ください。

では、今日と明日は私も展示場でお待ちしております!。

 


グランドオープン「2週目」

2020-10-03 18:46:24 | AHBA-BASE

AHBA-BASE合同展示場。

今日と明日はグランドオープン「2週目」。というのも、コロナ感染予防の為、「密」とならないように青森市約11万世帯に対しエリア毎に4週に分けて配布します。

 

忙しく、25日のプレオープン時の様子をご紹介していませんでしたが、弊社新築第一号のN様をはじめ、たくさんの新築やリフォームOBのお客様もお見えになり、とても嬉しかったです。

手伝いの娘が居なかったら、おそらく泣いてました。(苦笑)

 

午後にはなんと、市長も!。せっかくなので、記念写真を。

そうそう、東奥日報でも民放3局のニュースでも紹介されたしね。

 

プレオープン、そしてグランドオープンと、さすがに今週の前半は疲れが抜けませんでしたが、6社で力を合わせてまだまだ頑張ります!。

 

堤橋の交差点のビルにも看板付いたし、

バス広告も、

これも皆、私達の取り組みに賛同いただき、ご協賛くださった協力業者様、メーカー様のお陰です。

住宅産業から青森市を元気にし、必ずお仕事を通じて地域を活性化させ、皆さまに還元したいと肝に銘じております。

 

「AHBA-BASE」って、カッコいいですよね!。

ご来場者プレゼントのエコバックもそろそろ流行るかな?

 

ちなみに、私の車も。

「AHBA-BASE」のカッティングシート、欲しい方はご連絡くださいね。

貼るなら無料で差し上げますよ。

 

慣れない展示場の接客で、失礼も多々あるかも知れませんが、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

 

 

 

 


S様邸 建て方

2020-10-01 18:11:27 | 新築工事

地元工務店6社による合同住宅展示場「AHBA-BASE」が26日にグランドオープンしました。

6棟それぞれ個性と特徴があり、見どころ満載となっております。

展示期間は1年間です。ぜひ一度はご来場くださいね。

 

こんばんは、逢坂です。

 

(浪館前田)S様邸の現場進捗をご紹介。

今週早々に土台を敷き、

引き続き建て方を、

野地の板金下地のアスファルトルーフィングも敷き、

あたり前の事の様ではありますが、建て方終了時には事故やケガが無かった事に、実はいつもほっとするものです。

それと、本来は「雨男」のレッテルを貼られている当社(私?)ですが、今年の当社の柱建て作業は、とても天気に恵まれたと思います。

 

今日から10月。季節の変わり目。

これから一気に「秋」ムードになると思いますが、

安全はもちろん、健康にも気を配り、進めていきたいですね。

 

そして、冬の到来は出来るだけ遅くなりますように。

 

では。