『 出塁と桜 』 裕一くん 撮影
今日は7人が。18年度の最後の練習日だ。朝から曇りだったが午後には薄日もこぼれて、
暑からず寒からずの良い天気だった。いい汗がかけた。
腰痛と足痛とで整体にも通っていて、電気や温熱,挙げ句はアイシングとマッサージを受けて
幾らか良いようなので、久し振りに力を入れて打ってみた。
やはり楽しいが、又痛くなったりそしてぐったりやけに疲れてしまった。
明日はいよいよ新元号が発表だ。この情報時代によくも洩れなかったものだ。誰のリークも
なかったのかスクープもなかったのだろうか。箝口令が敷かれて厳しく統制されたのだろうが、
情報が溢れかえっているこの今時、逆に伝わったり洩れたりしないのが一寸空恐ろしくもある。
施政者は国民に知らせず何かを作り何かを決めているのかも知れないと言う不安が出てくる。
情報管理が徹底し、国家規制等という昔の言葉が浮かんでくる。
民間のクイズの応募では「安久」とか『安永』などが多いという。これは安倍首相を喜ばす
だけだ。AIの予想では「歓賞」だそうだか何やらつまらない。
水族館のイルカ君の占いでは「永和」、たこ君のそれでは「和久」だった。これはなかなか良い。
果たしてどうなるだろうか。あと16時間後には判明するわけだ。
いっそ「平和」とか「平穏」や「幸久」などズバリといっても面白い。
いずれにしても平和で穏やかで誰もが幸せと感じられる様な年代であって欲しいものだ。
ところで今日は先日の続きで、7人の男性陣を紹介してみます。
(鳥居さん)――青鳩の最長老。しかし一番お元気です。何という身の軽さでしょう。大学時代は
フィギアースケートの選手だったと聞けば納得です。クルッとトゥループで回転してどんな球も
捉えます。テニスもやり畑をやり模型やドールハウス作りと忙しくとても多才な方です。
関西弁の大変な雄弁家です。お孫さん達とは(三人共に卓球選手だった)とても仲良しで
これはやさしいお人柄だからなのでしょう。腰の手術から奇跡のような回復をされて、今では
あの腰痛の頃の姿が嘘のように軽やかです。
それでも無理されず長く続けることを目標に頑張って下さい。
(簗瀬さん)――青鳩で二番目の長老。ストイックに技術を研究追求されるタイプです。
4,5年前には市の卓球教室に留学して、すっかりバック打ちをマスターして帰りました。
学生時代はサッカーでFWの選手で、さすがに運動神経、身のこなし、バランス感覚は確かです。
お孫さんとも仲良しで,よく青鳩にも連れて見えました。(もうその子は今ではお医者さんに
なりました)やさしい方で親切でその上,九州男子らしく一本筋が通っていて、しかし結構頑固で、
繊細でナーバスな方です。
最近一寸体調不調を言って居られますが、大事にしながらも頑張って欲しいものです。
(真弓さん) 打ちやすい球が正確に帰ってくるので、皆が彼とのラリーを一番喜んでいます。
〔相手の打ちやすい様に意識して出しているのだとは彼の弁なり〕彼とは高校時代からの友人で、
何時もクラスで1、2番を争っていました(成績とは言いませんが)。あの頃の彼は才能ある紅顔の
文学小年でしたから、運動は嫌いで苦手だとばかり思っていたのですが、どうしてどうして……。
子供の頃の遊びでかなりやっていたのだろうことが彼のフォームから伺えます。打った後の手首の
返しです。あの頃は力一杯に振って、皆がああしたものです。その名残でしょうが、なかなか直る
ものではないでしょうから、それはそれでもういいのでしょう。
巨人フアンで牡蛎フライが大好きで、社会悪を怒り政治談義にすぐ熱くなる見掛けによらぬ熱血漢
でもあります。
〔遠藤さん〕――ご本人は後期高齢者の大台に乗ると大威張りですが、所詮は青鳩では最年少の若者
なのです。しかし青鳩で一番の若さと美貌を誇っているのです。
彼とやるとどうしても力が入ってしまい疲れます。さすがに元気で練習熱心で、最近ではボールに良い
スピンが掛かり始めましたし、バックスマッシュなど上手なものです。
ベランダでは花を育て、料理もやるし、魚の干物、乾燥野菜まで作るというマメな器用人です。
私と一緒に絵もやっていますが機械設計の出らしくその作品は如何にも几帳面です。
今は青鳩の会計から総務的な仕事まで全てをやって貰っています。安心してお願いできる名リーダー
です。今年度から会長をお願いしようと思っている位です。
青鳩にいる限りは永遠の若者、若手でいられるのですから、頑張って!
〔須田さん〕――中国選手がやっているペンホルダーでの裏打ちをこなすほどの器用な方です。
今で言うチキータの如きをペンホルダーで何年も前からやっていたと言うことでしょうか。
彼の手首が廻るともう我々には取れません。学生時代や会社の独身寮の時代にかなりやられて、
独自の須田流の必殺技を編み出したようです。その年季もさることながら、ゴルフのアプローチなど
見事なものでしたから、生来の器用さに恵まれているのでしょう。
趣味も多彩な方で、食通、グルメ紀行、ゴルフ、登山ハイキング、演劇歌舞伎鑑賞、バードウオッチング、
旅行と多方面です。写真では、当ブログでも時々お世話になっています。
穏やかな人柄で明るく親切な方です。
〔守夫さん〕――これらの長老方と青年との丁度中間に位置するのがこの方です。
さすがに昔は卓球部だっただけあって、その球はバックスマッシュも鋭く、ドライブはスピンが利いて
なかなか素晴らしいものです。何時も人なつっこい1万ドル位の笑顔で楽しそうにやっておられるのが
好ましく見ていても嬉しくなります。
気功をやり、釣りもかなりのもの、演劇鑑賞や本もワインも大好き、仕事もおやりになっているという
大活躍振りです。
何時も違った面白い格言やら諺の入ったTシャツ姿で、飄々と笑顔で、それでいてガンガン打って来る
面白いキャラクターで、何時も楽しませて呉れています。
(まこちゃん)-自分のことは自分では見えませんから勝手な事を自由に書けます。
彼は白皙のスラリとした肢体に、黒髪がフサフサでスイングの度に揺れてキラキラ輝きます。
ピンポンもそこそこです。これ以上書くと、皆に「嘘つけ!」と殴られそうですから止めときます。
ピンポンで一番楽なのは、動かないからカットマンではないかと始めた頃に全くの勘違いをしてしまい、
それ用のラケットを購入して以来続けていますがなかなか出来ません。
ある日のレッスンで、先生にこう言われてしまいました。
「カットの格好で打って少しもカットされないのも相手が戸惑い、試合ではこれも良い武器になるかも」と。
これは誉め言葉なのでしょうかね。大変な皮肉の利いたジョークだったのでしょうか。
本当の私は残念ながら、ピンポンは少しでも長く続けようと言う気持だけは十分ですが、体も気持ちも
極めて弱い薄汚れた老いたピエロです。
私もそうですが皆さんがよくも長く続いていることだけは胸を張って誉められることではないでしょうか。
これで7名の、先日の6名とで13人の全員を紹介したわけです。
こんな13羽の可愛い青鳩達が毎週火曜には南湖のあたりで羽ばたいているのです。