Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

2012年の目標はどこまで達成したか?

2012-12-30 14:57:27 | やりたいこと
毎年恒例の今年の目標チェックです。


<健康>
・フルマラソン 4時間半
 春に4:40、秋に4:30を目標に
⇒× フルマラソンは走っていません…。
   ハーフは春に名古屋シティマラソンで1:50で一応自己ベスト更新。

・体脂肪 13% 体重 57キロ
⇒○ 体脂肪は12%程度 体重は56キロ。
   秋に熱を出したりノロだったりで、激やせしたおかげかも。

<教養>
・英語をがんばる
 TOEICを受験。550点ぐらいには。
⇒× 全くやってません。

・映画 50本
⇒× 10本。全然見ていません…。

・本 50冊
⇒△ ブログに書いたものだけで39冊。多分50冊弱といったところ。
   まぁまぁですね。

<旅行>
・海外旅行…どこか1回
 (キューバ・ブラジル・ボリビア・ネパール・モロッコ・ジンバブエ・マダガスカル・南アフリカ)
⇒○ ミャンマーに行きました。

・国内旅行…どこか1回
 (小笠原・石見・津山)
⇒× 東京とかは行きましたが…。

・東海道を自転車で東京まで行く

⇒△ 名古屋~静岡までは行きました。残りは来年です。

<仕事>
・新規事業を手掛ける
⇒× うーん、全然。

・誇れる仕事をする
⇒△ 一応、来年あたまに完成するものが一つありますが…。

<習慣>
・早起き7時起き
⇒○ 子供ができたせいです。

・週三回のジョギング
⇒△ 67日していました。週1日強です。走っている月と走っていない月の差が激しい。

・子育てを手伝う
⇒△ お風呂ぐらいです。

・腹筋、腕立て、ストレッチを毎日
⇒△ ほぼやっています。ストレッチはあんまりやらなかったなぁ。

・料理を覚える
⇒× 全然やってません。

<その他>
・本の出版
⇒×

・写真展の開催
⇒×

・特許を取る
⇒×

・NPOに参加する
⇒×

・資産運用で100万円以上の利益
⇒△ 不労所得としては25万円程度です。株価は騰がってまぁまぁ。


言訳としては子供ありきの生活だったということでしょうか。
まぁおかげで早起きはするようになりました。
逆に一人でぷらっと旅行なんてことはしづらくなりました。
(ミャンマーには行きましたが、バチが当たりました)

習慣部分は少しできてましたが、ビジョン的なものが全然。
このあたりは来年にこそは。


2011年の目標はどこまで達成したか?
2010年の目標はどこまで達成したか?
2009年の目標はどこまで達成できたか?
2008年の目標はどこまで達成できたか?
2007年の目標はどこまで達成できたか?

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷/塩野 七生

2012-12-24 23:52:20 | 本・雑誌
チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷/塩野 七生


「ローマ人物語」の塩野七生の初期の作品。
そこには彼女がこの後に書き進めるイタリア史の様々な要素が詰め込まれている。

主人公はローマ法王の息子として生まれたチェーザレ・ボルジア。
イタリア統一という壮大な夢を追っかけた青年である。
法王の後ろ盾もあったり、フランスを味方につけたりと政略を巡らせ、
まさしく破竹の勢いでイタリア北部の小国を束ねていく。
あくまで冷徹に徹する彼の姿の描写は、熱を帯びる。
レオナルド・ダ・ヴィンチと手を組み祖国統一を目指すあたりは
読んでいて怖いぐらいである。

しかし人生の暗転は突如、訪れる。
法王である父とともに病に倒れるのである。
そこからの彼の人生は、それまでの何をやっても成功するいままでの人生とは180度違う。
すべてが裏に出る。
そして最後、彼はイタリアを離れスペインに渡り幽閉される。
そのあと逃走し、亡命先の戦場で死す。
この逃亡劇のあたりは、彼自身こんなはずではなかったと思っていたのではないか。

彼が死んだ時、まだ33歳であった。
これほどエキサイティングな33年間があるのだろうか。
本当に濃密な時間が凝縮されているのがわかる。


人生の光と影。
女神は気まぐれ。
人の人生として本当に面白いものを読ませてもらいました。

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法/橘 玲

2012-12-23 22:25:31 | 本・雑誌
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法/橘 玲

この世は自己啓発ブームである。
そんな自己啓発本の否定をこの本では述べられている。

自己啓発本の論旨は以下の4つ。

①能力は開発できる
②わたしは変われる
③他人を操れる
④幸福になれる

この4つをそれぞれ否定している。
これにはなかなか衝撃的な内容でした。
(生物学的な話などちょっと??で都合の良い資料だけ出しているのでは?という部分もあるが…)

本書の中で印象的だったフレーズをいくつか。

・能力の多くは遺伝で決まる。つまり「やってもできない」ことが多くある。

・知能のうち、高度資本主義社会では、言語的知能や論理数学的知能が評価され、
 音楽的知能や運動的知能は評価されない。

・好む好まざるにかかわらず能力主義の世界で生きていかなくてはならない。

・ひとの働く価値は、「学歴」「資格」「経験」の3つで決まる。


で、結論は、

それでも「好き」を生かしてそのジャンルの中で1番になることを目指すしかない。
そしてその「好き」をビジネスモデル化しないといけない。

他のビジネスモデルの中に身を置くのではない。
(バイク便の例を示しています)

とのこと。

世の中は厳しいね。

「20円」で世界をつなぐ仕事/小暮 真

2012-12-17 23:08:36 | 本・雑誌
“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事/小暮 真久


「TABLE FOR TWO」というサービスを展開するNPOの代表が著者。
この「TABLE FOR TWO」の活動は、社員食堂でローカロリーな食事を提供する。
その食事の代金のうち20円をアフリカ途上国での食事代として寄付するという仕組み。
この仕組みが面白いのは、先進国で寄付をする側の人間も、
ローカロリーという健康に良い食事をしながら社会貢献できるという点。

本書は、著者の生い立ちから事業の説明を追って説明している。
その中で、著者がコンサルにいた経験が綴られている。
コンサルで得たものは多く、それが今のNPOの運営でも生かされている。

本書では事業の軸を確認するためのフレームワークについて簡単に言及されています。
具体的には、


①Purpose(目的・達成目標)
 →テーブルフォーツーのミッションは何か。

②Partnerinng(提携)
 →どんな組織・団体とどのような形態で連携していくか。

③People(組織・人事)
 →どんな人たちを巻き込んでいくか。組織づくりに必要な人はどういう人か。

④Promotion(宣伝・広報)
 →ミッションや活動をどんな媒体・手段でどのように伝えていくか。

⑤Profit(利益・成果)
 →どうやって事業収益をあげて目標を達成するか。


という5つの「P」を徹底的に考え抜いて事業の軸をつくります。
考え抜いた軸を「しくみ」に落とし込み、
一般の人が気軽に(気にならないぐらいで)使ってもらえるようにする。
この気軽に使ってもらえる「しくみ」に落とし込むのが大事だと思います。
この「しくみ」でのストレスを無くすことが、
一気に一般の方に事業が拡散するポイントなんだろうと。


やっていることは社会起業ですが、
一般のビジネスプロジェクトにおいても
このあたりはためになるお話でした。

ゴルフ 森林公園ゴルフコース

2012-12-15 23:09:28 | スポーツ
半年ぶりのゴルフでした。
午前中は雨で、荒れたフェアウェーというゴルフ下手な僕としては、
すぐれないコンディションでした。
唯一、それほど寒くなかったということがよかった点でしょうか。

で結果は、

IN  58
OUT 60
合計 118

という結果に。
半年に1回では、こんなもんですね。
どんどんスコアが落ちていく…。

巨大バッタの奇蹟/室井 尚

2012-12-04 22:44:09 | 本・雑誌
巨大バッタの奇蹟/室井 尚


2001年から始まった横浜トリエンナーレ。
その1回目の最も目立った作品であった
インターコンチネンタルホテルに貼りつく巨大バッタ作品が一部始終が
制作者の側から語られます。
この巨大バッタ作品は、著者である室井と椿昇の2人の共同作品である。
作者の一人が語るのだから、リアリティにあふれるストーリーを読むことができます。

単に巨大バッタと言うが、それはバルーンでできており、
その制作・設置の過程でのホテルや建築会社との交渉、
バルーン制作会社(これがひどい)とのやりあい、
学生チームの行動などその苦労がこれでもかと書かれています。

そしてもう一つの側面は、金銭面。
普段語られることが少ないアート制作の金銭面を具体的な金額を出しながら、
その金策の苦労、値切りなどがリアルに描かれています。

こうした制作と金銭という2面から見ると、
これはアートというよりもある事業プロジェクトのドキュメンタリーを
読んでいるような気分になります。

とっかかりはアートであっても、アート自体、
一部の作家を除きお金が潤沢にあるわけではない。
芸術でもマネーと向き合う大事さが求められるわけです。
(村上隆氏はこのあたりをきっちり述べていますよね)

もうひとつ、このプロジェクトの成功には、
学生の力というものが欠かせませんでした。

「最近の若者は」なんてことを言う人も多いですが、
お題を投げかけられ、それに必死にしがみつく人間は、
やはり何かを得て、大きくなるのだろうなぁと思います。
特に若いころは、その成長力や眼を見張るものがあります。
本書でも、設営に関して、思考錯誤を繰り返し、
プロ顔負けの作業をするようになっています。


夢だけではない、アートの現実とその面白さは、
社会の他のプロジェクト進行と同じ。
そんなことが分かる一冊。

自分思考/山口 絵理子

2012-12-02 20:33:55 | 本・雑誌
自分思考/山口 絵理子


著者は、バングラディシュ産のバッグをつくり、販売する「マザーハウス」という会社を興し、
ことで社会企業家として注目されている。
この「マザーハウス」の設立の苦悩は、
既刊の『裸でも生きる』『裸でも生きる2』の2冊でしっかり書かれている。
こちらの2冊を読んだ上で本書を読むと、多分に重なっている部分もあり、
それが彼女に思考の軸になっているのだと思う。

本書は、そんな彼女の思考をエッセイとしてまとめており、
「みつける」「一歩をふみだしてみる」「続けてみる」の3部立てで構成されている。
読み応えのあるのは、
「みつける」と「一歩をふみだしてみる」という部分であろう。
それは彼女が通ってきた道であるからだろうし、
「続けてみる」の部分が不安定なのは、今そこにいるからだろうと思う。

人生は、やるかやらないかの2つしかないというのは簡単だが、
この「やる」という部分がなかなか大変である。
そして「やり続ける」のはもっと大変。

「やり続ける」ことによって掴んだ「夢」。
「夢」を叶えることが、幸せだとはどこにも書いていない。
それでも「夢」を追うプロセスが大事だという。


そして

考えることをやめてしまった人は恐ろしい。
一旦思考停止になった時に、人間としての進歩も成長も終わってしまう。
自分自身で時間をかけて悩み考えた答えは、自分の人生に一つの軸をくれ、
個性をくれ、人を巻き込む力をくれるものだと思う。

と本書のあとがきでのべられている。
考えることから逃げることは簡単だけど、
それでは、人生終了。

まずは考えることから。そして実行。継続。

ビルマの竪琴/竹山 道雄

2012-12-02 15:28:22 | 本・雑誌
ビルマの竪琴/竹山 道雄





ミャンマー旅行中に読むために買いました。
だって多くの日本人にとってミャンマーと言えばビルマ。
ビルマと言えば竪琴でしょう。
おそらく小学生の時に一度は読んだはずなのだが、
いまいち内容に覚えがなかった。

主人公、水島が僧侶になるのはなんとなく覚えていたが、
水島は日本人の戦没者の遺骨を集めるためにビルマに残るという話だったのですね。
そんな話、美しい話だったのですね。

著者は、ドイツ文学者で唯一の児童小説ということをあとがきで読んで驚いた。
そしてもうひとつ、このお話がフィクションだったということ。
えぇーーー。
もともとは中国の山奥を設定として書こうと思っていたという。
このあたりの制作秘話が書かれたあとがきも含めて、是非読んでおきたい1冊です。


本書の中から。

ビルマは未開という意見に対して、
日本人(当時)は、一度軍人になる。
ビルマ人は一度僧侶になる。
どちらが豊かか?

考えさせられる1冊。