まこちゃん日記2

まこちゃんのピンポン日記です。

10月29日 ぼうっとしていると、ろくな事はない!

2020-10-29 12:48:16 | 日記

 

     『 静寂、寂寥感の漂う夕暮れ 』

        河津 米子さん 撮影

今日は朝から快晴で風もなく暖かい、小春日和のようでのどかな日だ。

私は相変わらず、ぼうっと思い切りぼうっとしている。

2月からコロナの自粛に入って、(ピンポン3月~6月間は完全中止

だったし、絵の方も同様で)以来何とはなしに中途半端な生活が

続いて居る。

残り時間の貴重な我々にとっては、大きなロスでありその実質的、

精神的なダメージは予想以上に大きい。

昔々、リタイア後の1年位は全く何もない予定も束縛もない自由な生活

を送った。それは夢のような、この日々のために今までの35年があった

のかと思えるほどの甘美さであった。

しかしその後、二つの事を始めそれが唯一日常生活の中での予定であり、

刺激であり生活のリズムとなってくれた。

それが週に1回のこのピンポンと月1回の絵画サークルであった。

紆余曲折はあったが、趣味としてこれがほぼ共に18年以上を継続してきた。

それがこのコロナによって突如中止となった。丁度その頃、私は体調不良が

続いていて無理して続けていたので正直なところ、この事態を残念と言うよりも

ホッとする感じの方が強かった。

予定は何もなく、自由気まま昼寝三昧というめくるめく様な快感の境地を享受

していた。20年前の再来かと思うほどだった。

そんな蜜のような毎日も3,4ヶ月を過ぎると、さすがに飽きと退屈と無聯感と

焦燥感とがやって来た。その時には、もう無気力で今更何もするのも億劫という

気持ちに支配され、そこに加えて動かないと言うことから来る体調不良、足腰の

萎えなどが加わり、まさに何もないという空虚で無虚な生活にすっぽり落ち込んで

しまっていた。

それでも7月からピンポンが制約付きながら始まったので、億劫な気持ちと

だるい体と戦って何とか再開することが出来た。

一方、絵画の方は、教室は8月から再開していたのだが、行って絵を描こう

という気力、気分(なにしろ名人とは気分で描くものなので?)になれず、

未だに出て行けていない。

 

一度何もしないぼうっとした生活をしてしまうとだらしないものだ。

今まで一度も考えたことはなかったのだが、本当の私は絵が好きなのではなくて、

絵を描く自分が好きなだけだったのではないかと思ったりしてしまう。

こうしたマイナス思考から、果たして再び気力はよみがえるのだろうか。

 

コメント
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