こおろ、こおろ

まぜまぜしましょ

ぱちくりケロロ~またまたタママですぅ~

2005年09月29日 10時59分21秒 | Weblog
時々行く立ち寄り温泉のロビーにガシャポン発見。
な、なんと、ぱちくりケロロってのが入ってるじゃんかー

こりはチャレンジせねばーと、さっそくガチャガチャッ!

うにゃあ、タママちゃんだぁ
超きゃわいぃぃい~

今回のは、目が4種類に変化するというギミック付き。
体の部分は、ビミョーにスウィングするようになってた。
うん、なかなか良く出来てる。

カプセルに入ってた説明書には10月はケロロボール発売との事。
よーし、また1回で出しちゃお~

東大「あなたがバカだからです」事件~「知」の欺瞞

2005年09月28日 16時59分04秒 | Weblog
朝日社説の9月22付け「特別国会 「裸の王様」にならぬよう」と、27日付け「首相の演説 「5月病」でしょうか」を見て、数年前に読んだ本に書いてあった「あなたがバカだからです」事件を思い出した。

それは1988年の夏に起きた。

同年春に、東京大学教養学部で、他大学で人気のあった宗教学者の中沢新一氏が、西部邁氏に教授に推薦され、人事で委員会を通りながら教授会で否決、西部氏は抗議の辞職をするという、いわゆる「中沢事件」があった。

余談ではあるが、「中沢事件」後の全学総会なる教授会では、大講堂に1000人以上集まり、中沢氏を教授に迎えるかどうか、舛添要一氏を含む賛成派と反対派が、およそ似つかわしくない品性下劣な言葉が飛び交う激しい口論となり、罵声の浴びせあいは深夜にまでおよんだそうである。

この中沢氏を弁護した蓮實茂彦氏、村上陽一郎氏、歴史学者の義江彰夫氏と、中沢人事に反対した宇宙物理学者の杉本大一郎氏、もう一人理系の教授が駒場でシンポジウムを行った。

シンポジウムでは蓮實氏と杉本氏の間には、一触即発の言葉のやりとりが交わされたりもしたが、いったんフロアからの意見を求めた。
その時、一人の学生が進み出て「何で大学の先生の先生の言葉遣いってのは、こんなに難しいんだろう、と思います」と言った。

彼の質問が終わると、蓮實氏は直ちにマイクに向かってこう言った。
「なぜ難しいか、それはあなたがバカだからです」
会場には笑いと拍手がわき起こった。

笑われることがわかっていながら、なぜ蓮實氏がそう言ったのか。
それは、「大学の先生のいう事は難しい」という言い方が、一種の決まり文句だったから。
つまり、学生は「王様は裸だ」と言ったつもりで、実は決まり文句を口にしただけだったのである。
蓮實氏は、よくこういう言い方をするらしいが、その学生が蓮實氏の言葉の意味を理解できなかったならば、ホントのバカだろう。

米国の物理学科教授、アラン・ソーカルも知識人に警告を発した。
著名な思想家が科学的概念をなんの断りも無くその通常の文脈を完全に離れて繰り返し使用してきたことと、その意味さえ度外視して、科学を専門としない読者に向かって科学の専門用語を並べ立てることに対してである。

これを提議する為、米国で人気の高いカルチュラル・スタディーズ誌の「ソーシャル・テクスト」に『境界を侵犯すること―量子重力の変形解釈学に向けて』という、急増してきたタイプの論文のパロディ論文を投稿した。
批判の対象である思想家、哲学者の言葉を引用し、ばかげた文章と、あからさまに意味を成さない表現をてんこ盛りにして、それが出版されるかどうか実験してみたのである。

ところがこの論文は受理され、よりにもよって、著名な科学者がポストモダン思想と社会構築主義に対して行った批判に反論するために組まれた特集号に掲載されたのだった。

ソーカルは悪戯だったことをただちに明らかにしたのだが、ニューヨークタイムズの一面、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン、オブザーバー、ル・モンド紙などの有力紙で報じられる大騒ぎとなった。
「アラン・ソーカル事件」である。


朝日の社説も似たようなものである。
「裸の王様」だの「五月病」と、決まり文句であるタイトルを見て、恥ずかしい、あ~恥ずかしい、これが日本を代表する新聞の社説か?と思った。

毎回繰り返される決まり文句の羅列、自分たちだけがわかっていると言わんばかりの傲慢な書き方。どこの国に視点があるのかと思わせる論旨。
これを得意げに紙面に載せる、その神経が理解できないし、バカに思えてならない。
これこそアフォリズムならぬ、アホリズムじゃん。

恋月姫~球体関節人形の世界

2005年09月28日 12時47分51秒 | Weblog
書店の棚に並んでいた1冊の本を買った。
画像の「prints21」季刊プリンツの2005年冬号。
“恋月姫 密やかな唇”だ。

その表紙を飾るのが恋月姫のビスクドール。
一目で心惹かれるドールだった。
息づかいを感じさせる、その質感、各パーツが醸し出す表情が素敵。
更に、ふくらみかけた胸や、幼い秘部にエロスがある。
全体の弛緩した雰囲気は、球体関節人形ならではなのかもしれない。
その体をつつむのは、豪華なドレスであり、清楚な下着である。
とにかく素晴らしい。


今回、誌上頒布されるドールは、ストーンファイバーのボディにビスクのヘッドと手足先がついたオリジナルの着せ替え仕様だそうだが、価格は税込み180万円。

おそらくは抽選になるのだろうけど、当選してこのドールと出会えたら、どんなに素晴らしい気分なんだろう。。


恋月姫さんのサイト(こちら)によれば、人形展があるようなので、都合をつけて行って来たいと思う。

たしかな野党は何が「たしか」なのか

2005年09月27日 02時01分14秒 | Weblog
私の知り合いは、奥様が難病を患っている。
結婚してから発病したそうだ。

彼は奥様のために、あちこちの病院をあたり、どこそこの病院が良いと聞けば、すぐに会社に言って転勤させてもらい居を移して治療していた。
「さい帯血バンク」の設立署名運動にも参加し、奥様の病気の治癒のために心血をそそいでいた。

いっこうに先の見えない治療に彼は疲れきっていたのかもしれない。
ある時、日本共産党の党員になったと言った。
なんでまた?と聞いたら、
とにかく話を聞いてくれる。更なる治療費の負担軽減、治療体制についても、きっと政府に働きかけてくれるはずだ、とも言っていた。
私は無理だとは思ったが、彼の希望を打ち砕くような事は言えなかった。

党員となった彼は「赤旗」を私や、私と共通の友人のところなどに送付して来るようになった。
郵送料も含め、もちろん自己負担だと思う。

そうやって1年ほど過ぎた頃だろうか。
彼は明らかな失望感をたたえ、静かに言った。

やっぱり共産党じゃ無理なのかな。。

私は胸が痛む思いで言った。
うん、無理だと思う。
何かを動かせるのは与党であってこそなんじゃないかな。

彼も同調して言う。
そうだよな。
俺たち夫婦は人寄せパンダだったんだ。
集まりがあると呼ばれ、集まった人達の前で話をする。
政府の批判はするけど、それだけなんだ。


悲痛な表情だった。


その後、彼の勤めていた会社は倒産し、彼は家族のために、共産党系の組合で働くことになった。
その組合で働きだした彼は、仕事に無駄が多いと考え、改善案を出したが一蹴された。
余計なことはするなというわけだ。

さらに毎週末に会議をするらしいが、それがまた何時間もやるわりには不毛な議論の場だったらしい。
理想ばっかり言い立てて、現実を直視してない議論だ。
無駄が嫌いな彼は、それが不満だったらしいが、口にすることは出来なかったようだ。

少しして、彼に昇進の話があった。
ところが、彼に言わせると、それは責任のある仕事はやりたくない、という人達が彼に押し付けようとしてるとしか思えない人事だったと言う。

彼は言った。
ったく、あいつらは何も責任を負おうとしないで、人にばっかり責任を負わせようとしやがる。


私は、まさしく社会主義の弊害そのもの組織だと思った。
やってもやらなくても「平等」
これでは社会が、組織が衰退するばかりだ。

彼はその組合を辞め、民間の企業に就職した。
もともと事務仕事や業務改善が得意なうえ、面倒見も良く、職場の和を大切にする彼は、社内での評価が高くなり、実力に見合った仕事と報酬を得られるようになった。

彼は、何もしないのが、たしかな野党とは決別した。

さよなら、民主党

2005年09月17日 03時22分56秒 | Weblog
小沢一郎が出るの出ないのと、ゴタゴタしてた民主党代表選。
結局、菅直人と前原誠司の一騎打ちになった。

なんだよ、どっちも靖国参拝しない奴等じゃんか。
前原誠司なんか、16日のN23で、A級戦犯が祀られているから参拝には行かないと抜かしやがった。

国益のために行かない…ふうん。

どうして、真っ当とは言えない東京裁判なんか受け入れられるのか不思議だったけど、要するに、一部の先人に全部罪を押し付けて、今を生きる自分たちは頬かむりしちゃおうって事ね。
その方が気が楽だもんね。

情けない。ホント情けない。
裁くために無理やり作った罪で裁かれたんでしょうが。
罪刑法定主義、つまり事前に法に明示されている罪しか裁けないってのが原則中の原則なの、わかる?
だから東京裁判は合法的じゃないの、単なる報復裁判なの。わかる?


しっかし日本人の視点で考えられないもんかね?
アメリカが押し付けた枠から一歩も踏み出せていないじゃんか。

日本国の議員なら、もう少し勉強してくれよ。
政権を取るつもりなら、真剣に勉強してくれよ。

ったく、この、アメリカの犬め!特定アジア、朝貢議員め!


どっちが代表になっても大差ない民主党なら期待しない。
さよなら、民主党。

菅直人はカンベンしてくれ

2005年09月16日 01時59分34秒 | Weblog
民主党代表を辞任した岡田氏の後任をめぐって、菅直人がモゾモゾしている。
だが、私は1989年、「在日韓国人政治犯の釈放に関する要望」という辛光洙を含む北朝鮮工作員の釈放要望書に署名したヤツなんか代表になる資格はないと思っている。

日本の政治家が、家族の元に帰ることができるよう切に願い、行動しなければならないのは、工作員の為ではなく、拉致された日本人の為でなければならない。
知らなかった、不注意だった、とお詫びはしているが、それでは済まされない事もある。
お詫び行脚するなら、拉致被害者とそのご家族に対して、お詫び行脚するべきだったんじゃないか?

拉致問題解決に弱腰な政府の尻を叩くのが野党の役目だろうに、その役目すら果たせなかったクセに、なにが代表なんだか。

菅直人の代表出馬を期待するのはペヲタのオバチャン位なもんで、今さら半島ヲタの菅直人をかついだところで民主党が勝てるワケがないと思うぞ。

ケロぐるみ…タママであります!

2005年09月13日 20時55分05秒 | Weblog
ショッピングセンターのガチャポンでケロロ軍曹の「ケロぐるみ」を発見!

ぅわー、何が出てくるかなぁ。

ケロロかタママが出ますように。。。

なぁ~んて祈りながらガチャガチャッ!

わくわく。

やたー!タママだー!

オシりの部分が携帯ふきになっているのでフキフキしてみる。

ぅおぅ、すんげーカワイイぜぃ。。

い、イカン!

コンプリート目指したくなってきた。

さおだけ屋さんから買ってみた

2005年09月08日 11時56分33秒 | Weblog
ウチの物干し竿は、5本あるうちの1本が、ものすごく古くて重いし、カバーが劣化して硬くなり、あちこち破れて錆が出ていた。
処分したいと思いつつも、ずっとそのままになっていたものだ。

少し前、その竿に干していたタオルケットを取りこむ時、カバーのめくれているトコに引っ掛かり、劣化したカバーが小さく欠け飛び、一緒にはじけ飛んだ竿の錆びが目に入ってしまった。
目を傷つけないように急いで洗浄液で洗ったものの、ものすごく痛い思いをしたので、すぐにも買い換えることを決めた。

ただ、新しい竿を購入するのは良いとしても、問題は古い竿の処分。
通常は粗大ゴミとして申し込み、処理金額分のシールを貼り、回収してもらうのだろうけど、回収まで時間がかかるため都合が悪い。
ということで、その場で古い竿を回収してくれる、さおだけ屋さんから買うことにした。

そう決めていても、さおだけ屋さんが来るときと私が自宅にいるときが合わず、購入できないでいた。
そこへ先日、偶然自宅にいるときに、“4mの竿2本で1000円~、これまでお使いの竿を回収しま~す”というテープが聞こえてきた。
やった、これで替えられる、と、さおだけ屋さんを呼び止めた。

さっそく古い竿を渡して、新しい竿を見てみた。
欲しいのはステンレス製、4mの竿。
荷台には5種類位の竿が置いてある。長さや材質で価格が違うのかなーと思いつつ、これがいいかも、と思うものの価格を聞いたら、な、なんと2万円

えーっ に、2万円 ぅわあー

ホームセンターで3mの竿が4千円位だったから、4mとなると5~6千円はするかもと思ってたけど、2万円

さ:「割引して、1万8千円にしますよ」
私:「そんなに高いんじゃ買えないよー。で、テープの2本で1000円ってのはどれ?」
さ:「これですけど、ものすごくしなっちゃうから、オススメできません」
と、直径2cmぐらいの細い竿をつかんで言った。

これがもう、まったくやる気の無いヘロヘロの竿で、こんなの何に使えるの?っていうシロモノ。

私:「じゃあこれはいくら?」
さ:「ステンレス製だから定価は1万2千円だけど、8千円に割引します。同じのを1万円で買った人もいるんですけど」
私:「これは?」
さ:「これはアルミ製で定価1万円ですが、7千円に割引です」
私:「じゃ、これにしようかな」
さ:「たった千円の差なら、ステンレス製のほうが良いと思いますよ」
私:「たった、って言うけど、千円は大きいよー」
さ:「そんなー、たいしたことないでしょう」
私:「たいしたことあるよー」

どうしようか、すごく迷った。
処分してもらう古い竿も渡しちゃったし今さら断れない…。

私:「じゃ、このステンレスのでいいや」
さ:「もう1本買ってくれたら、2本で1万円にしますけどどうしますか?」
私:「これと同じの?」
さ:「いや、別の竿です」
私:「ならやめとく。これ1本でいい」

あーあ、古い竿を早く処分したいと、あせっていたのが災いしてしまった。
古い竿を渡してなければ断れたのに。。。
会社も、竿も、もつかどうかわからないけど、一応10年間の補償付。まぁ、竿の処分費用と手間を考えれば…。
あとは勉強代だ、と諦めよう。

「ご主人が痴漢で捕まりました」振り込め詐欺で笑う

2005年09月07日 23時55分59秒 | Weblog
従姉妹のトコに振り込め詐欺の電話があったそうだ。
電話では「ご主人が電車で痴漢をした」との事。

ゲラゲラ笑い出したいのをグッとこらえて、からかってやろうと相手にあれこれ質問したらしい。
相手も、オカシイと思い始めたのか、電話を切ってしまったそうで、「あ、振込先とか聞き出せば良かった」と笑っていたと言う。

なぜ彼女が引っかからなかったのかと言えば、ご主人はアメリカへ単身赴任中。
日本の通勤電車で痴漢なんぞ出来るワケが無いから。

電話を切った後、ご主人の実家と、自分の親に、「ちょっと、聞いてよぉ~」とすぐさまメールを入れて、笑い倒したそうだ。


彼はそんなことしない、と言い切る彼女は、ご主人はアメリカだったこともあって、自信と持ち前の茶目っ気で振り込め詐欺に対応出来たけど、これが違う状況設定だったらどうだったんだろうと思う。


ウチにも1年半前くらいに、ワケのわからないアヤシイ電話があった。
曰く、
「近くの○○さんが借金をして逃げている。○○さんを知っているだろう?知人なら代わりに支払え。」

へ? ??? わかんないから「そんなの払えません」って答えたら、

「お前ントコの住所はわかってるんだからな、人をやってもいいんだぞ」
ぅわっ、マ、マジ? こわいよぅ・・でも「来ても払えません」って言った。
そのあと、さんざん悪態をついて電話は切れたけど、いまだに誰も集金には来ていない。

あんときはドキドキしたなー。心臓がバクバクだった。
何で支払う義務があるのかがわからないから、払えないって答えられたけど、これも違う設定だったら、騙されてたかも。


ともあれ、笑い話で済んで良かったデス。

石原慎太郎氏のエッセイに不満アリ

2005年09月05日 17時47分52秒 | Weblog
産経新聞9月5日付、石原慎太郎氏のエッセイ「日本よ」を読んだ。
大筋では納得がいくものの、東條英機と大西中将、阿南陸相の最後を対比させた部分には不満がある。

引用開始
 
「A級戦犯の象徴的存在、かつ開戦時の首相東条英機は、戦犯として収容に来たMPに隠れて拳銃で自殺を図ったが果たさずに法廷にさらされた。彼を運び出したアメリカ兵は、彼が手にしていた拳銃が決して致命に至らぬ最小の22口径なのを見て失笑したそうな。」

引用終了

私は東條英機に対する石原氏の考え方は知らない。
彼の本意を読み取れていないのかもしれない。
でも、この書き方はひどすぎないだろうか。
貶めていると言っても言い過ぎではないと思う。

東條英機は遺書にも書いているように戦争責任は自分にあると考えていたからこそ、すぐに自殺することをしなかったのだと私は考えている。

東條英機は国内に対しては責任があるから、日本政府が逮捕状を持ってきたら潔く出るが、連合軍が持ってきたら自決すると決めていた。
その日が来た時の為に、いつも心臓のところに墨で○印をつけて。

その日、やってきたMPに窓から逮捕状の有無を聞いたら、日本政府の逮捕状ではなく、英文の逮捕状だった為、家中の鍵を締め、妻のカツ(多くはカツ子とされているが本来はカツだとのこと)を逃がし応接間で自殺を図るけれど、GHQは、決して死なせるなと米軍人からの大量輸血と万全最高の治療体制で、蘇生させたのだった。

なんで頭をぶち抜かなかったのか、という話があるけど、
官邸ではなく自宅であったため、家族に頭を撃った死体を見せたくなかった、ということらしい。

なんで心臓がぶち抜けなかった、という話があるけど、
左利きであったこと、つまり、とっさの事ゆえ、利き手を使ったであろうということと、旧式の拳銃であったため、反動が大きかったということ。

ではなぜ、そんな拳銃を使ったんだ?、という話があるけど、
可愛がっていた娘婿、古賀秀正・元陸軍少佐が自決した拳銃だったから。

応接室には自分の護身用拳銃、娘婿が自決に使った拳銃、短刀があり、どうしてその拳銃を使ったのか、東條英機はそれを一言も言わなかった。
処刑直前、古賀のピストルで自決したことを妻に伝えてくれとだけ言ったのだ。


「MPに隠れて」だの、アメリカ兵が「失笑したそうな。」というところで対比を終わらせるなどは、言葉を扱っている人なのだから、選んでその言葉を使い、いちばん効果的な書き方をしたのだろう。

ひとりの日本人としては、まことに悲しいかぎりである。