まこちゃん日記

まこちゃんのピンポン日記です。

4月28日(土) ペンかシェイクか。

2007-04-28 22:28:56 | Weblog
 連休を目の前に控えた(今日から大型連休の人も居る様だが)何となく落ち着かぬ土曜日で、それも夕方の3時~6時という一寸中途半端な時間だったが、6人も参加。自由練習日でいつも以上にのんびり、マイペースにそれこそ自由に各々の練習をする。葉山のYZさん夫妻もみえて楽しく汗をかく。腰痛で休んでいたYSさんも元気な姿を見せて、一寸だけの予定がフルタイムを元気にプレー。再発などしなければ良いのだが‥。

 ところでピンポンのラケットの握り方(グリップ)は、TVなどで見ていてもシェイクハンドグリップが圧倒的に多い。我々のこの仲間でも、最初からずうっとペンホルダーの人が4人、この青鳩でやっているうちに途中でシェイクに変更組がやはり4人、。昔はともかく、ここでは最初からシェイクだった人が8人ということで、世間と同様にやはりシェイクが圧倒している。

 私も一年前位にペンから(ピンポンといえばペンだと思っていた)シェイクに転向したのだが、未だにしっくりと来ないでいる。時々又ペンに戻そうかなという誘惑にかられている。子供の頃から、豆などを箸でつまんで隣の皿に移すなんて遊びは大の得意だった。この長年、箸を操って培った日本人特有の手先の器用さ捨ててまで思い切って転向したのは、一つにはカットを覚えよう(カットマンになろうと)とした事だった。受け型というか守備型の方が自分の性格に合っていると思ったからだった。
もう一つは、シェイクの方が守備範囲が広くなり(動きが少なくて済むのでは、ピンポンを出来る年齢が少しでも伸びるのではと思った)、手首、二の腕や肩への負担も少ないのではと考えたのが主な動機だった。

 しかし今ではとんだ思い違いだったのではなかったのかと考え込んでいる。台上でのショートの処理、微妙なコントロール等の感覚はいまだにペンの方がいいという気がするし、シェイクは何か不器用な感じで力で強打で打ちまくるのに適しているだけのものではないかという印象が拭い切れない。体の正面に来た速いショートには何とも対応に窮して、一瞬表で打つのか、裏なのかで迷ってしまう。今の球はペンだったら返せたかもと思う事がしばしばである。

 反面、どうせ最早フットワークは無いのだから、シェイクで握った方がリーチは長くなるから少しは守備範囲が広くなるかも知れない。また、バックサイドへ来た球もシェイクは手首や二の腕を捻らなくてもいいから体にやさしいのでは(私のように五十肩がそのまま治らずじまいで<第4,5頚椎のダメージとか>肩、首が痛くていまだに回らず、キャッチボールも出来ず、好きであれ程やったゴルフも断念せざるを得なかった体にでも)楽なのではと思っている。
速いスイング、従って強いインパクトもシェイクの方に軍配がありそうだ。TVなどで試合を見ていると、ペンの器用な選手が結局は不器用な感じのシェイクの選手に打ち負け力負けしている感じがする。(これがシェイク全盛の一因かもしれない)。

 カットマンになろうなんて考えたのも、とんだ自分の思い違いだった様で、たまに教えて貰う先生のレッスン時に『そんなカットでは!! もうその三倍位は切れないとカットと言えない』と毎回言われている。『カットは、手、腕,肩を十分に使い、腰そして何よりも膝を使わねば為らない』と教えられる。
これじゃあ、何ともはや体の為を思って無理にならぬ様にと思っての転向だったのにどうも逆効果だったようだ。
しかしまあ、カットマンへはともかく、もう半年位はシェイクで意地でもやってみようと思っている。