今年も来ました!
龍力 を醸す 本田商店 さん!
毎年、東京から 空の半斗瓶 をリュックに入れて本田商店さんまで来るセンパイの、金魚の糞(笑)として。
なぜ、センパイは「空」の半斗瓶を持ってくるのかというと…
「また、龍力を入れて送ってね、よろしく。」
そうして、新たに半斗瓶に入れられた龍力は、東京の先輩宅に届けられ、気の置けない仲間みんなと飲む!
私も 初回 は東京で参加できたんだけどなぁ…
またみんなと一緒に飲みたい…
でも、神戸に引っ越した今だからできる楽しみが、こうして一緒にセンパイと年に1回、会えて、一緒に本田商店さんに行けること。
空の瓶を新社長・龍さんに 半斗瓶を返却するの儀 も恒例〜(笑)!
今回も、蔵代表の龍さんから面白い話をいっぱい聞けた。
去年、第5代目の社長に就任したから、すごくすごーくいろんなことを考えてるんだと思う。
「変えていくこと、変えてはいけないこと」
龍さん曰く、新しい技術が生まれて、お酒を美味しく造ることができるなら、それは取り入れていけばいい。造り方を変えていけばいい。
でも、変えてはいけないこととは?
それが 特A地区の山田錦。
龍さんの話を聞いていると、変えてはいけない、ではなく 変えられない 地理学に突っ込んできた!
日本で、最も品質の高い山田錦が生産できると言われているのが、本田酒造さんのお膝元にある 特A地区。
でも、なんで 特A地区 ではそんな美味しく育つのか?!突き詰めると、土壌にたどり着く。
土壌、いわゆる テロワール。
ワインの世界では、葡萄の品種より醸造方法より、何よりテロワールを重んじる。
日本酒と真逆。
日本酒は酒米がどこで育てられたのかはあまり気にされない、どちらかというと、どういう米なのかをみんな気にする。
でも、そのお米が育つ土壌って、言ってみれば、日本が形成される5000万年前からあるもの、すなわち 変わらないもの = テロワール 。
人間が手を加えてどうにかなるものではない、ってことかな。
だったら、どんな土壌で酒米を育てたら、どういう味になるかな、みたいなことをちゃんと考えていきたい、という。
だから、同じ特A地区も3つのエリアに分けて、お酒を造っている。
社(やしろ)、東条、吉川。
これが、この3つを飲み比べると、ほんっとに味が違うから面白い!
たっぷり、龍さんの話を聞いた後は、蔵見学。
今年も、本田商店さんに来るのは初めてという友達を連れてきたので、また細かく案内してくれる。
蔵見学を一通りしたら、テロワール館 へ!
ここは、予約などは必要なく、誰でも入ることができる。
龍力を買うこともできるし・・・
カウンターでは試飲もできまーす。
そして、カウンターの目の前には、土壌サンプルがずら〜り!
今回も楽しい酒蔵見学、ありがとうございます!
東京から来る先輩とも話がいっぱいできて楽しかった♪
【本田商店】
兵庫県姫路市網干区361-1
079-273-0151
【これまで行った日記】
2021年 テロワールへのこだわり
2020年 ムスコ早くも2回目
2018年 酒商熊澤の店長たちと
2017年 初めての蔵訪問
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テロワール、よくわからないですが、ジャガイモや里芋は土壌によって味が結構違うので、お米でもあるんでしょうね。
この後は、姫路駅あたりでお酒と魚を楽しまれたのでしょうか?
それを「感覚」ではなく「土壌学」として把握していこうとしてるんですね。
「日本はヨーロッパやアメリカより土壌が豊かだから、みんな畑に何かを植えれば何かが育つなんて当たり前だと思っている、だからそれを土壌学として表立って言ってこなかった。それをやりたい」と仰ってました。
この後は、また蔵人さんと美味しいものを食べにいきましたよ〜♪