岐阜で頑張っている酒蔵さんのなかでも、最近気になるのは、房島屋 というお酒。
蔵元は3人ほどの家族+αという、こぢんまりした人数で頑張ってる 所酒造 さん。
先日も実家に帰省しがてら、「行くぞー!」と計画していたのだけど、
飲めない運転手役の相方が風邪をひいて寝込んでしまったため、行くこと適わず(涙)。。。
でも、いつか蔵元に会ってみたいな~と思っていたところ。
急遽行けなくなったという友達が譲ってくれて 房島屋の蔵元を囲む会 に行けることに♪
お店は東中野にある、蕎麦屋の 更科 丸屋 さん。
行くのは初めてだけど、店頭のウィンドウには一升瓶がいっぱい!
HPを見てみても、ココも蕎麦前がしっか~~り楽しめそう♪
しかも お通し燗 だなんて、ステキー!
お店に入ると、若女将さんが元気に迎えてくれる。
どうやら、とってもお酒好きのよう(笑)。
店主は、とっても優しそうで、にっこり笑顔も癒し系?!な板前さん。
店内は、ほっとするこぢんまり感で、肩肘張らない“お蕎麦屋さんらしい”雰囲気。
この日は、あちこちに分かり易いように、お酒の種類の書かれたボードが。
さてさて。
そんな店内に17人くらいが集って、所さんのご挨拶でスタート!
乾杯の 純米吟醸おりがらみ が、うまーい!
食前酒にピッタリな味わいだ~。
そして、先付 が、またすごい凝ってる!
奥に 〆鯖と翡翠茄子の梅肉だれ と 夏のゼリー寄せ 、
手前は 金時草の胡麻浸し と 鮎の甘露煮 。
金時草って、モロヘイヤみたいな味わいで美味しい~!
鮎の甘露煮は、房島屋で炊き上げたそう。所酒造さんが持ってきてくださったんだとか。
お腹には、たっぷりの卵♪
これは最後まで残してちょびちょびつまみたい感じ。
そして、何と言っても、夏のゼリー寄せがステキ。
中には雲丹だったり卵黄だったりが入っていて、かつサッパリ。
丸屋さんでの夏の名物なんだそう。
さてさて。
房島屋も引き続き、番号順に次から次へと出てくる。
こんなに沢山のお猪口を用意してくれるから、いろいろ飲み比べ。
一応、順番に飲んではいったのだけど、全部冷蔵庫に入って冷えていた状態なので、
だんだんと友達と 「そろそろお燗飲みたくない?!」 と相成り、
4番目のお酒を飲んでいるかいないかのうちに、早くも 「2番目(純米大吟醸) のお燗くださーい♪」
そして、お燗を飲みだすと、我々の飲むピッチも上がる上がる(笑)。
どれもこれもお燗にしてもヘコタレナイ美味しさがあるのだけど、中でも
6号酵母 うすにごり のお燗は “湯のみでゴクゴク” という、鉄人を彷彿させるような味わい。
無濾過生原酒なんかは、
「あ~、香りイイ!こりゃ絶対に美味しいお燗だぁ~~~。ワタシも飲みたーーーい(>_<)!!」
といいながら、お燗つけて持ってきてくれる若女将もおもしろ~い。
我々も 「これは60度?」 「イヤ・・・持ってきてくれる間に5度は下がるから65度で!」
蔵元 「おーおー、イジメとるな~」(笑)
でも、お燗の方が、やっぱり料理もおいしく感じるんだよなぁ。
続いてお造りは 鯛松皮造り と 葛打ち鱧 。
歯ごたえもあって、ウマイ。
油肴として、若鮎 枝豆 トウモロコシ の天麩羅。
夏らしさ満載の食材だ~。
トウモロコシの掻き揚げ状の天麩羅が、これまたオモシロイ。
箸休めには 加賀田胡瓜と蕎麦味噌 だったり・・・
イナダの棒寿司 だったり、色んな食材がでてきて、なんだか楽しい。
焼き物は 蛸のたたき 。
煮物は 冬瓜と蓮蒸しの銀餡掛け 。
すごい凝った料理の数々に、房島屋もどんどんススム。
でも、やっぱり最後の最後まで、最初に出てきた鮎の甘露煮を取っておいたワタシ。
で。
ここって、本当にお蕎麦屋さん!?
と、すっかり蕎麦屋であることを忘れたころに、〆が(笑)。
さっぱり食べられる 梅卸し 。
最後の 房島屋酒粕ショコラ も、蔵元さんが持ってきてくださったんだとか。
そして 「このショコラは、あの房島屋のお燗で合わせよう♪」
と、最後まで房島屋を楽しんでしまう。
蔵元の所さんとは、
「今日は“会”という仕事としてじゃなくて、普通に飲みに来た感じで(笑)」
と、気さくに楽しく盛り上がり♪
飲み友達とも話しに盛り上がる事はもちろん、
元気いっぱいな若女将との会話も楽しいのだ。
ここは、また絶対に、普通に飲みに行きたいな~と思ってしまう。
いやー、こんな楽しい会に出られずに、席を譲ってくれた友達には、ホントに感謝です(>_<)!!
(って、書くと、よけい悔しがっちゃう?!(笑))
[更科 丸屋]
東京都中野区東中野4-23-1 三越マンションとなり
03-3361-2875
平日 11:00~14:00 / 17:30~24:00
土曜・祝日 17:30~24:00
定休日:日曜
最新の画像[もっと見る]
- こんな大きな松茸初めて! @ 華喜(淀屋橋) 14時間前
- こんな大きな松茸初めて! @ 華喜(淀屋橋) 14時間前
- こんな大きな松茸初めて! @ 華喜(淀屋橋) 14時間前
- こんな大きな松茸初めて! @ 華喜(淀屋橋) 14時間前
- こんな大きな松茸初めて! @ 華喜(淀屋橋) 14時間前
- こんな大きな松茸初めて! @ 華喜(淀屋橋) 14時間前
- こんな大きな松茸初めて! @ 華喜(淀屋橋) 14時間前
- こんな大きな松茸初めて! @ 華喜(淀屋橋) 14時間前
- こんな大きな松茸初めて! @ 華喜(淀屋橋) 14時間前
- こんな大きな松茸初めて! @ 華喜(淀屋橋) 14時間前
子持ちの鮎は、昨秋の冷凍なんでしょうか?
お酒が進みそうな肴の連続でごっくん、涎;。
鱧も美味しかったです♪
子持鮎は冷凍かもしれませんね。
私の実家のじーちゃんが釣ってくる鮎も、
余裕で1年間冷凍庫で寝てたりします(笑)。
お蕎麦屋さんなのに、こんな肴の連続。
すっかり蕎麦屋であることを忘れてしまいますよ~。
ここのつまみは、すごいです。ホントに蕎麦屋なんですよね?(←と、思わず確認したくなっちゃいますね。)
それよか、「とうもろこしの掻き揚げ」ってやってみたーい!!
揚げているうちに、ポップコーンみたいにはじけたりしないのかなァ。。?
(家では怖いから、キャンプの時やってみよっと♪)
HPをみるとそんなお店ですね。
さすがに酒肴もお酒も豊富においていますね。
写真にあるものすべて食べて、お酒は・・・・
どれくらい呑んだのでしょうね???
おいしい酒肴があるとお酒のほうがすすむのも当然といえば当然でしょうね・・・
すっかり忘れさせられるつまみの数々です(笑)。
あまりつまみはない蕎麦屋さんでも
出汁巻き玉子とか板わさとかで日本酒を飲んでみたらいかがでしょう?!
私は普段、けっこうそんな感じであっさりつまんでたりします~。
ところが、「お通し燗」という画期的なアイデアまで駆使する、居酒屋さんを超える発想、さらには、酒肴の数々。
素晴らしいですね。
「お通し燗」に関しては、燗酒普及のために、自分の行きつけ店でも、提案してみようかな。
子持ち鮎の甘露煮に目が釘付け。
大好物なんです。うらやましい~。
とうもろこしの天ぷらが出てくるお店って
私の中では手をかけてお料理してくれてるお店というイメージ。
面倒くさそうだもんね、コーンはがすの。
自分で作ろうとは絶対に思わない一品です。
所さんにお会いしました。
<おりがらみ>が人気でした。
持参された同じ町の小さな工房の無添加ソーセージが人気でした。
ほんとに小さな蔵ですが、家族で丁寧に営んで見えます。
蔵元の小売部も美人のお母さんが何時もおられます。
近くの根尾川のほとりに<鮎一番>という川魚の加工品の工房がありますが、
ここの頑固おやじの<子持ち鮎の昆布巻>は
水の代わりに所酒造の日本酒で美味しく炊いて
あります。