「 山と雲と沼 」
当ブログ専属カメラマン 森川雅昭さん 撮影
今日は7人、木曜日で2時間だけという変則だったから、都合の悪かった方が多かったようだ。
前回の13人の時と比べると、いささか寂しい気がするのはやむを得まい。だんだん寒くなってきたがこの所は
良い天気続きで今日辺りは温かく穏やかな良い日だった。
久し振りの簗瀬さんも調子良さそうにやっていた。休んで何処か余所で練習していたのではと冗談が出るほど
だった。
1時間は1対1で残りの1時間はダブルス3戦という内容だった。皆さんには一寸物足りない運動量だったかも
知れない。あっという間の2時間だった。
その上、今日は飛び込みの見学の方があった。定年後まだまもないと言う男性で中学時代に卓球経験あり
だそうだ。卓球なら年を取っても続けられそうだし是非やりたいと思ってと言うことだった。
ずうっと熱心に見学して居られるし、マイラケット持参でスポーツの準備をして来ているので、見るだけでは
気の毒かと思って休憩の人と何度かやって貰った。昔やったという痕跡は確かに伺える打ち方だった。
青鳩は会員の募集はしていないし、現在13名で丁度良い感じだから、定例は無理だが、青鳩有志と外部の方
の数人で月に2回(土か日曜)やっている自由練習の方にでも声をかけてあげるしかあるまい。
青鳩本体の方は、これで案外入会条件が厳しくピンポンの腕は二の次で、容姿端麗(今では明らかに年齢で
衰えてしまったのだが…と言うのが確認出来るならばOK)、性格温厚、思いやりがあって、やさしくて親切、
常識豊か、そして明るい人である事という難しさなのである。
この条件に適合しないと却ってご本人にお気の毒だから慎重に判断しているわけである。
今日の方の他に男女2名の希望者が有るそうだが、まあ現状の人数、顔触れが良いのではと思っている。
ところで話は変わるが、変則予定で散々だった今月の練習もようやく今日で終わりになった。
他のいろいろな予定と重なり、予定が組めずに皆さんも大変だったと思う。キノコ公園のテニスコート跡に
出来た茅ヶ崎公園体験学習センターがいよいよ完成し、1月からオープンとなった。
我々も1月24日に見学がてら使うことになった。多目的室で台は4台あるという。
そこの様子が良ければそちらへのシフトも考えられるだろう。場所の選択肢が増えること、センターが工事中は
公民館を使っていたサークルが向こうに戻るだろうし、いずれにしても少しは予約取りの様相が良い方に変わる
のではと期待している。
さて、前置きが長くなってしまったが、前回からの続きのピンポンの練習法を忘れぬうちに書いておこう。
あまり面白くもないだろうが、皆がどんどん上手なりつつあるから、ということは自己流のクセが直し難くなる
前に、自分自身で出来るだけ正しい基本を身に付けた方が良いから急がなければならないのだ。
少しでも早いほうが良いと言うから、面白くないのを承知でこれを書いている。
ピンポンに関心のない方、やってない方で、たまたまこの日記を覗いてしまった方や、或いは時々覗いて呉れて
いる私の友人知人方の退屈を思うと申し訳ないようだが、あくまでピンポン日記と題しているのだから仕方が
あるまいとご勘弁願います。
さてさて、ピンポン初級クラスを卒業するのに絶対必要な基本事項は次の6項目だそうだ。
(1) 構えとスイング
(2) フットワーク
(3) フォアーハンド
(4) バックハンド
(5) つっつき
(6) サービス(下回転)
我々の年代では(2)のフットワークは、重要なことではあるが転倒などのリスクの方が大きいから、スポーツ
保険に全員加入済みとはいえ、まあそこそこの自然体で、未だに少しは残っている反射神経に任せた無意識
の動き程度の方が良いかも知れない。
前回で、フォアークロスのラリーをやり、30回は楽に続くようになったから、次の段階へ進むことになるわけだ。
今回は、フォアーでのストレート打ちと、いよいよバックハンド打ちである。
シェイクハンドの利点の1つは、バック打ちが遣りやすいことである。人間どうしても利き腕側で打つのは楽だが
逆は遣りにくいものである。これは生まれてから何十年間利き腕でやって来たという脳による慣れであり、
バックは不慣れと言うことである。そこで最近、小中学の卓球部の新人には最初からバックをやらせて、右も左
も自由に同じように慣れさせる練習法があるそうだ。
練習法-(3)
(1)フォアーのストレート打ち
フォアーから相手のバックサイドへ返すことであるが、クロスに比べて距離が短いだけに難しいと言われて
いる。
フォアーハンドとはラケットを握った側で、上回転をつけて打つ打法で卓球の最も基本の打ち方である。
まずは球をラケットでしっかりと捉えることである。右足はやや後ろで腰を落とした基本姿勢から、右膝を
やや曲げてバックスイング(極く小さく)を取り、ラケットの位置は水平かやや下気味で、リラックスして
バウンドの頂点を打つ。
ラケットは台に垂直か、ややかぶせた感じで(球のスピードによって角度を変えるがこれは慣れによる感覚
で)、ボールを擦り挙げるような感じでそのまま自然に振り抜く。当然ストレートというのは相手のバック
を狙う。
(2)バックハンドショート。
バックサイドの球をバックハンドで返すのだが、バウンド直後を捉えるのが最もやさしく、これは大いに便利な
打法なので早くマスターしておきたい。このショートの場合は体の正面で捉えることに心掛けること。
*この練習法では、相手の人にフォアーハンドで自分のバックサイドへ連続して打って貰い感覚とフォームを
掴むのが良い。現に我々が時々やっているあの方法である。
*その日一日を極力バックハンド打ちで過ごしてみるのも効果的である。フットワークが必要になるから難し
いところがあるが、無理せず出来る限りという程度だ。相手に迷惑をかける(ラリーが続かずに)のではと
言う心配もあるがこの際それは無用としよう。相手側も、練習台になるのも球出しをしてあげるのも、
相手のためだけでなく自分にとって球のコントロール、安定という面では良い練習になっているのだから。
(3)バックハンドの打ち方
まず基本姿勢から膝を軽く曲げやや前傾姿勢を取る。バックスイングはボールのバウンドのタイミングに合わ
せて、やや左下となる。スイウングの支点はあくまでもヒジでコンパクトに振り抜く。必ずヒジを支点にする
のがポイントで、肩の支点では大振りに手首だと小手先になって全く威力がない。
その次のアイテムは、バッククロスとバックストレーとをやって、最後には初級クラスの仕上げでもある
「つっつき」と「サービス」をやって卒業で、まずはめでたしめでたしとなる。