こおろ、こおろ

まぜまぜしましょ

病院めぐり

2005年08月31日 01時59分37秒 | Weblog
親戚が相次いで入院し、手術を受けることになり、お見舞いで病院めぐり。
お見舞いに行くと、病の気をもらって来ちゃうのか、すごく体力が消耗しちゃう。
でも、病室のテレビがすごく良いのが入っていて、パソコンも使えたから遊んで来ちゃった。
東京の恵比寿にある病院へお見舞いに行ったときは、お部屋に固定電話があったけど、今回、ある病院では患者個人用に病院でも使えるPHSを貸し出していた。
応接セットはあるわ、給湯室はあるわ、なんだか自分のおウチにいるみたいなんじゃないかな。
とはいえ病院。治療のための入院なんだよね。


今日、いや既に昨日か。
叔母が肘の軟骨を削る手術をしたのだけれど、こちらは無事に手術を終えた。

もう一人は今日、31日に膝の関節を人工関節にする手術を受ける。
最近、大腿骨の関節を人工関節にする手術で人工関節を固定するのに使用する骨セメントで32人も死亡したという記事を読んだばかりなので、ちょっと心配。(ソース

あと一人は胃潰瘍の疑いで検査入院。

なんだか今月は続けて入院騒ぎだったけど、みんな早く良くなりますように。

asahi.com BOOK で、「マンガ 嫌韓流」がランクイン!

2005年08月24日 13時29分52秒 | Weblog
ありゃりゃりゃ。
ついにasahi.com BOOKのランキングに「マンガ嫌韓流」が反映されました。

最初にAmazonのランキングを掲載するとき、コミックは除外、ってわざわざオコトワリを入れてたのにねぇ。
東京・八重洲ブックセンター本店(総合 8月7~13日)でランクインしたってことは、ひょっとしてAmazon側の自主規制だったのかしらん??
三省堂をはじめとする一般店舗側の自主規制もだけど、情けないねぇ。


このところ普通に書店で平積みされはじめたトコみると、やっぱ相当な売れ行きってこと? 
てか、韓国側が騒いでいるから、やむなく、なのかもしれない。
先日も著者の山野車輪氏が韓国MBCテレビの時事番組「W」とのファクスインタビューに答えたという記事があった。
聯合ニュース 中央日報
(同じ内容を伝えてるはずなのに、中央日報のほうが反日色が強い感じ。)


山野氏側が、直接のインタビューではなく文書で、としたのも、韓国という国をよくわかっているからだと思う。
うん、これって大事。
のん気にマラソンして反日報道に利用された人たちとはエライ違い。


それにしても、いったい何万部まで行くんだろう?
あちこちから猛抗議されることを恐れて出版拒否した会社は、儲けそこなった~!と地団駄踏んでるかも?



参考:MBCは「光復節」の8月15日、ニュース番組で中国の映画のカラー画像を、わざわざモノクロ画像にして、さも本当らしく垂れ流すという日本に対する悪意てんこ盛りの捏造報道をした民放局。
お人よしな日本人13人が参加した「ピースマラソン」を「懺悔マラソン」としてネット上に流し、発言してもいないことを、さも言ったかのように垂れ流して、当事者が訂正謝罪を求めてもまったく応じない中央日報と良い勝負デス。

ありゃま

2005年08月24日 01時38分13秒 | Weblog
当ブログ、8月19日付
帝国書院、大阪書籍、扶桑社の歴史教科書を比較するという記事中、
「…化政文化*浮世絵」の大阪書籍のところが、
【 大阪書籍:ヨーロッパの画家たちに与えた影響について全く触れていない。学習指導要領には「」 】
と、中途半端でした。

いったいなんじゃろな?とキモチ悪かったことと思います。
たいへん申し訳ございませんでした。本日、加筆修正いたしました。

暑いワン!

2005年08月19日 15時35分14秒 | Weblog
従姉妹が飼ってるミニチュア・シュナウザー
遊びに行ったら、興奮してひとしきり騒ぎまくり。
ワンコの目を見てグリグリ撫で回したら落ち着いて服従のポーズをする。
ん~よしよし、カシコイなぁ。

突然起き上がり、部屋中をトコトコ散歩しはじめたと思ったら、涼しいトコを探して歩いているらしい。
騒ぎまわった為に脱げない毛皮が、どーにも暑いらしく、オナカを縁側にべったりつけて冷やしてた。
ベビーのときならいざしらず、成犬になって、こんなに無防備に足を投げ出してるワンコは見たことが無い。

縁側のお気に入りの場所が自分のオナカでぬるくなると、犬用のクールボードに移動して同じようにオナカを冷やしながら、大きなため息をついた。
べったり寝そべってるワンコの目の前で、私の携帯についている小さいぬいぐるみを左右に動かしてみたら、ずっと目で追っている。
そのしぐさが、すんげぇ、かわいい。

従姉妹が、「やめたほうがいいよ、気に入るとオモチャにしちゃうから」と言う。
どうやら自分の携帯もやられちゃったらしい。
返しなさい、と言えば大丈夫らしいが、何度でも持っていかれちゃうそうだ。

あーもう、だんだんワンコが欲しくなってきた。

帝国書院、大阪書籍、扶桑社の歴史教科書を比較する

2005年08月19日 02時54分36秒 | Weblog
※ 8月24日 加筆修正いたしました。

杉並区の教科書採択審議で、全8社のうち帝国書院、大阪書籍、扶桑社の名前が挙がった。
そこで、以前このブログで書いた『全「歴史教科書」を徹底検証する』 著:三浦朱門 の総論より、各教科書の記載について少々抜粋し比較してみたい。

中学校学習指導要領に沿ったものであることが採択の第一義である。

◎歴史上の人物について

学習指導要領、第2節 社会〔歴史的分野〕

1、目標 
(2)「国家・社会及び文化の発展や人々の生活の向上に尽くした歴史上の人物と現在に伝わる文化遺産を,その時代や地域との関連において理解させ,尊重する態度を育てる。」

3、内容の取り扱い 
(1)-エ 「国家・社会及び文化の発展や人々の生活の向上に尽くした歴史上の人物に対する生徒の興味・関心を育てる指導に努めるとともに,それぞれの人物が果たした役割や生き方などについて時代的背景と関連付けて考察させるようにすること。その際,身近な地域の歴史上の人物を取り上げることにも留意すること。」


◇歴史上の人物をどの程度取り上げているか

帝国書院:162  7位
大阪書籍:187  5位
扶桑社:263  1位

となっているが、その内訳を見てみると以下のようになる。

A:1P以上の人物コラム、もしくは本文で特に人物として大きく取り上げ詳しく解説している
B:本文で詳しく取り上げるか小コラムで取り上げ、簡単な人物解説を施している
C:扱いとしては小さいが最小限の人物解説を加えている
D:人名としては出てくるが人物解説になっていない

帝国書院:A=1、B=20、C=43、D=98
大阪書籍:A=0、B=18、C=29、D=140
扶桑社:A=11、B=20、C=59、D=173

人物解説になっていないDを除く、A+B+Cで順位をつけてみる。
帝国書院:64  3位
大阪書籍:47  最下位
扶桑社:90   1位
  
◇どのような人物を重視して取り上げているか

上記内訳のAにあたる人物は誰なのか、というもの

帝国書院:中江兆民

大阪書籍:なし

扶桑社:伊藤博文、織田信長、聖徳太子、昭和天皇、神武天皇、津田梅子、徳川家康、豊臣秀吉、二宮尊徳、源頼朝、紫式部

*帝国書院が大きく取り上げた中江兆民は、その主著である『三酔人経綸問答』を紹介したもので、正確に言えば人物紹介ではない、という記載があった。

◇歴史人物の取り上げ方に偏りはないか

 一般になじみのない人物名

帝国書院:アテルイ、安重根(あんじゅうこん)、シャクシャイン、知里幸恵(ちりゆきえ)、柳宗悦(やなぎむねよし)、李舜臣(りしゅんしん)、柳寛順(りゅうかんじゅん)

大阪書籍:安重根、シャクシャイン、尚泰(しょうたい)、柳宗悦、李参平(りさんぺい)

扶桑社:アテルイ、シャクシャイン、李舜臣

ちなみに他の教科書は、
アテルイ(阿弖流為)、シャクシャイン、李舜臣は全社の教科書に記載、安重根は東京書籍を除く全社、浅川巧、伊波普猷(いはふゆう)、大塚楠緒子(おおつかくすおこ)、岸田俊子、コシャマイン、尚円(しょうえん)、尚巴志(しょうはし)、違星北斗(いぼしほくと)、景山英子、田代栄助、閔妃(びんぴ)、姜(かんはん)、伊治呰麻呂(これはるのあざまろ)、が登場する。

著者は、これらは沖縄、アイヌ、蝦夷、朝鮮で日本に敵対した人々、もしくはそれに同調する日本人、自由民権論者ばかりであり、このような人物を意図的に義務教育の歴史教科書に入れてくる意味と、日本の歴史上の人物を差し置いて、こうした人々を教えることに問題はないのだろうか、と疑問を呈している。


このほかにも、

◇韓国や中国におもねった国名・地名・人物表記をしていないか

という比較もある。
一例として国名の比較を抜粋する。

「 」は、横組み教科書で上に書かれている読み
{ }は、下に書かれている読み

高句麗 「コグリョ」 {こうくり}
百済  「ペクチュ」 {くだら}
新羅  「シルラ」  {しらぎ}
高麗  「コリョ」  {こうらい}


扶桑社以外は上記のような記述になっている。
著者は小さなことのように思われるが決してそうではなく、日本語読みを基準とすべきなのに韓国語・中国語読みを優先するということは、執筆者のアイデンティティがどちらにあるのかを疑わせるに足るものだ、としている。



◎文化について

学習指導要領、第2節 社会〔歴史的分野〕

1、目標
(1)「歴史的事象に対する関心を高め,我が国の歴史の大きな流れと各時代の特色を世界の歴史を背景に理解させ,それを通して我が国の文化と伝統の特色を広い視野に立って考えさせるとともに,我が国の歴史に対する愛情を深め,国民としての自覚を育てる。」


◇文化史の取り上げ方

日本が世界に誇る第一級の文化である飛鳥文化から、現存する世界最古の木造建築であり、日本の世界遺産、指定第1号となった「法隆寺」、天平文化からは我が国最古の歌集である「万葉集」、平安文化からは世界最古の長編小説として世界10大文学の一つに数えられ多くの外国語にも翻訳されている「源氏物語」、鎌倉文化から「平家物語」、化政文化からゴッホやモネといった印象派の画家たちに大きな影響を与えた「浮世絵」を取り上げ比較している。

…飛鳥文化*法隆寺

帝国書院:飛鳥文化全体を本文で全く取り上げていない。写真キャプションである程度補っているが、これは論外といえよう。

大阪書籍:本文は2行と少ないが写真、キャプションが豊富な点は、ある程度評価できる。

扶桑社:本文記述は7行と圧倒的に多く、その記述内容も「調和のとれた優美な姿の五重塔や金堂が、中国では見られない独特の配置で立ち並んでいる」「百済観音像は神秘的な微笑をたたえた美しい像である」といったように、ポイントをつけた解説を付しているのが特徴。
 
…天平文化*万葉集

帝国書院:本文2~4行の記述、万葉仮名の説明も欠く。

大阪書籍:本文で言えば7行といちばん詳しく、万葉仮名についても例を挙げて説明している。

扶桑社:本文5行のほかに長歌一首を紹介し、万葉仮名についても「読み物コラム」で具体的な例を引いて紹介している

…平安文化*源氏物語

帝国書院:法隆寺同様、本文記述を全く欠いている。

大阪書籍:3行以下、何も説明していないに等しい

扶桑社:本文こそ2行の記述しかないが、1ページの人物コラム「紫式部と女流文学」で、紫式部の生涯と源氏物語の執筆について詳しく紹介している。

…鎌倉文化*平家物語

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり……」

帝国書院、大阪書籍、扶桑社とも、上記冒頭部分を引用・紹介しており、同等とみなしてよい
この平家物語、教育出版だけが完全に無視しているとのこと。

…化政文化*浮世絵

帝国書院:影響を与えたことは指摘しているが、具体性に欠けるのでこれはあまり評価できない。

大阪書籍:ヨーロッパの画家たちに与えた影響について全く触れていない。学習指導要領には「我が国の文化と伝統の特色を広い視野に立って考えさせるとともに,我が国の歴史に対する愛情を深め,国民としての自覚を育てる」とあるが浮世絵ほど、この目的に相応しい教材も少ないのではないか。それだけに、この社の姿勢は残念である。


扶桑社:本文で10行を費やしている他、見開き2ページの読み物コラム「浮世絵があたえた影響」として、このことを特筆大書している。



長くなってしまったが、各社の教科書の違いが少しは伝わっただろうか。
扶桑社の「新しい歴史教科書」が、学習指導要領に沿ったものであるということは伝わっただろうか。
他社の教科書が、扶桑社の教科書より学習指導要領に沿っているものだと言えるだろうか。
照らし合わせて見ればわかるが「子供達を戦争に送り出す」教科書でも、「戦争に向かう」教科書でもない。

抜粋した記載の他にも、問題だと思われる書き方をしている教科書は多い。
教育委員は採択時に、いったいどこを見ているのかと思う。
冒頭にも書いたが、学習指導要領に沿った教科書を採択するのが仕事なのだと自覚していただきたい。
たとえどれほどの嫌がらせ、妨害を受けたとしても、である。
逆に受けた嫌がらせ、妨害を公表すべきではないだろうか。

過激派・中核派を軸にした反日市民団体などが、頭ごなしに扶桑社の教科書を「戦争美化」の教科書だと圧力をかけ、狂気にみちた抗議行動をしているが、逆効果になりこそすれ、一般国民の理解を得られることはないと思う。
どこがどう「戦争美化」なのか、具体的に示すべきではないだろうか。
もっとも冷静に、具体的、理論的に示して批判することが不可能だから、あらゆる「力」で押さえつけるのかもしれない。


各社の歴史教科書が、現場の先生の意向を優先するのではなく、学習指導要領に沿った、より良い内容のものになって行くことを願うばかりである。


※杉並区の教育委員会で名前が出た3社に限定しましたが、この比較検証は全8社にわたっているうえ、私自身の文章力不足の為、多少理解しにくい書き方になっているかもしれません。

白河ラーメン 火風鼎の味

2005年08月18日 17時23分52秒 | Weblog
夏休みに、白河へ行ったので、また白河ラーメンを食べてきやした。

今回のお店は、火風鼎(かふうてい)

お店の中は厨房を囲むコの字のカウンターと、窓に向かうカウンターがある。
そのカウンターに置いてあったお店のカードには、

天井知らずの旨さ
究極のチャーシューメン

か   ふう  てい
火   風  鼎

と書いてある。

何にしようかとメニューを見ると、おすすめは3品。
手打チャーシューメン       880円
手打ネギチャーシューメン    980円
手打チャーシューワンタンメン 1000円

その下に、しょうゆ味、みそ味、しお味で出来る数種の麺類が書いてあった。

むむむ、しお味に書いてある、「まぼろしの塩」650円というのが気にかかる。
何がどうマボロシなのかは説明が書いて無いからわからないが、なんつったって、マボロシである。
しかも650円と、チャーシューメンと比べると230円もお安い。

で、で、でも、チャーシューメンは、天井知らずの旨さで、キ、キュウキョクだ。
キュウキョクと言うからには、キワまっているチャーシューなワケだ。

マボロシとキュウキョク。
うみゅみゅ…、迷う。。

えぇぃ、今日はおすすめの手打チャーシューメンだぁあ!

っつーわけで、キュウキョクのチャーシューをオーダー。
間もなくキラキラしたスープにキュウキョクのチャーシューが浮かぶチャーシューメンが出された。

ぅおー、いい香り!

まずはスープをひとくち。

コクコクッ。
あぁ、おいすぃ~。

スッキリとした、キレのある味が口の中に広がって、香りが鼻腔から抜けて行くぅ。。
シンプルな美味しさを堪能できる。

手打麺は硬さを変えられるけど、今回は初回だから指定しなかった。
スープもよくからみ、ほどよい硬さの麺は歯ごたえ的にも満足できる。

さて、キュウキョクのチャーシューである。
見た目はモモ肉を炭火で炙った感じ。

パクッ、むぐむぐ…。

むぅ、口に入れたときの香りもいいけど、噛むとにじみ出てくる肉汁が激しくンマイ。
モモ肉にありがちなモサモサ感は、絶妙の厚さにスライスしてあるからか気にならない。
それどころか、薄くスライスしてあるのに、この肉汁はどうだ!というほど味わえる。

たしかにンマイ。キュウキョクかもしれない。
次回は他のメニューを試してみたいと思わせながらも、またチャーシューメンを頼んでしまうかもしれない味。

やるな、火風鼎。

武豊騎手が騎乗停止処分 英国G1で

2005年08月18日 14時06分53秒 | Weblog
現地時間16日、英国競馬のインターナショナルステークス(G1)はヨーク競馬場の芝2080メートルで行われ、日本から遠征したゼンノロブロイに騎乗した武豊騎手が、レース中のムチの使い過ぎを咎められ4日間の騎乗停止となった。

ムチの使いすぎというのは、おそらく動物愛護の観点からだろうけど、その裁定には日本人であることも影響している気もする。
JRAでも、外国人騎手と日本人騎手が一緒になった場合、外国人騎手には裁定を手加減することがあるようだ。日本人が遠征するという逆の場合、日本人騎手への裁定が厳しいものとなったとしてもおかしくはない。

オリンピックや国際大会で日本人やアジアの人たちが活躍すると、自分たちの都合の良いようにルールをころころ変えるように。
バイクのレースもそうだった。日本勢が台頭してくると、必ずルールを変えさせられた。

どれもスポーツと言えども絡むものは国家の威厳とお金。
国力がモノをいう、そう思って見るものだとわかっていても、そりゃおかしいよ!と言いたくなるときもある。

当事者が一番それを感じ、悔しく思っていることだろう。
彼らは何度ルールを変えられようとも、たゆみない努力を黙々と続けている。
その負けじ魂が私は好きだ。
それこそが日本を牽引する力であると思っている。

武豊騎手も、日記を読む限りだけど気にはしていないように思う。
2位に終わった悔しさのほうが勝ってるんだろうなぁ。
そう、次のレースに期待しよう!

杉並区教委、安本ゆみ氏 「一番大切なのは現場の先生の気持ちだ」

2005年08月17日 19時10分44秒 | Weblog
ほけけ~っと夏休みしてる間に、杉並区の教育委員会は扶桑社の『新しい歴史教科書』を採択した。

12日は同月4日同様、過激派による組織的圧力と罵声の中で教科書採択審議が行われたそうだ。中核派を含む反対派、支持派の他にも、過激派の妨害を監視する中立派も集まり、その動員数は警視庁によれば「親の会」280人、共産党系など200人、扶桑社支持派400人、その他270人という大騒ぎ。
どうしてそこまで狂ったように反対するのか、そのスッタモンダするさまは、どこかの新興宗教を思い起こし、かなりブキミである。


扶桑社版の採択に一貫して反対している安本ゆみ委員は、4日の審議で扶桑社の『新しい歴史教科書』を「戦争に向かう」教科書だと発言。これは、同じく4日の抗議行動に参加した「『つくる会』の教科書採択に反対する杉並・親の会」や「杉並の教育を考えるみんなの会」と同じ主張だが、それは如何なる理由か、また、どの記述が「戦争に向かう」ものだと考えたのか。

私には『新しい歴史教科書』を読んでみても、「戦争に向かう」ものだとは思えない。

また、4年前の採択審議の際も、日本政府が認めた北朝鮮による横田めぐみさんの拉致事件を載せた扶桑社の『新しい公民教科書』にも否定的発言をしていたそうだが、金正日総書記が拉致を認めたとき、どう考えたのだろうか。

私には安本委員が人権侵害の事実より、己の思想に基づき日朝間の関係を重視するという、自己中の人でなしとしか思えない。



教科書採択審議要旨   8月13日付 産経新聞より

大蔵雄之助委員(東洋大教授、元TBS報道局長)
前回皆さんからいろいろな意見も出たし、もう一回教科書を読み直してみた。
八冊の教科書を読んでみて同じ記述があるかどうか見た。
そういう作業をしたとき、扶桑社が一番指導要領に近い記述をしていることが分かった。

安本ゆみ委員(元杉並区立小PTA連合協議会会長)
教科書は、いろいろな立場の人が納得はできないが理解はできるという最大公約数であるべきだ。
(扶桑社の教科書が)あの戦争で「日本の将兵は敢闘精神を発揮してよく戦った」「多くの国民がよく働き、よく戦った」と書くなら、苦しんだ普通の人々の生活も書くべきだ。
日本に都合の悪い歴史の事実を書かないことで行間から戦争に向かうのではないかと不安を持った」という。

宮坂公夫委員(幼稚園園長)
(扶桑社以外の)他の教科書を見ると、何か日本の過去は戦争ばかりといった印象になるが、過去の日本人の中にも外国人に尊敬され感謝された人も大勢いた。
こういった人を載せて、昔の日本人にも外国の人のために尽くした人物がいたと子供たちに知らせるのは大事だ。
歴史の人物を伝える箇所は扶桑社が一番多い。
扶桑社に関しては韓国、中国などの外国も巻き込んで批判があるのは承知しているが、もしわれわれの中で韓国などがうるさいから見送ろうという考えがあるならば、反対に韓国、中国に対する最大の侮辱だと思う。
言うべきことは言う、それが本当の友好につながる。

納冨善郎教育長
帝国書院と大阪書籍、扶桑社の(平和構築への)書き方の違いだが、帝国書院と大阪書院は理念型だ。
扶桑社は戦争はなくなりそうにもない、としている。
三社の教科書を見ていくと、少なくとも共通して言えるのは、多くのページが戦争と紛争と争いだ。
過去の現実から未来の現実を予想すると、残念ながら戦争や争いはなくならないのではないか。
現実を直視した書き方が、争いを賛美したり助長しているとは全く思わない。
(教科書は)そういう現実を踏まえて、中学生が世の中をよく知って平和がどう構築されるのか見極めていく素材だから。
扶桑社の書き方から戦争賛美とか戦争に向かうことになるとかは思わない。

安本ゆみ委員
私は歴史の専門家ではないし私の価値観がある。
一番大切なのは現場の先生の気持ちだ。
(教員が書いた)調査票では帝国書院でよいと多く書かれていた。

丸田頼一委員長(千葉大名誉教授)
扶桑社は全般的に説明調だ。
(これまでの議論で)帝国書院や扶桑社が出てきたが、大阪書籍も捨てがたい。

宮坂公夫委員
教育長も言ったが、争いはなくならない。
日本も明治以降戦争を行ったが、原因がある。
われわれの父祖にも言い分がある。
その言い分を子供にも聞いてもらおう。
その上で批判するならば批判をする。
一方的に語るのでは駄目でバランスが非常に大事。
バランスを持っているのがどこかというと、大阪書籍もいいが扶桑社の方が上ではないか。

大蔵雄之助委員
子供たちが自発的な学習をするのは、全体に興味を持ってからだと思う。
興味を持たせる意味では扶桑社が成功している。
安本委員に聞きたいが、「行間から戦争に向かうと思った」では議論ができない。
それはどこかを言わないと。
(答えはなし)

納冨善朗教育長
人物、文化遺産を取り上げ伝統文化を築いた先人の担い手を受け継ぐには、どのような歴史を経ていくのか。
それを一番伝えているのは扶桑社だと思う。
オンリーワンとして一つ挙げるのはやめるが、あえて順位をつけるのならば扶桑社、大阪書籍、帝国書院となる。

丸田頼一委員長
歴史については扶桑社を教科書として採択する。


**************************


「行間から戦争に向かうのではないかと不安を持った」
この非論理的な妄想、これが教育委員の発言だろうか?
指導要領にもっとも近い教科書を採択するのが役目なのに、自分の価値観で教科書を評価し、採択に反映させようとするとは。。

しかも「一番大切なのは現場の先生の気持ちだ」などと不思議なことを平気で口にしている。
一番大切なのは、採択される教科書で学ぶ子供たちではないのか??

何のために教科書を採択しているのか、その目的が間違っているから、こんな発言が出てくるのではないだろうか。
大切なのは、子供たちが日本人であることに自信と誇りを持って、世界に貢献できるように教育することではないのか?
私はそう思う。

祈:岡田党首辞任

2005年08月12日 02時17分12秒 | Weblog
んー、総選挙かー。
郵政民営化って、今、政局を混乱させてまでやらなきゃいけない改革かなぁ?
私は、もっと議論をしたほうが良いんじゃないかと思ってたけど、解散してしまったから、あとは国民一人一人の判断が方向を決めるわけだよね。

この選挙、私はどちらかというと自民党と民主党の議席争いのほうが気になる。
選挙で自民党の党員同士が争う形になって、民主党がうずもれ、敗北するようなことがあれば、岡田党首は党首を辞任すると発言した。
土下座外交を踏襲する岡田党首なんぞ、とっとと辞めていただきたいと思っている。
拉致事件に関わっていた辛光洙を開放するように署名した菅直人も、しれっとして、しゃしゃり出てきてるのがムカつく。

民主党も、この人は良いけど、あの人はちょっと…という具合に内部がゴチャゴチャだし、そのうえ岡田党首では日本の未来は謝罪と反省ばかりになり、いまひとつ支持できないトコがある。

中・韓・朝にも、アメリカにも、言うべきことは言える国になってもらいたいから、とりあえず今回の選挙では民主党が敗北し、岡田党首は辞任。

そうなったらいいなー、と思うのであります。←ケロロ軍曹みたい?

財務省の国家予算ゲームをやってみた

2005年08月10日 12時52分27秒 | Weblog
約300億円超の集計ミスがあったため、外貨準備高が訂正されたという報道があったので、財務省のサイトを見てみた。
訂正の理由は「一部の証券について未収利息分を二重に計上していたため」ということだった。
2カ月ぶりに前月末の水準を下回ったことに変わりはないとはいえ、4日も経過してから訂正するのはチェックが甘いとしか思えない。

ついでにサイト内を見ていたら、「日本の財政を考える」というページの左下のほうに、「財務大臣になって予算を作ろう!」と「予算クイズ」というバナーがあることに気づいた。

さっそく見てみると、年金、医療、介護・その他福祉等、公共事業、教育、科学技術振興、防衛、経済協力、食料安定供給、エネルギー対策、中小企業対策、地方交付税交付金、を「国民の声」により増減して予算設定、税制改正を行って、新年度予算を作る、というゲームだった。

この「国民の声」というのが意図的な気もして少々クセモノだけど、自分で財政のバランスを考えてみれば、ただただ「増税ハンターイ!」「介護保険の大改悪ハンターイ!」「○○の給付拡大!」「福祉の充実!」な~んて言ってる政党がいかに根拠のない妄言を言っているのかがわかる。

この予算作りゲーム、
税収という原資が少ないなら、何かで補わなければならない。
国債も「国の借金」だ、と騒がれるから増やせない。
かといって、国民は今の生活水準を落とす気はさらさら無い。
そのうち景気が回復して税収が増える、というのは希望的観測でしかない。
だから増税はやむを得ないんですよ、という結論を、財務大臣になってみた国民自らに導き出させるゲームなのかもしれない。

私自身は国債の残高を、なぜ「国の借金」だとするのか、皆目わからない。
国債は銀行をはじめとする金融機関が、その大部分を持っているわけだけど、その資金は国民のもの。
「借金」を返す先も国民。
で、その「借金」は国民のために使われる。
予算は国民のために使え、という人はいても、国民のために使うな、と言う人はいない。
国民のために国民のお金で買う国債を加えて予算を組んでいるのだし、日銀に国債を引き受けさせれば、あとは国と日銀のあいだの問題になる。
国家を維持していくため、国民の生活水準を維持するため、それをチャラにして何が悪いの?って感じ。

あんまり「借金だ、借金だ」って騒ぐもんだから、浅井隆氏のように「国家破産」だの「ハイパーインフレになる」なんぞと言って国民をおびえさせ、自身は本を売り、セミナーや会費で資金を得、「自己防衛」だと言い、外資へ日本人の資産を流出させるお手伝いをしている奴もいる。

日銀が国債を引き受けて、それがモトでハイパーインフレになるなら、よほど日銀は能無しなのだろう。
いやはや、日銀も見くびられたものだ。

結局、政府の狙いは、国債は、国の借金だ!、残高がすごいぞ!、返さなきゃ!、次世代へ先送りは出来ない!と煽っておいて、増税は仕方が無い事なんだと思わせようとしているのではないだろうか?

「亡国のイージス」を観る ◆これってネタばれか?◆

2005年08月09日 02時06分04秒 | Weblog
イージス艦「いそかぜ」副長、宮津:「海上警備活動の範疇では、こちらが攻撃しない限り、貴艦は機銃弾一発撃つことが出来ない」

対日工作員、ヨンファ:「よく見ろ、日本人。これが戦争だ」

宮津のセリフは、停船命令に従わなければ進行を阻止しなければならないと言う護衛艦「うらかぜ」艦長、阿久津に対して発せられた。
躊躇なく護衛艦「うらかぜ」を対艦ミサイルのハープーンで攻撃、撃沈させると、笑みを浮かべながらヨンファのセリフが。

こんなセリフがある事を知り、予備知識も無いまま「亡国のイージス」を観てみた。

冒頭のセリフの他にも日本の現状をチクリと刺すセリフが随所にちりばめてある。
たとえば、イージス艦「いそかぜ」がヨンファらに占拠されたことを受けて、国内では国家安全保障会議が。
閣僚と幕僚が揃い、そこへ内閣総理大臣、梶本が到着。「…なんで俺のときに」とつぶやきながら。
DAIS(防衛庁情報局)内事本部長、渥美と内閣情報官、瀬戸の会話にも頷くものがある。

私はまだ原作を読んでいない。
多分、もっと深くあじわえる作品なのだろう。
また、映画では登場人物の背景描写が抑えられ、観る側にゆだねられていたので、近く原作を読み自分の想像と原作をすり合わせて楽しもうと思う。
先任伍長(真田広之さん)とともにイージス艦を占拠した工作員らと戦う如月行(勝地涼さん)、対日工作員ヨンファ(中井貴一さん)と妹のジョンヒ(チェ・ミンソさん)、「いそかぜ」副長の宮津(寺尾聰さん)、ヨンファの部下である山崎謙二/ドンチョル(安藤政信さん)など、その背景が気になる人物ばかり。

自衛官が交わす言葉の意味や、作戦に伴う装備の名称など、よくわからない部分もあったけど、全体としては、なかなか楽しめた。

原作者の福井さんは『惑星直列が起きたんだ』と、よく言うそうだ。
理解を示し、全面協力をした石破前防衛庁長官、古庄前海幕長、伊藤広報室長、井上広報担当の4名が映画を立ち上げる時期、同時に防衛庁にいたからだと言うが、協力を得られるというのは原作を評価したからこそ。
こういう作品を映画化するのは、まだまだ先のことだと思っていたけど、周りがざわめきだしてきて、日本人の意識も変わってきたのかもしれない。



余談だけど、予告編で気になったのが藤沢周平さん原作の「蝉しぐれ」 

20年-
人を想いつづけたことはありますか

こんなテロップで始まった。

名作らしいけど、原作を読んだ事は無く、予告編を観てすぐに原作を読み、映画を観たいと思った。
NHKでも昨年末放送されたようで、そのとき脚本を手がけた黒土三男さんが監督・脚本を担当している。
この予告編は、こんな言葉で締めくくられる。


私たちが どこかに忘れていた
「日本人の気高さ」が、ここにある。


なぜか胸があつくなった。

子供が使う教科書なのに過激派、中核派が!!

2005年08月04日 15時24分29秒 | Weblog
教科書採択反対集会参加の中核派の活動家、暴行容疑で現行犯逮捕!

8月4日朝、杉並区で教科書の選定のための臨時会が開かれることになっており、扶桑社版の歴史・公民教科書の採択に反対する市民団体らが区役所を取り囲むという抗議行動があった。
9時過ぎ、この集会に参加しようとしていた男(45)が暴行容疑で現行犯逮捕された。

杉並区役所周辺では、扶桑社の教科書選定に反対する過激派・中核派の関係者がビラを配るなどしていたという。
暴行容疑で逮捕の男は黙秘しているものの、警視庁は政治団体「都政を革新する会」の事務局長で、中核派の活動家とみている。

子供たちの使う教科書の採択なのに、過激派・中核派がからむというのは、どういうことか。
市民団体といえばまともに聞こえるかもしれないけれど、えてして実態はこんなものだ。
力で封じ込めようとするのは、民主主義の根幹にかかわることであり、決して許してはならない。

焼肉の一人前って…

2005年08月04日 11時21分52秒 | Weblog
疲れたときって、うなぎも良いけど、焼肉も良い。
でも、焼肉のお肉の一人前って少なすぎないかぁ?

写真のカルビは二人前。どう見ても一人前100gは無い。
いろんな種類を食べることが前提だからかもしれないけど、
どーゆーワケか、どの種類も同じような盛り。
そして、どこのお店でも同じ。
ぅわっ、このお店は多いなぁ、な~んて記憶は皆無。
その逆はあるけどね。

はじめに注文するとき、二人前以上にする事が多いのも、
一人前は少ない、ってのが刷り込まれてるからかも。
お皿が来て見て、げっ、たったこんだけ?って記憶。


これ、一人前の単価を低く抑えて格安感を出しているのかとも思うけど、
毎回、平均支払額は一人当たり7000円~10000円ぐらい。
空腹だったりすると、軽く15000円は越える。
これにアルコール代が加算されると相当な支払額。
と、これを知ってて行くんだから、格安感は必要無い??

としたら、貴重感、高級感を出す為?
だったら一人前の量を増やして価格を上げても変わりない。

なんでどのお店も一人前が少ないんだろう??
これって致命的なイメージダウンの要素になりえる気がする。

なまじ一人前なんて書いてあるから、少ないって思うんじゃ?
g数と価格だけにしとけば○gを○皿とか、○○を○gって頼むし、
それこそ盛りが少ないとは思わないんじゃなかろうか。

戦後60年決議、こりゃなんだ?

2005年08月03日 19時26分07秒 | Weblog
まずは全文から(ソース) 

 国連創設及びわが国の終戦・被爆六十周年に当たり、更なる国際平和の構築への貢献を誓約する決議案(第一六二回国会、決議第六号)

 国際平和の実現は世界人類の悲願であるにもかかわらず、地球上に戦争等による惨禍が絶えない。
 戦争やテロリズム、飢餓や疾病、地球環境の破壊等による人命の喪失が続き、核兵器等の大量破壊兵器の拡散も懸念される。
 このような国際社会の現実の中で、本院は国際連合が創設以来六十年にわたり、国際平和の維持と創造のために発揮した叡智と努力に深く敬意を表する。
 われわれは、ここに十年前の「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議」を想起し、わが国の過去の一時期の行為がアジアをはじめとする他国民に与えた多大な苦難を深く反省し、あらためてすべての犠牲者に追悼の誠を捧げるものである。
 政府は、日本国憲法の掲げる恒久平和の理念のもと、唯一の被爆国として、世界のすべての人々と手を携え、核兵器等の廃絶、あらゆる戦争の回避、世界連邦実現への道の探究など、持続可能な人類共生の未来を切り開くための最大限の努力をすべきである。
 右決議する。



8月2日、衆議院で採択されたこの決議。
川崎二郎氏外二十名で議案提出という記録だが、衆院議長、河野洋平の指示、意向ということだ。
ったく、媚中朝貢議員・河野洋平はロクなことをしない。
教科書問題しかり、遺棄化学兵器の処理問題しかり。


決議案の内容がこれまた中途半端で、お粗末である。
日本が国連に加盟していないならいざしらず、加盟していながら「深く敬意を表する」とは、お笑いを通り越して馬鹿である。
世界の現実を無視して「世界連邦実現」などという絵空事を繰り広げる割には、軍事力拡大を続ける中国を批判することもない。
弾圧も侵略にも拉致問題からも目を背ける。本当に「世界連邦」を実現したいなら、言うべきことは言いなさいな。
万事が、そんなだから、こんな薄っぺらな内容になるのである。

人格者のごとき発言、行動はもうよろしい。
いいかげんで世界のすべての人々は手を携えつつも、足では蹴りを入れるのが現実であると認識してもらいたい。

「新しい歴史教科書」を読んでみた

2005年08月03日 17時45分23秒 | Weblog
周辺諸国、及び我が国の一部のマスコミが教科書採択をめぐり、まことにかまびすしい。
韓国からは岩手県大船渡市などに「侵略戦争を美化する内容の教科書は使わないでほしい」と、扶桑社の教科書不採択を求める手紙が届いたそうだ。
そこで、どこをどう「美化」しているのか、8月1日に発売された2006年度使用開始の「新しい歴史教科書」を購入し読んでみた。

表紙をめくると“日本の美の形”として時代ごとの文化の特徴と、土偶、埴輪、仏像、建築物、庭園、能面、絵などが美しい写真で紹介されている。

続いて、1890年のエルトゥールル号の遭難事故と日本人のかかわり、そして、その恩返しとなった、1985年のテヘラン日本人救出劇を取り上げているのが嬉しい。
子供達は感動とともに、日本人であることを誇らしく思えるのではないかと思う。

つくる会で「新しい歴史教科書」の内容を各時代公開しているので詳しくは書かないけれど、それぞれの時代の資料も多く掲載され、歴史上の人物も数多く記載、紹介してある。(参照
中学生のお子様がおられる方には、ぜひ使っている教科書と読み比べてみて欲しい。
多くの教科書に記載されている阿弖流為より、よほど重要な人物ばかりだと思う。
逆に、歴史上の人物が、これだけしか記載されていないのか?と驚くかもしれない。
かつて私の両親が驚いていたように。


近隣諸国がイチャモンをつける時代の記載についても、なんら問題があるとは思えない。
いったい、どこが気に入らないのか、さっぱりわからない。
不採択を求めて手紙まで出す韓国の人たちは、ネットで公開してる教科書の内容をちゃんと読んだのだろうか。


また、朝日新聞は7月30日の社説で「教室で使うにはふさわしくない」と繰り返している。
「光と影のある近現代史を日本に都合よく見ようとする歴史観が強すぎると考えるからだ」そうだ。
をぃをぃ、まるで近隣諸国は自国に都合よく見ようとする歴史観が強すぎてはいないみたいだぞ。

今回は、まず教科書選定の着目点が気に入らないらしい。

引用
「歴史教科書の選定にあたって、とくに着目する点として(1)北朝鮮による拉致問題の扱い(2)日本の神話や伝承(3)竹島や尖閣諸島の扱い、を挙げて一覧表をつくったことだ。」

「歴史教科書は、日本の長い歴史というものを教科として学ぶための教材である。この3点が大事でないというつもりはない。しかし、何よりも重要な項目だろうか。 」
引用終了

げっ、マジッすか?
では何が何よりも重要なのだろう??どうしてそれは書いてないの??


日本の神話や伝承については、日本には風習、地名、など神話に由来するものも多いので、郷土の歴史を調べてみようという子供の興味を引き出す点でも、この記載は望ましいものだと思うし、日本人としての精神を確立するためにも、重要なのではないだろうか。

また、拉致や竹島、尖閣諸島の問題を重要だと思えない朝日新聞のほうがおかしいんじゃないだろうか。

同じ日本人を助けようとしない人間が、他国民を救えるとは思えない。
横田早紀江さんは、拉致を自分の事として考えてみて欲しい、と毎回切々と訴えている。
重要だと思わない人は、自分が拉致されたとしたら、友好のためなら助けなくてもいいよ、と言うのだろうか。
もしくは、そのうち崩壊するだろうから、それまで待ってるよ、と言うのだろうか。

もし、拉致被害者のご家族が、軍事力を使ってでも救い出して欲しい、と言い出したら、とたんに手のひらを返して「右翼だ」と言いかねない。



同じように、自国の領土を守ろうとしない人間が、他国の領土を侵してはならないと考えるはずも無い。
また、領土を侵されるか侵されないかは、自分の国が他国を侵したか、という事とは別である。
他国が官民上げて領土だと主張しているのは、国にとって領土問題が重要であるからではないのか?
朝日がこれを重要でないと考えているなら、まず騒いでる国にそう言ってもらいたい。

こーゆー事を、何でもごちゃごちゃに考えるから、いつまでも謝罪するといった、至極ヘンテコな事をしてしまうのではなぁい?