ワンコとマジョのくらし

マジョおばさんの毎日の暮らしを紹介しま~す。

風立ちぬ

2013-09-14 20:28:42 | 映画、本

昨日は久しぶりに一人シネマを楽しんできました。
今度は本当に引退と宣言してる宮崎駿監督の映画ですね。

前回ももう~作らないと言っておきながら再開したでしょう~
こんなクリエイトな仕事をしてると~終わった後・・・必ず虚脱感があって・・・もう~やりたくないんですよね。
今回も4,5年したら~また・・・必ず作りたくなるのではないかしら!
と思っているけど・・・

映画を見てきて!
やっぱり!
もう~
本当にやめた!と思いました。

だって!
この主人公堀越二郎がイメージと言われているけど!
宮崎駿監督自身が二郎だと!アタシは確信しました。



彼は美しい飛行機を作ることを夢見てるけど時代の流れで軍用機を作らねばならない。
戦争で使われる戦闘機を作ることに葛藤はなかったのかとか~いろいろ批評などがあるけど~
彼は純粋にサイエンティストなのだ。
目的の飛行機を作るのに科学的、技術的な知識を駆使して徹底的に没頭する。

それは監督のアニメーション作りで伝えたいことを美しく作りたい~に通じるように思える。

イタリアの飛行機設計のカプローニさんとの対話が一番面白かった。
今回のこのアニメは二郎の生き様がメインストーリーだ。
いつものファンタジックな描写はないので子供向きではない。
けど
カプローニさんが設計した飛行機は楽しい!素敵だ。
この飛行機の映像を探したがなかった。
興味のある方は是非見に行ってください。
二郎とカプローニさんの対話は監督自身の対話ではないかなと思った。


そして掘辰夫の小説からイメージした菜緒子さん。
彼の作品に出てくる女性は生命力豊かな生き生きとした女の子が多い。
たしか・・・村上春樹のノルウェーの森のヒロインも・・・確か・・・直子・・・だったかな?
なにか・・・はかなげな・・・命の火が消えそうな・・・女性像が好まれる・・・かな?!
掘辰夫さんの小説もそんなところが好まれる?!

婚約シーン、結婚シーンなんか~
もう~笑えてね!・・・もう少し・・・違う描写ができなかったかと・・・惜しまれる!
もう~少女趣味的なアニメでしかないわ・・・
カプローニさんとのファンタジックな楽しい面白い意味の深い会話も・・・感動が少し台無し・・・

ゼロ戦機は一機も戻ってこなかったけど・・・
堀越二郎さんは戦後も技術者、教育者として活躍する。

監督は引退するけど、やりたいことがあると言っている。
アニメーション監督としては終わりだけど・・・次はなにをやってくれるんだろうか?!

ユーミンのひこうき雲”はやっぱ名曲よね



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (wakame)
2013-09-16 23:18:26
majyoさんも♪CD♪さんも良い評価ではないですね。
どうしようかな~と思っていますが・・・
宮崎駿監督の最後の作品は映画館へ行こうと思っています(*^_^*)
時間を作らねば・・・
返信する
見てから (majyo)
2013-09-17 16:13:18
wakameさん
アタシもやっぱり最後の作品はシアターで見たいと思いました。
いろいろ批評もあるけどやっぱり見ておきたい作品ですよね。
返信する

コメントを投稿