まった～り プリンストン（PRINCETON）

フィラデルフィア観光　を思いっきり満喫してしまったのだけど、
本来の目的は、相方の仕事のための出張じゃ～ん。。。

というワケで、前泊する為に車でさらに北へ40分ほど先の目的地　プリンストン　へ移動。

プリンストンといえば　アイビーリーグの一つ名門大学だ！！


とはいえ、特に観光する場所もないだろうと思って下調べもしていなかったので、
「仕事の間、良さそうなカフェで、大学生に混じって時間潰しでもしてるわ～。」と、
適当にメインストリートに下ろしてもらう。

一応ホテルに置いてあった、プリンストンＭＡＰを片手に、朝8時から散策開始。


が、目の前に突如表れた、立派な建物に、思わず吸い寄せられる。

うわー・・・すごい・・・。この荘厳さ。

写真では伝わらないのが悔しいけど、本当に圧倒される大きな建物なのだ。
何だろう？教会？　MAPには絵のみで、特に建物名は書かれていない。

あ・・・あそこに小さな入口みっけ。

目ざとく見つけ、入って良いのか分からないけど、とりあえず入口みたいなのをくぐってみる。

入口の向こうには、また入口が見え、その向こうには、また入口が・・・
一直線に見える、このアーチに　「この先何があるんだろう」　ってワクワク。

くぐってみると。

ふわぁーー！すご～い！こんな大きな空間が緑でいっぱい！
外側からは想像がつかないくらいの、大きな中庭が広がってる。

　
表からでは見上げるしかなかった、さっきの塔の後側。　そして、建物の中の廊下の雰囲気にも感動。
「すごいなー・・・。」　それしか言えない・・・。

自転車の駐輪場、各部屋につけられたナンバーを見ると、これって「寮」なのかな。
学生っぽい子も、ぽつぽつと出入りしてる。
いいなぁ、こんな素敵な寮。。。

この大きな中庭を抜けてからも、素敵な建物がずーっと続く。
　
左のは　RICHARDSON AUDITORIUM　だって。「リチャードソン公会堂」ってところかな。
演劇とかオーケストラのスケジュールが掲示板に。


散策を続けて、他にも何かのホールなどのいろいろな建物を目にする。　
右の NASSAU HALL は、タイガーの像が構えてて、本当に威厳がある。
　
それにしても、なんと、広々した空間なんだろう。。。

延々と広がる青空を遮るのは、大きな大きな大きな木の枝のみ。
延々と広がる芝生を遮るのは、まっすぐに伸びる小道のみ。

はぁ・・・ため息が出てしまうくらい、伸び伸び。。。。

インスピレーションが研ぎ澄まされる。
こんなところで自分の好きな分野を勉強できたらなぁ。



さらに大学敷地内の奥へと進むと、
これまた、年季の入った古い建物が。MAPには　McCORMACK HALL って書かれてる。
　

ん？時計？

よく見ると　日時計だ！！　自分の腕時計と思わず時間を比べてしまうけど、ピッタリ。

こんなところで日時計を見れるとは・・・すごいなー・・・そうとう古い建物なんだろうな。
でも、窓の中には事務所があって、現役で使われてるホールみたい。


中には、こんなアートっぽい建物も。

　
ART MUSEUM は学生の作品が。　PROSPECT　HOUSE　は、中庭でチューリップが咲いてて綺麗だ～！


てくてく、てくてく。　どこまでも歩いてられるくらい見所があって、そして広い。

　
さり気ないけども、なんだか「ぐっ」と来る光景を、いっぱいパチリ。
何だろうな？よくわからないけど、引き寄せられるものがある。

あぁ、バカだなぁ、私。
もっと下調べしてきたら、もっと面白かったかもしれないのに・・・。


そう思っていると、また目の前に荘厳な建物が。

　
写真では、これまた荘厳さ、大迫力が伝わらない・・・もういいや。
カメラはそこそこに、自分の目に、記憶にしっかり焼き付けよう。

ちなみに今度こそ教会。大学の敷地内に、こんな大きな教会があるんだー。
　
前方（左写真）　と後ろのステンドグラス（右写真）・・・はぁ・・・綺麗だ。
この痺れるような感覚、ずっと覚えていたい。

ちょっと歩きつかれた足の休憩のため、だ～れも居ない、この教会でしばし休息。


と、、突如、鳴る携帯電話で現実に引き戻される。
「会議が終わったから、どっか良さそうなランチできるとこ探しといてー。」と。

えぇ？！もうそんな時間？！と時計を見ると、ほんとだ。12時ちょい前。
4時間近くも大学内を散策してたんだ。。。

でも、そんなに時間が経ったと思えないくらい。
ていうか、足りないくらいだよ～～。

NASSAUメインストリートを挟んで、反対側は大学のお膝元みたいなショッピングとレストラン街が広がっている。

ここもまた、煉瓦造りの建物や、石畳の道が広がってる。


妖精の可愛いディスプレイも、いい感じに溶け込む。


ランチができそうなお店を探して歩いてると、ポツリポツリと見かける　SUSHI　の看板に
「こんな小さな町でも、もう日本食はすっかり定着してるんだな～。」　と妙に納得。
　


そして、やっぱりあった！　地ビールレストラン！

ここにしようかな～、どうしようかな～。
でも天気が良いから、テラス席で食べたいなぁ。

う～ん。地下にもぐってしまうココは次回にしよう！（きっとまた出張があるでしょう）


そうして見つけた、なんか雰囲気が良さそうなレストラン　Alchemist & Barrister　へ。


屋根はついてるけど、石畳の小道に沿って開けてる。
日の光と涼しい風が入り込んできて、気持ちいい～～！

こんなレストランに入ったら、昼からでもやっぱり♪　生ビールで Pilsner Urquell というのを注文。
ピルスナーなんとか・・・発音わかりましぇん。でも　チェコ　のビールなんだって！！

料理もネーミングが面白いのを頼んでしまった。
PORTABELLO MUSHROOM TOWER　

↑のポータベラというのは、マッシュルームの種類の一つで、見た目は椎茸みたいに平たくて大きい。
家でも、よく料理に使っているのだけど・・・。


でかすぎーーー！！


まさに“タワー”だ、トマトを挟んでタワーのように重ねられている！！

上から撮ってみる。

ナイフとフォークの大きさで比較ができるであろうか。。
一番下のポータベラなんて、直径20センチ以上はある・・・こんな大きなの、見たことないよ・・・。

色的には肉のステーキのようだけど、これ全部マッシュルームだから、ヘルシー♪
でも・・・やっぱりさすがにお腹いっぱい！


こ～んな感じで、まったり楽しんだプリンストン、いいなぁこの街。
大きくのびのびした空間に、ゆったり流れる時間。

ぷらぷら散策してるだけでも、心が洗われて、癒された感じ。

また来たいな。


【後日】 
改めて、プリンストンという地を調べてみたら、ここも本当に歴史ある街だったんですね～。
ほとんどが、1770年代の独立戦争を耐え抜いてきた建物。
アメリカ軍が初めてイギリス軍に勝利した場所でもあるんだとか。