突然,不治の病になりましたとさっ。

病気が大っキライです。
何年経っても受容できず、コントロールの愚痴、毎日の出来事を愚痴る後ろ向きブログです。

ハイレベルセミナーを考える。

2014年07月16日 | DMお勉強

いやー、私なんぞがエラソーな事も立派な事も考えていませんが・・・。

 

今年の大阪学会は、患者さん達のご参加も少なくなかったようですね。

お目に掛かりたい先生方も多かったし、以前に、ご一緒したお仲間さんからも誘っていただいたけど、たぶん、もう行かないと思います。

やっぱ、患者会のリーダーでもない「ペーペーの患者」の私には、敷居が高いです。

 

 

さて、本題です。

私が言うところの「ハイレベルセミナー」への参加は、ドクターが10000円、医学生が0円なんです。

患者の参加費はいくらだと思いますか?

先生方と同じ10000円なんですよー。

主治医センセに、そのオハナシをした時、センセも驚いていらっしゃいました。

きっと、患者が参加するっていうことすら想定外なんでしょうね。

医学生がタダで、患者の私が10000円ってヒドイと思いませんか?

 

ただ、3日間、DMをみっちり勉強できるし、正直、私には、どんな勉強会より学ぶことが多かったです。敷居の高さを別にすれば・・ね。

 

 

  ♪

 

そーんな私を尻目に、学会についての学生さんの意見です。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/yakugakusei/201407/537477_2.html

登録がないと表示されないようなので、以下コピペです。

長かったらゴメンデス。

  「学生は10000円払わない分、勉強せいっ!! それが本分でしょ!! 」  by my

 

 

     ♪

 

 

以下、毎度の無断コピペm(._.)m

日本薬学生連盟の「薬学生の主張」

薬学生が学会に参加する意義はどこにある?日本薬学生連盟学術委員長 日高玲於

 DI Onlineをご覧の皆様、はじめまして。2014年度日本薬学生連盟学術委員長を務めます北里大学薬学部薬学科5年の日高玲於と申します。

 「学会に参加する」といったときには主に、所属する学会の学術集会や年次大会などの会場に出向き、口頭発表やポスター発表を聞きに行く「傍聴」と、自らが口頭やポスターで「発表」する2つの意味があると思います。私たち学術委員会では、学生を集めて学会を傍聴しに行く「学会ツアー」(写真)や、委員会の学生がアンケートを実施して結果をポスターなどにまとめて学会で発表する「学会発表」などの活動を行っています。

「学会を知らない」薬学生
 薬学生にとって、学会は非常に遠い存在です。それは薬学生が「学会を知らない」からです。この「学会を知らない」には、そもそも「学会という存在」を知らないという意味と、「学生が学会に参加していいのか」を知らないという意味の2つがあると思います。年次が進むにつれて後者が多くなります。実際、「学会って学生が参加していいの?」という声は、多くの薬学生から聞かれます。

 そして薬学生の最も一般的な悩みの一つに、「大学で学んでいる内容が、現場に出てからどのように役に立つかが分からない」ということがあります。これが大学での勉強のモチベーション低下につながっています。私たちは、この悩みを解決する場として「学会」があると考えています。学会は、現場で活躍する専門家が集まり、ご自身の活動や考え方、実践した結果などを発表する場です。そこには、「大学で学んでいる内容が、現場でどのように役に立つのか」が凝縮されていると思います。

 日本の薬学生は、大学によって差はありますが、3年次から5年次で研究室に正式に配属され、6年次で卒業研究発表をします。弊団体の代表、阿部が書いた通り、6年次のスケジュールは大学によりまちまちではありますが(2014.6.9「『国試に通りさえすれば同じ薬剤師』って、本当ですか?」)、大学内での発表とは別に、学会で発表をさせる研究室も多くなってきました。

 そして、ほとんどの薬学生は、6年生の卒業研究をポスター発表しますが、学会に参加するタイミングはそれだけです。自分の卒業発表で参加したとしても、その後も継続して学会に参加するケースは、ほとんどないと思います。

 私は、学会発表の価値は大きく4つあると考えています。
(1)テーマ設定や先行研究を調べる際などで「専門知識」の習得
(2)1つの発表にまとめる際での「論理的思考」の実践
(3)発表で相手に伝えるための「プレゼンテーション能力」の向上
(4)学会という場で発表する「社会発信」

 これらは薬剤師の専門性として非常に重要であり、だからこそ薬学生のうちに、これらに触れる意味があるのではないでしょうか。とはいえ、これらはたった一度の卒業研究で体得できるものではありません。薬学生のうちから、より意識して学び取らなければいけないものだと思います。

実際に学会に参加してみて
 私たちは、日本薬学会、日本生命倫理学会、日本社会薬学会など、薬学系、医学系、人文科学系の様々な学会に参加してきました。その経験から、学会への参加は薬学生にとって敷居の高いものではないと分かりました。傍聴なら、当日その会場に行けばよく(事前申し込みが必要な学会もあります)、学会の中には学生料金で安く参加できるものもあります。無料で参加できる学会も……。

 学会に参加して最も意外だったのは、薬学系の学会にも多職種の専門家が参加していたことです。例えば、日本中毒学会には、薬剤師だけでなく、医師や獣医師、科学捜査研究所の研究者も参加していました。中毒が薬学の分野だと思って参加したので驚きました。このほか生命倫理系の学会には、倫理学者や法学者、医師や看護師がパネルディスカッションを行っていました。薬剤師として現場に出て、様々な職種の方々とチームを組み、医療に携わるのは普通のことかもしれませんが、大学の講義だけではなかなか肌に感じることはできません。

 昨年3月に日本薬学会でポスター発表した際には、私たちの発表を現場で活躍されている薬剤師の方々が熱心に聞いてくださり、たくさんの質問をいただきました。

 これら学会への参加は、私の価値観に考え方に大きな変化を与えました。そして、これからの薬学生は、当たり前に経験しなければならないことではないかと考えさせられました。

 薬学生には、薬剤師になる前に社会に出る前に、学生のときにしか学べないことやできない経験、広げなければならない視野など非常に様々なことがあります。これらは学部教育や国試対策ですべて学べるものではありません。多くの薬学生は、薬剤師免許を取得することを目的として大学のカリキュラムをこなしています。しかし、社会が薬剤師に求めていること、薬剤師が発揮できる職能、薬学部のカリキュラムなど、薬剤師や薬学生を取り巻く環境が劇的に変化している今、カリキュラムをこなすだけでは到底足りないのは明白です。

 現場でどのようなことが行われているのか、現場の薬剤師がどのように考え、どこに向かっているのかを、薬学生が学ぶことはもはや、学生としての“努力義務”になってくると感じています。

 また、専門の薬学に加えて、医療人としての態度や覚悟が求められる今、薬学生として、一歩、外に出なければなりません。この「一歩、外に出る」方法として、学会への参加は最適です。これからの時代は、一歩、外に出て自分の景色を変えた薬学生が、これからの医療に、これからの社会に必要になると確信しています。