まこちゃん日記

まこちゃんのピンポン日記です。

11月29日(木)フォアー打ちとバック打ち  練習法-(3)

2018-11-29 17:08:56 | Weblog


   
             「 山と雲と沼 」


                             当ブログ専属カメラマン  森川雅昭さん 撮影



         今日は7人、木曜日で2時間だけという変則だったから、都合の悪かった方が多かったようだ。
         前回の13人の時と比べると、いささか寂しい気がするのはやむを得まい。だんだん寒くなってきたがこの所は
         良い天気続きで今日辺りは温かく穏やかな良い日だった。
         久し振りの簗瀬さんも調子良さそうにやっていた。休んで何処か余所で練習していたのではと冗談が出るほど
         だった。
         1時間は1対1で残りの1時間はダブルス3戦という内容だった。皆さんには一寸物足りない運動量だったかも
         知れない。あっという間の2時間だった。
    
         その上、今日は飛び込みの見学の方があった。定年後まだまもないと言う男性で中学時代に卓球経験あり
         だそうだ。卓球なら年を取っても続けられそうだし是非やりたいと思ってと言うことだった。
         ずうっと熱心に見学して居られるし、マイラケット持参でスポーツの準備をして来ているので、見るだけでは
         気の毒かと思って休憩の人と何度かやって貰った。昔やったという痕跡は確かに伺える打ち方だった。

         青鳩は会員の募集はしていないし、現在13名で丁度良い感じだから、定例は無理だが、青鳩有志と外部の方
         の数人で月に2回(土か日曜)やっている自由練習の方にでも声をかけてあげるしかあるまい。

         青鳩本体の方は、これで案外入会条件が厳しくピンポンの腕は二の次で、容姿端麗(今では明らかに年齢で
         衰えてしまったのだが…と言うのが確認出来るならばOK)、性格温厚、思いやりがあって、やさしくて親切、
         常識豊か、そして明るい人である事という難しさなのである。

         この条件に適合しないと却ってご本人にお気の毒だから慎重に判断しているわけである。
         今日の方の他に男女2名の希望者が有るそうだが、まあ現状の人数、顔触れが良いのではと思っている。

         ところで話は変わるが、変則予定で散々だった今月の練習もようやく今日で終わりになった。
         他のいろいろな予定と重なり、予定が組めずに皆さんも大変だったと思う。キノコ公園のテニスコート跡に
         出来た茅ヶ崎公園体験学習センターがいよいよ完成し、1月からオープンとなった。
         我々も1月24日に見学がてら使うことになった。多目的室で台は4台あるという。
         そこの様子が良ければそちらへのシフトも考えられるだろう。場所の選択肢が増えること、センターが工事中は
         公民館を使っていたサークルが向こうに戻るだろうし、いずれにしても少しは予約取りの様相が良い方に変わる
         のではと期待している。


         さて、前置きが長くなってしまったが、前回からの続きのピンポンの練習法を忘れぬうちに書いておこう。
         あまり面白くもないだろうが、皆がどんどん上手なりつつあるから、ということは自己流のクセが直し難くなる
         前に、自分自身で出来るだけ正しい基本を身に付けた方が良いから急がなければならないのだ。
         少しでも早いほうが良いと言うから、面白くないのを承知でこれを書いている。

         ピンポンに関心のない方、やってない方で、たまたまこの日記を覗いてしまった方や、或いは時々覗いて呉れて
         いる私の友人知人方の退屈を思うと申し訳ないようだが、あくまでピンポン日記と題しているのだから仕方が
         あるまいとご勘弁願います。


         さてさて、ピンポン初級クラスを卒業するのに絶対必要な基本事項は次の6項目だそうだ。

        (1) 構えとスイング
        (2) フットワーク
        (3) フォアーハンド
        (4) バックハンド
        (5) つっつき
        (6) サービス(下回転)

         我々の年代では(2)のフットワークは、重要なことではあるが転倒などのリスクの方が大きいから、スポーツ
         保険に全員加入済みとはいえ、まあそこそこの自然体で、未だに少しは残っている反射神経に任せた無意識
         の動き程度の方が良いかも知れない。

         前回で、フォアークロスのラリーをやり、30回は楽に続くようになったから、次の段階へ進むことになるわけだ。

         今回は、フォアーでのストレート打ちと、いよいよバックハンド打ちである。
         シェイクハンドの利点の1つは、バック打ちが遣りやすいことである。人間どうしても利き腕側で打つのは楽だが
         逆は遣りにくいものである。これは生まれてから何十年間利き腕でやって来たという脳による慣れであり、
         バックは不慣れと言うことである。そこで最近、小中学の卓球部の新人には最初からバックをやらせて、右も左
         も自由に同じように慣れさせる練習法があるそうだ。

       練習法-(3)
        
        (1)フォアーのストレート打ち
          フォアーから相手のバックサイドへ返すことであるが、クロスに比べて距離が短いだけに難しいと言われて
          いる。
          フォアーハンドとはラケットを握った側で、上回転をつけて打つ打法で卓球の最も基本の打ち方である。

          まずは球をラケットでしっかりと捉えることである。右足はやや後ろで腰を落とした基本姿勢から、右膝を
          やや曲げてバックスイング(極く小さく)を取り、ラケットの位置は水平かやや下気味で、リラックスして
          バウンドの頂点を打つ。
          ラケットは台に垂直か、ややかぶせた感じで(球のスピードによって角度を変えるがこれは慣れによる感覚
          で)、ボールを擦り挙げるような感じでそのまま自然に振り抜く。当然ストレートというのは相手のバック
          を狙う。

        (2)バックハンドショート。
          バックサイドの球をバックハンドで返すのだが、バウンド直後を捉えるのが最もやさしく、これは大いに便利な
          打法なので早くマスターしておきたい。このショートの場合は体の正面で捉えることに心掛けること。
          
          *この練習法では、相手の人にフォアーハンドで自分のバックサイドへ連続して打って貰い感覚とフォームを
           掴むのが良い。現に我々が時々やっているあの方法である。
          *その日一日を極力バックハンド打ちで過ごしてみるのも効果的である。フットワークが必要になるから難し
           いところがあるが、無理せず出来る限りという程度だ。相手に迷惑をかける(ラリーが続かずに)のではと
           言う心配もあるがこの際それは無用としよう。相手側も、練習台になるのも球出しをしてあげるのも、
           相手のためだけでなく自分にとって球のコントロール、安定という面では良い練習になっているのだから。

        (3)バックハンドの打ち方
 
          まず基本姿勢から膝を軽く曲げやや前傾姿勢を取る。バックスイングはボールのバウンドのタイミングに合わ
          せて、やや左下となる。スイウングの支点はあくまでもヒジでコンパクトに振り抜く。必ずヒジを支点にする
          のがポイントで、肩の支点では大振りに手首だと小手先になって全く威力がない。

          その次のアイテムは、バッククロスとバックストレーとをやって、最後には初級クラスの仕上げでもある
          「つっつき」と「サービス」をやって卒業で、まずはめでたしめでたしとなる。
    



11月23日(金)ラリーを30回続けよう! 練習法―(2)

2018-11-23 21:37:02 | Weblog


    「茅ヶ崎海岸の夕暮れ」
            
当ブログ専属カメラマン森川雅昭さん 撮影


 今日は13人。 今月は予定が取れず9日から今日のレッスン日まで飛んでしまった。
金曜でしかも祭日の夕方のレッスンなんていうのは初めてだ。しかも何と現在のメンバー全員
の参加で、先生を迎えて14人が3台を囲んで賑やかで一寸した壮観でさえあった。
こうして全員が揃うのは年に何回もないことだが、皆さん元気でニコニコと楽しそうなのが
何より良かった。

さて、練習法の前回に続いての2回目を書いてみよう。

練習法―(1)の復習になるが、初期のワンポイント注意点

* 壁の前で素振りをしてみる(コンパクトなスイングを)
* 体の回転、上半身のヒネリで打つ(手で打たない感覚を)
* 手首を曲げない、かぶせない
* 大振りしない、強く打たない
* 見ること        等が挙げられるだろう。

          これ等は初期の初期のことで 、既に我々はかなり先のことをやっているわけだが、時には初心に戻って
              確認したいものだ。動作を文章で表現するのは難しいし、それを理解するのはそれ以上に大変だが、
              誤解や勘違いや思い込みはないかの確認を、遠慮なく時々は先生や周りの人に相談しながら
              やっていこう。

              さてここからいよいよ相手と台に向き合って打ち合う練習です。普通のお遊びでは何も知らぬ儘に
              ここから始めるわけですが、ある意味でここが1つのポイントであり、将来の進歩か否かの大きな
              分岐点なのかも知れません。

              既に我々は始まってしまって居るのだから、せめて幾つかを意識しながら打ってみよう。
              フォームを覚えるまでは強く打たない、大きなスイングをしない、同じピッチ(ラリーを続ける速さ)で
              球を送ろう。何と言ってもゆっくりした小さなスイングで同じ所に打つのが大切だ。

              練習法-(2)さあいよいよ台に向かっての練習が始まる。

             (1)30回のラリーを続けてみよう!
                相手の人に出来るだけ同じピッチで同じ場所へ出して貰い、自分も同じ所へ打つことに徹する。
                それをまず30回を目標にして繰り返す。
   
              これが出来たら次の段階へ進む

             (2)フォアーのクロスラリーをする
                お互いのフォアハンドで対角線上に打って繰り返すもの。スピードを調整してレベルに合わせて
                狙ったところに打てるようにすること。
                フォアハンドとは利き腕側(ラケットを持つ側)の球を打つもので、台上でバウンドしたその頂点で
                打つのが基本である。

             (チェックポイント)

               * 打球点         打球点を極力一定のところにする  
               * コースの狙い      最初はゆっくりでいいから狙った所へ
               * ラリーの時間      出来るだけ長く続けること
               * 肩からヒジの使い方   リラックスして自然体のフオームで(前述)
               * 台からの距離      前陣から、中陣からも打ってみる
                             意識すると長い距離も打てる様になる

             次回はバッククロスラリー、フオアーのストレート打ち、バックショート、バックストレート打ちへ
             と進んでいく。

11月9日(金)ピンポンを始めたら! 練習法-(1)

2018-11-09 20:37:19 | Weblog



       「 秋も深し 雲場池(軽井沢)にて 」
   

青鳩メンバー兼当ブログ専属カメラマン
                
11月 須田孝雄さん 撮影

11月は、あろう事か館側が4週全ての火曜と土日の3週を館の行事として押さえてしまったので
、利用サークルは大恐慌の筈だ。
我々なども定例は一度も取れず、自由練習すらも駄目という有様で、今月はレッスンの段取りさえ
出来ないのには困ってしまった。変な曜日の変な時間でしかも2時間だけと言うのが何回かやっと
という状態だった。すっかり皆さんの火曜日午前という体のサイクルや頭の中にインプットされて
いるカレンダーを混乱させたりで迷惑をかけてしまったようだ。

館側に公平さを欠いたミスやタブー破りがあったので、とにかく館長の話を聞いてみた。
おとなしくて気が弱く、言い合いは苦手、無口でシャイで、流れに身を任せるという、かなりいい
加減なタイプのこの私が、意見を言うのだから余程のことだったわけだ。

「たまたま今月に限ってのことです。こうした事があった場合は、今後は事前にお知らせします」
という館長の謝罪と約束があったので引き下がった。
しかし館長は大体2年位の任期で本庁からの新しい人と交替してしまうから、こんな事の申し送り等
は考えられず、残念ながら約束などは気休めのようなものになってしまう。
何年か前にも同様な事があったのを思い出した。強いもの長いものには、虚しくもまかれるしかないのか。

今日は8人が参加。朝から雨が降って居るし2時間だけだったのによく皆さん集まったものだ。
久々10日振りでやはり楽しかった。短時間だったのに十分やった感じ、皆さん汗もかけて充実した
2時間だったようだ。

3日の自由練習には参加のつもりだったのだが、展示会に遠方からわざわざ見に来てくれる方があった
ので、ピンポンには行けなかった。
展示会も終わってホッとしての、先月30日以来のピンポンは何だかとても楽しかった。
足腰は相変わらず痛かったが、私も少しは動いてうっすらだけど汗をかけた。
今月中は厳しい変則の日時の練習日が続くがしばらくの我慢だ

それでは、いよいよ練習法の(1)として書いてみよう。
何はともかく、練習は球を出来るだけ多く打つことだろう。これは球慣れする事であり、どの位の力で
どの位飛ぶのか、弾むのか、ラケットの角度でどの方向に飛んでいくのかの感覚を掴むことが大切だ。

しかしこれをあまり続けていると、変なクセが着いてしまう恐れがあるから、その前に先生やコーチなど
に正しいスイング、基本動作をきっちり習いながら、何時もそれを強く意識し修正しながらやっていくのが
とても大切な事だという。将来への上達の可否は、これを意識しながらやるか否かが、その分かれ道の
最初の大きなターニングポイントだ。

本当なら、最初から順序だった練習プログラムで、様々なアイテムを段階的に皆で揃って、反復練習を
         していくのが一番効果的で最も良い方法なのは分かっている。

         しかし青鳩は部活ではないし、それぞれレベルが違うし、様々な違った考えや性格を持った個性的な方々が
         いるお楽しみサークルだから、一斉に皆揃って同じ練習が出来ない。
         そこで自分は、今日はこれをやろう、この練習に徹してみようと強く目標、目的を持つことが重要になる。
         自分1人だけで良いからこれはしっかり自覚するべきである。

         私も、今月はこれを、来月はこれを練習するとしっかり決めてやらなかった故に、上達が出来ないで
         しまったから、一層強くそう思うのである。

         練習法の(1)

         ピンポンを始めても唯やみくもに練習に時間を費やしても、上達は期待できないと言われています。
         ただ黙々と何も考えずに打っていては単なる時間潰しになるだけです。
         それも少し慣れて来て緊張と新鮮さが薄れてくると、そのままでは厭きてしまい面白くなくなって、
         もし仮に周りのメンバーが気持ちの良い人ばかりであったとしても、ピンポンが嫌いになる事があるでしょう。

         それでは、折角始めたのに勿体ないことで、ピンポンの何時までも全くの初心者で、依怙地で個性的な
         独りよがりの修正不可能な初心者のままで、ピンポン知らず、本当の面白さ知らずで終わってしまいます。

         そこで自分でも意識して出来る練習の順番、内容を列挙していこう。

         (1)球と遊ぼう(感覚を覚える)
         休憩時や自宅などで、ラケットに球を乗せてお手玉をして遊ぶ。又、壁に打ってみるのも良い。
         1m位離れて壁に向かって球をおすのでなく右や左にこする様に打ってみて壁で跳ね返る方向を知る。
         (球の回転を知る)
 
         (2)基本姿勢を覚える
         相手に正対して足は肩幅位、利き腕がやや下がる。少し前傾を取り、膝を軽く曲げて余裕を持たす。
         ラケットの先端は相手に向けている。
    
         (3)ラケットの握り方(グリップ)
         腕とラケットが一直線になるように握る。力は軽く生卵を握る位で。
         フォアーのスイングでは手首がやや外側に、バックハンドではやや逆に曲しかし一直線上から見ると
         右(フォアー)、左(バック)であって、上下に曲げてはならない。
         シェイクハンドで人差し指を立てるのは、フォアーでは強い球を打てるが、中級レベルに進んだ時の
         台上のプレーやバックサイドではお手上げである。

         (4)スイゥング
         大きく振らない。特に最初は強く打たないことである。
         体の真横から腕を肩の高さで真横に開き、次に前習えの姿勢で真っ直ぐ両手を挙げた事で出来るこの空間が
         スイウングの可動範囲である。つまりスウイングはコンパクトが良いのである。

         大振りではなく体の真横までで(後ろまでのバックスイングを取らない)そこから体の真ん前で顔の高さ
         まで振り抜くのである。(球を打ってから手首を返したり、手のひらをかぶせるのは誤りなのであるが、
         昔やった人ほどこのクセが残っているようだ)
         そして素早く最初の位置に戻して次の球に備えるのである。

         次回にはいよいよ卓球台で相手に向かって打ち合う段階に入る。

11月1日(木)ピンポンを始めよう! 

2018-11-01 21:21:45 | Weblog

     

 宮古の思い出―(1)

「きれいな海だった」   高橋カリン 写す

今日は2時間だけの変則練習の日だったが何人の方が集まっただろうか。
楽しく良い練習が出来ただろうか。何人ものお休み届けがあったので4人以上になった
だろうかと一寸心配していたのだが……。かく言う私も、今日はどうしても休まざるを
得なかった。

先月25日は、眼の注射(黄斑変性)を受けに東京医大まで行った。
(余談だが、あの話題の学校なので女性差別は昔からあったと言うから、すると私の担当主治医
である中年の女医さんは、かなり成績優秀だったのだなぁと改めて先生の顔を見直してしまった)

間が悪いことに、たまたま今週は水彩画の展示会中なのだが、そんな時に限ってピンポンが多く、
会期中の一週間で3回もピンポン予定がある。今日の1日ともう1回土曜の3日にも予定が入って
いる。その上そんな日に限って、病院予定やら展示会の受付当番日と重なってしまうものだ。
日頃は暇で時間だけは売るほどある人間なのに皮肉なものだ。

受付当番を代わって貰ったり、病院の予約も出来るものは延期して貰ったりして出来る限りの遣り
繰りをしたが、それでもどうにもならない日があって、今日の病院のMRIと3日は遠方から来る
            絵のお客さんの予定ありで外せず、ピンポンは欠席となってしまう。

            そんなわけで次回のピンポン予定は9日だから暫く空いてしまう。
            本来ならこの日記も今日は休むのだけれども、先々月だったか、2週間ばかりピンポンを休んだので
            当然このブログ日記も休んだら、世の中広いもので気にして呉れる方も居られて「どうした死んだのか」
       、    「とうとう止めたのか」「呆けてパソコンもやれなくなったのか」等という問い合わせがあった。
            またまた、そうした旧友知人や何時も覗いてくれる何処かの方々に同じ心配を掛けしては申し訳ない
            のでこれを書いている。

            さて私達の年代で「ピンポンを始めよう!」なんて言っていると笑われそうだが、我々青鳩にも最近新人が
            入ってきて、それも女性の勢力図が大きくなった。平均年齢もグッと若返って活気が一層出てきた。
            そんな皆さんに長く長く、やがて年を取っても楽しく続けられるようにと願っている。

            何度もこの日記に書いたことだが、中高年にとってこのピンポンはまさにうってつけ最適なスポーツだと
            思っている。
            ごく軽くも出来るし勿論ハードにもできるし、簡単に始められてしかも道具も場所も比較的安易に準備
出来る。
            その上、初級クラスまでは案外簡単にやれるもので、とても取っ付き易いものである。
            ゲーム性や遊技性や娯楽性(昔の温泉卓球の名残か)もあって、面白く、年齢にあまり関係なく出来る
という強い長所がある。

            唯一の欠点は、室内でやることで(中国では公園での野外卓球があるというが)外気を存分に吸って青空
のもとで太陽を浴びながらというわけには行かない事くらいだろうか。
       
            何事でも入門がしやすく最初はやさしいもの程、実は奥が深くて難しいものというが、ピンポンもその通り
            かも知れない。バレーやバドミントンでは激しすぎる、ゴルフは遠くて手軽とはいかず大変だし、
            ゲートボールやグランドゴルフ、風船のバレーボールなどの老人向けスポーツに伍するもの、いやそれ以上
に適しているのではと確信している。

            ところで、ピンポンを始められた方は折角これをこれからのスポーツ又は趣味の1つとして選ばれたの
だから、今後の長い過程を少しでも明るく、無理せず健康に、そして何より楽しくいつまでもやりたいもの
である。その実現のためには、「合理的で効率的な練習メニューで、正しい基本練習を」に尽きるだろう。

            そこで次回からは、時々何回かに分けて、その練習法を書いてみようと思う。

            我々はそれをしっかりやらなかったが故に、未だに或る一定以上は進歩が出来ずにくすぶっているわけで、
            時間潰しだから、運動のためだから、体に良いからやっているのだとか、終わってからの食事が楽しみで
とかいう言い訳を、内心で自分に言い聞かせながらやっている状態でもある。

            長年の慣れでそこそこ出来るようにはなったが、これからは熟練による今以上の上達と体力の老化に
よる退化とのせめぎ合いをしているようなものだ。最近ではもはや、その退化の方が強いのが現状
だけれど……。

            そんな我々を1つの反面教師として、上手になって面白くて、素敵なフォームで楽しく何時までもやれる
            ように、80才なんか、とうに過ぎても元気で、楽しくやって居られるようになって貰いたいものだ。

            私か書くのは、図書館の卓球の教科書、ハウツー本、インターネット、先生のお話などのエッセンスだから
            あまり間違いは無いと思う。私の私見はほとんど入れていないから安心、信用して貰って大丈夫だと
            思っている。
            多少の体験的感想はあっても、まずは私の勝手な思い込みやら勘違いなどは無いはずだから、安心して
            これをやって貰っても大丈夫だろう。ただ文章で書かれたものと実践との一致が難しいだろうけれど。 
            
            次回から、折をみて時々書いて見ようかと思います。