先日、札幌へ2泊3日で旅行してきた。
仕事関係でなくの旅行は久しぶり。
そして札幌は4年ぶりでした。
旅先からこのブログにもUPしたとおり、
名古屋からは就航したばかりのジェットスターで行った訳ですが、
片道6500円程度とその値段に驚きです。
時間と距離と値段の感覚が崩れていきます。
前回の旅先ブログで、一部報告したので、今回はそれ以外の部分をまとめて。
●北大でランニング
北大の中央道路 気持良いランニングコースですね
泊まったホテルが札幌駅の北側のホテルフィーノ。たまたま前回と同じホテルでした。
そこから数分で北大。
ということで、毎朝北大のキャンパスをランニングしてきました。
構内の真ん中を南北に走る道路が往復で2キロほど。途中、ポプラ並木を見たり、
クラーク像の写真を撮ったりと観光ランニングです。
同じようなことを考える人も多いようで、何人かの観光客らしきジョガーもいらっしゃいました。
有名なポプラ並木 入れませんが…
●札幌地下道
札幌駅から大通駅までの地下道 味気ないけど便利
札幌駅と大通公園まで地下道が完成していました。冬が長い札幌ではこの地下道は超便利。
それ以外の季節でも、札幌の街って歩車分離信号で結構信号待ちが長い。
それが無いだけでもストレスがないです。
ただ観光客にとって地下道って旅行感はないですけど。
●「探偵はBARにいる」
ちょうど「探偵はBARにいる2」の公開が近かったこともあって、
ラッピングバスなどあちこちで映画の宣伝を見かけました。
ススキノが主な舞台ということで、ポスターにもなったNIKKAの看板がある交差点で1枚。
大阪がロッテのネオンサインがシンボルマークなら札幌はここ
つづいて。
作品にたびたび登場する「喫茶モンデ」はすすきの0番地の「喫茶トップ」で撮影。
老舗らしいです。
映画の舞台をまわるというのはテンションあがりますね。
1作目は旅行前にテレビでやっていたのを鑑賞。
2作目は旅行後に映画館に行ってきました。感想はまた今度。
ちなみに3作目もあるそうです。
●市電
市電が走る街って素敵です
「探偵はBARにいる2」でも出てきた市電。
外から来た者にとっては、札幌に市電が走っているイメージはない。
たまたま乗ってみたのだが、すすき野方面に向かうにつれどんどんお客さんが増える。
市電なんで、そんなに需要もなくガラガラだとタカをくくっていたのだが…。
ベビーカーを持って入ったのだが、ベビーカーをたたむところで
子供が泣き出しどこかのおっさんに怒鳴られる始末。
そのとき、周りの人が降りて下さいとおっさんに言うというような
FACEBOOKで回っているイイ話はなく、
かわりに隣の子連れのお母さんが手伝ってくれました。
この市電コの字形に札幌市内の南部を走っている。
住宅地と繁華街をつないでいて、環状線にする計画もあるという。
路面電車があるだけでも街の雰囲気が変わりますね。
ライトレールの導入とかになるとまるでヨーロッパの都市のようになり、
これまた北海道らしい雰囲気ですけどね。
●石狩市はまなすの丘公園
小樽も何回も行ったし、今回はどうしようかなぁと思っていたところ、
北海道で行くべき場所というNAVERまとめで載っていたので訪れた場所。
札幌からレンタカーで約30分ほど。
石狩川の河口あたりに広がる広野の公園。
公園といってもこの季節はまだハナマスも咲いていなくて、
砂地と草の中を延びるボードウォークを散策するのみです。
個人的にはその荒涼とした風景がとても素敵でした。
曇天ということもあるのですが、
石狩灯台のカラフルさと荒野の色の少なさの対比が最果ての地のイメージどおりです。
それはまるでアイスランドの荒野を思い出しました。
あとこのはなますの丘公園のそばにあるカフェ「マウニの丘」へ。
西の海に向かって大きな窓ガラスがある店内。その眺望がステキです。
これがその大きな窓。
カップルでソファに座ってこの眺望を見ながら時間を過ごしているのがロマンチックです。
1人で本を読む三十路前後の女性もステキ。
老夫婦になっても旅行し訪れて有意義な時間を過ごしている方もステキ。
そんな絵になるカフェでした。ゆったりと時間が流れています。
あと名物?の「ふわとろチーズケーキ」も美味しかったです。
店員のおばちゃんが推してました。
ちなみにこの「マウニの丘」も「探偵はBARにいる」の中で右翼のアジトとして撮影されました。
カフェのイメージとは全然違いますが、1階部分が郷土料理屋でその門構えが使われていました。
●お寿司
札幌滞在中、お寿司を何度か食べましたが、
一番美味しかったが卸売市場のそばの「若駒」というお寿司屋。
さすが市場の隣の寿司屋
お寿司はもちろん、アスパラの塩茹でも旨い。
何よりも大きさにビックリ。
この太さに驚きです
海のものもあれば農産物も美味しいのが北海道ですよね。
●モエレ沼公園
直線で描かれる公園。北海道だからできた公園ですよね。
あとタンポポが咲き乱れていました。
前回の北海道旅行で初めて行ったモエレ沼公園。
イサムノグチ設計の公園ということでどこを撮っても絵になる公園で
妻共々すっかりお気に入りスポットになりました。
今回は子どもを連れての再訪です。
5月という新緑の北海道というイメージ通りでした。
休日ということもあって多くの家族が
広大な芝生の上でデイキャンプをしたり、スポーツをしたり…。これぞ北海道の休日です。
前回はほぼ素通りだったイサムノグチ設計の遊具も1歳半の息子の心を捉えたらしく、
登ったりくぐったりして遊んでいました。
普通の公園の遊具と違うので、
普段とは違う子供の写真がとれます(親バカですね)。
●ボーイング787
新千歳空港でのからの帰りの便を待つ時に、787に遭遇。この日から運行再開だったらしく数機並んでいました。
やっぱりこういう巨大な機械モノに心踊るのは男の性なんでしょうか。
こんな2泊3日の北海道旅行。
今回は札幌だけの滞在だったのですが、
どうして北海道だけ日本のようなカンジがしないのかを考えてみました。
札幌は都会ですが、15分も走るともう光景が日本ではない。広野が広がっています。
そして北海道には歴史がない(アイヌ文化とかいうことはおいておいて)。
しかし自然がある。
北海道は、入植以後、自然を開拓して作ってきた。
その精神は古くからの自然と共生をしてきた日本人とは少し違うものある。
それが北海道を外国のようなシャレた雰囲気を醸し出す原因の一つな気がします。