父の○○ ＠日本酒せと果（神戸元町）

2022-09-24 21:45:37 | 日本酒を飲む @ 西日本

日本酒せと果 さんの Instagram はいつも見てるから久しぶりな感じがしないのだけど、前回行った時から3ヶ月も経ってる。
季節野菜をはじめ旬な食材を使った料理が美味しいから、1つの季節で1回は楽しみたいのだ♪

前回は6月でまだ春っぽさもあったけど、今回は9月、どんなのがあるかワクワク。

いつも最初の一杯目は 笊ソーダ（「笊」のソーダ割り）だけど、この日はこんなものを提案してくれる。
柚子革命ソーダ とな。

「笊（ざる）」というのは鳥取の梅津酒造さんが造ってる、「笊」で濾したように “もろみ” がたっぷり入って濁りまくりで、超キレッキレの辛口。
「柚子革命」も梅津さんが造っている柚子しか使っていない焼酎、これも超キレッキレの辛口！
甘くないから嬉しい。

いつも一緒に飲みに行くママ友と乾杯したあと、さっそくメニューを眺めると、あるある♪
夏野菜がいっぱいなラインナップ。

特に「父のおじゃが」とか「父の玉ねぎ」ってのが気になる。
せと果実さんのご実家はみかん農家さんだけど、お父さんが他にもいろんな野菜を育てていて、いつも送ってくれるんだとか。

ありがたいですよね、実家の畑の存在って。
うちもいつも母に感謝しております。

「他にもいっぱい父の野菜を使ってるんですが、全部に付けるとほとんど「父の」ってメニューになっちゃうんです（笑）」と厳選して書いてるんだそう。

それならば、せっかくなので “父の” シリーズで行きましょう！

父の玉ねぎジェノバサラダ

ジェノベーゼソースがしっかり玉ねぎに絡んでる。
混ぜてるというより浸してる感じ。
玉ねぎはごく薄くスライスされてるのだけど、生ならではの食感もあっておいし。

さっそくお燗、お願いしまーす。
日本酒のチョイスはいつもお任せ。

優しい味わいの 無窮天穏天雲 。
温度もぬるめでふんわり優しい感じ。

山椒肉味噌と父のおじゃが

おじゃが、外はカリッカリで、中はほっくほく。
自然の甘みがあって…お父さん！おじゃが美味しいですよー！

そして山椒肉味噌も激ウマ！
山椒のピリリももちろんだけど、エノキのみじん切りも入ってて、その味と食感の存在感がイイ。

「せっかく挽き肉からうまい肉汁が出るからそれを吸ってくれる食材も入れたくて」とのこと。
なるほど、これは家でもやってみたい。

この日は先客が3名いたのだけど、皆さんコレを頼んでてらっしゃる（笑）。
初めてお会いするお隣さんとも「お燗が進みますよね」と思わず会話が弾んじゃう。

次のお燗は 大正の鶴 。

大正の鶴も大好きな銘柄の一つ。
なかなか見かけるお店がないから出会えると嬉しい。

アテにもう一つ、いちじくブルーチーズ酒粕ソース も。

いちじくとチーズの組み合わせっておつまみでもよく見かけるけど、それがブルーチーズってのがまたお燗には合うんだよな〜。
そして、何より下に敷いてある 酒粕ソース がうまーーーい！
「この酒粕ソースだけ売ってほしい」とママ友がめっちゃ前のめり（笑）。
どーやって作ってるんだろう…味噌？塩麹？なんだかそんなのが入ってる感じ。

これもお酒が進むので、もいっちょお燗。
鳴海古式一段きもと造り

通常は三段仕込みだけど、江戸時代では一段仕込みだったから、それを再現した日本酒だそう。
これもキレがあって、水割り燗でも美味しくなる。

ちなみに、この日は「朝からせと果」の日。
朝営業の日は朝9時〜15時、私もママ友も早い時間から飲んで、早い時間に切り上げられるのはありがたい。
12時にお店を出れば、メンズのお昼ごはんを作ることができるし。

というわけで、おしゃべりに盛り上がりつつ、2人でお燗は3本でおしまい。
めっちゃ健全。←朝から飲んでおいて（笑）

最後にサービスで梨を出してくださいました。

そいえば、せと果さんでは、最後に一口果物をサービスしてくれることがよくある。
こういうちょっとした気遣いが嬉しいなぁ。

今年は10月1日のゴーアラウンドに出店するそうで、その話で他の常連さんとも盛り上がったりして、またお店の中に一体感がうまれてました♪
いつも、ほっこり、そして楽しい時間が味わえる、大事な大好きなお店です。

--- おまけ ---
夜のアテに、さっそく挽き肉料理にエノキIN、やってみた。
イイ感じにできたので、それはまたいつか「家飲みコーナー」で？！