「氷室園の大虹」
須田孝雄さん 撮影
今日は自由練習の日だ。残念ながら私は今日も休ませて貰った。
空は快晴、温度良し、湿度低し、風邪は爽やかという絶好のスポーツ日和だ。ということは
お出掛け日和でもあり果たして何人が集まったろうかと一寸心配する。
私は3月16日以来ラケットに触ってないわけで、名人だったら調子を元に戻すのはさぞ大変だろう。
その点私などは便利なもので調子を戻すも何もない。それでもさすがにラケットの感触を一寸忘れた
ような気もするが、先月の世界選手権のスエーデン大会を毎晩じっくりと見ていたからか、それ程
ピンポンと離れていたような気はしない。
超高速ラリー、スマッシュとロブの応酬、チキータ、逆チキータ、カット打ち、変則サービス、
台上フリック、多種多様な回転、大接戦での精神力等々と素晴らしいプレーを見ることが出来たので、
よりピンポンへの興味が深まった気さえするようだ。
早くラケットを握って、また自分なり下手は下手なりのマイペースで楽しみたいものだと思う。
それには、自分の気力意欲と体力との問題だろう。
今度のように、こうも発病、入院が連続すると、さすがに心にこたえる。何もかもやる気は萎えて、
意欲も失せて、心許なく全てに対してとても弱気になってしまう。
体力の方では、完治ではないのからだろうが、未だいろいろな不便や不都合がり、不快があったり
微熱が出たりしているのだが、勇気を奮ってこれ等に立ち向かって打ち勝ったとしても、目前の一番の
問題は足腰の衰弱ではなかろうか。
歩くのが元々嫌いで従って弱い方だから、あれ以来2ヶ月間も入院生活やら安静やら不便な状態やらで、
ほとんど歩かない、動かなかったわけで驚くほどにその足腰は弱ってしまった。
これの回復が最優先で、リハビリ体操や散歩などに励んでからの再スタートしなければ出来そうも
ない感じだし、怪我などをしかねないだろう。
程々の所で妥協して、軽くピンポンを始めて逆にそれをリハビリとして、せめて前の状態程度には早く
戻りたいものだ。