最近見た映画

昨年6月に母が脳梗塞を発症して意識不明になったとき、私の中では母はもう
母ではないという意識がありました。3日後に亡くなったのですが不思議とあまり
涙はでなかったですよ。
この日が来るという覚悟がいつもあり、物体化した母の肉体から母は私の心の中に
しっかり移動してきた・・・目を閉じれば母がいつものように話しかけてきますし、
あの時このときの思い出が鮮明に思い出されます。

主人公が父の思い出がないまま、納棺しなければならない場面では涙が
あふれました。
その人の死が残された人たちにどんな思い出を残せるのか・・・
どんな生き様を残せるのか・・・それがこれから生きていく者の課題のような
気がいたしました。
是非、遅いけど”納棺夫日記”を読んでみようとおもいました。

”旭山動物園物語”
こちらは動物達のあるがままの生き生きとした生活ぶりを見せることに
いろいろ工夫をこらし、動物園をよみがえらせた。
愛らしい動物達を見れて、楽しい！うれしい！
大きな仕事をした園長が職場を去っていくのは、ちょうど今の我々の人生の時期
ともダブって哀愁を感じさせた。

3年前旭川市の近くの赤平という町に行ったのに、動物園によらなかったのは
大変ざんねんだったなぁ～