入院時、記憶が無い。
意識がほとんど無かった。
夢か現か、まぼろしか・・・。
私の脳裏には、砂漠のような荒野、極彩色の江戸小紋のような柄の服と、近未来のような機械、ロボットが見えた。
マッドマックスという映画のような光景である。
人は死に掛けると、あの世を垣間見るという。。。
では、私の夢に出てきたのは、地獄だったのか。
私がそういう人間である証明だ。。。
だんだん、周りの状況を、理解でき始めたころ、
ベットの上に主治医の名前を見つけた。
だが、主治医と対面するのには、数日かかった。
相手が主治医だったかどうか、記憶が定かではないが。
院長先生だったかも。
「ベットへ回診に行くと、『いつ、退院できますか?』って、そればっかり言ってた」・・・らしい。
ダーリンは何日か会社を休んだが、娘は休まなかった。
そして、娘は、4時に下校してから、ダーリンが帰宅するまでの3時間、はじめてのお留守番をすることになった。
私が退院を切望した理由である。
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私はこの記事を、もうすぐ迎える「その日」のために、それを受容するためにエントリーしました。
コメントは無用デス。
私のエゴイズムです。ごめんなさい